
1935年アメリカ、テキサス州マーシャル。
人種差別が色濃く残るこの街には「白人専用」施設があふれ、
黒人たちは虐げられていた。
この歪んだ社会を正す方法は「教育」だけ。そう信じる教師トルソンは、
黒人の若者に立派な教育を施すという夢の実現に向け、
ディベート(討論)クラスを立ち上げる。
そして、彼の熱意に触発された、勇気ある生徒たち。
やがて討論大会に出場し始めた彼らは、
黒人というだけで経験してきた悲しい過去や秘めた怒りを「言葉」という武器に託し、
大勢の観客たちの心を動かしてゆく。
だが、彼らの活動が、人々の注目を集め始めていた矢先、
トルソンの言動を「過激すぎる」と問題視した学校側は、
ディベート・クラスにまで圧力をかけ始め…。
ディベートがこんなに熱くなるものなのか?
感動がある。
お薦め度★★★★