ベテラン刑事・有馬英治(舘ひろし)は、
国策で創設された機関「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。
死刑囚の冤罪の可能性を調査する「誤判対策室」には有馬のほかに
若手エリート弁護士・世良章一(古川雄輝)と
検察庁から左遷された検事の春名美鈴(星野真里)が所属する。
凄腕で知られた有馬だったが、
かつて担当した事件で無実の者を冤罪に陥れた過去があった。
世良と春名をよそに、定年までを惰性で過ごす有馬にとって
「誤判対策室」での日々はどうでもよかったが、
ある時一つの事件の情報を入手する。
なぜか有馬は取り憑かれたように
その事件を調べ、一人の確定死刑囚・古内博文(康すおん)にたどり着く。
かつての事件への贖罪の気持ちと冤罪を疑い必死になる有馬は
ついに隠されていた真実をみつけるが、すでに古内の死刑執行は迫っていた。
お薦め度★★★★