
病弱な朔を見守るちょっと天然な修太(福士蒼汰)、
生意気だけど憎めない朔(野村周平)、
そんな凸凹コンビに寄り添う活発なミチル(本田翼)の三人は、
小学生の時からの大親友。
秘密もなく、何をするにも一緒にいるのが当たり前だった。
高校2年生の冬、幼馴染への恋と友情の入り混じった曖昧な関係のなか
イギリス留学が決まったミチルは、
二人への本当の気持ちを打ち明けられないまま、
黙って旅立ちの日を迎えていた。
出発当日、想いの綴られた手紙を受け取った朔は
急いで駅に駆け出すもそのまま帰らぬ人となり、
一人残された修太は朔の死に負い目を感じ、
その日から時が止まったかのように二年が過ぎた…。
そして迎えた朔の三回忌、
修太はふとしたキッカケで
朔の死ぬ前日の“あの日"に戻ることになる。
「きっと全て元通りにしてみせる」。
朔の命、ミチルの想い、三人の失われた時を取り戻すため
江ノ島の“今"と“あの日"を行き来する修太。
そんな過去を変えようとする修太に
思いも寄らぬ危機が忍び寄る。
徐々に変わりつつある“あの日"、そしてミチルの手紙の本当の意味。
修太が最後に選んだ決断とは・・・。
余りにも青春青春していて痛すぎる。
お薦め度★★★