
気がつくと「彼」は上昇するリフトの中にいた。
待っていたのは彼と同世代の若者たち。
周囲を高い壁に囲まれ森や草地が広がる場所“グレード”には、
月に一度、生活物資とともに自分の名前以外の
すべての記憶を失った一人の少年が送り込まれるという。
「彼」もまた、自分の記憶が全くないことを自覚する。
「彼」はリーダーのアルビーに壁の向こうへ行かないよう言い渡される。
そして、2番目のリーダーのニュートから、
壁の向こうは巨大な迷路だということ、
数名の“ランナー”といわれる精鋭が出口を求めて
朝から晩まで危険な迷路探索に挑んでいるが、
未だ迷路の構造も謎も解明できずにいることを知らさせる。
その夜の新入りの宴で、腕試しの勝負をした「彼」は
頭を強く打った拍子に、
自分の名前が「トーマス」であることを思い出す。
翌日、ランナーのベンが夜にしか出現しない謎の怪物に襲われてしまう。
さらに、謎を解明するためアルビーとランナーのミンホは迷路に入るのだが……。
トーマスの出現により狂いだした調和と大きく動き出した謎。
果たして迷路に隠された秘密とは!?
ハラハラドキドキはあるが中味が…
お薦め度★★★