5月22日からヤフオクドームでの福岡ソフトバンクホークス戦でした。
序盤にチャンスを逃しまくって嫌な感じの零封負けとはならず、
終盤に次戦に繋がる3点を奪っての希望の残る敗戦でした。
毎回のようにあったチャンスをものに出来なかった序盤が悔やまれます。
では、その試合結果を確認します。
2018年5月22日(日) ヤフオクドーム(18時試合開始) 福岡ソフトバンクホークス戦 7回戦(3勝4敗0分) 観客数:38489人 試合時間:3時間12分 | |||||||||||||||||
T E A M | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
L i o n s | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 8 | 0 | |||||
H a w k s | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | ✕ | 5 | 9 | 0 | |||||
球審:本田英志 / 塁審(一):小林和公 / 塁審(二):木内九二生 / 塁審(三):杉本大成 | |||||||||||||||||
勝利投手 | 攝津(H)1勝0敗0S | ||||||||||||||||
セーブ | |||||||||||||||||
敗戦投手 | カスティーヨ(L)2勝3敗0S | ||||||||||||||||
本塁打 | L | 金子一1号(9回ソロ) | |||||||||||||||
H | 中村晃5号(4回2ラン) | ||||||||||||||||
盗 塁 | L | 源田1個 | |||||||||||||||
H | |||||||||||||||||
バッテリー | L | カスティーヨ、小石、野田、ヒース、松本 - 森 | |||||||||||||||
H | 攝津、嘉弥真、加治屋、モイネロ、森 - 市川 | ||||||||||||||||
スターティングメンバー | |||||||||||||||||
H a w k s | L i o n s | ||||||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打順 | Pos | 選 手 名 | ||||||||||||
1 | 左 | 中村 晃 | 1 | 中 | 秋山 翔吾 | ||||||||||||
2 | 遊 | 髙田 知季 | 2 | 遊 | 源田 壮亮 | ||||||||||||
3 | 中 | 柳田 悠岐 | 3 | 二 | 浅村 栄斗 | ||||||||||||
4 | 指 | デスパイネ | 4 | 一 | 山川 穂高 | ||||||||||||
5 | 三 | 松田 宣浩 | 5 | 捕 | 森 友哉 | ||||||||||||
6 | 右 | 上林 誠知 | 6 | 三 | 外崎 修汰 | ||||||||||||
7 | 一 | 福田 秀平 | 7 | 左 | 栗山 巧 | ||||||||||||
8 | 捕 | 市川 友也 | 8 | 指 | メヒア | ||||||||||||
9 | 二 | 本多 雄一 | 9 | 右 | 金子 侑司 | ||||||||||||
投 | 攝津 正 | 投 | カスティーヨ | ||||||||||||||
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | |||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打率 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死 | 犠打 | 盗塁 | 失策 | 本塁打 |
1 | (中) | 秋山 翔吾 | .356 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | (遊) | 源田 壮亮 | .301 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
3 | (二) | 浅村 栄斗 | .299 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | (一) | 山川 穂高 | .290 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | (捕) | 森 友哉 | .287 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | (三)右 | 外崎 修汰 | .270 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | (左) | 栗山 巧 | .280 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | (指) | メヒア | .266 | 3 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | (右) | 金子 侑司 | .156 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
打三 | 金子 一輝 | .500 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
合 計 | .277 | 32 | 3 | 8 | 3 | 8 | 8 | 1 | 1 | 0 | 1 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | ||||||||||||||
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
1 | (中) | 秋山 | 中 安 | 四 球 | 中 安 | ニゴロ | 中 安 | |||||||
2 | (遊) | 源田 | 一犠打 | 中 飛 | 三ゴロ | 中 飛 | 一ゴロ | |||||||
3 | (二) | 浅村 | 空三振 | 二 飛 | 遊ゴロ | 四 球 | 捕邪飛 | |||||||
4 | (一) | 山川 | 三ゴロ | 四 球 | 三邪飛 | 左 2 | 左 2 | |||||||
5 | (捕) | 森 | 四 球 | 三 飛 | 一 飛 | 空三振 | 一ゴロ | |||||||
6 | (三)右 | 外崎 | 四 球 | 右 飛 | 空三振 | 空三振 | ||||||||
7 | (左) | 栗山 | 見三振 | 右 2 | 死 球 | 四 球 | ||||||||
8 | (指) | メヒア | 空三振 | 四 球 | 空三振 | 右 安 | ||||||||
空三振 | ||||||||||||||
9 | (右) | 金子侑 | 投ゴロ | 三 飛 | ||||||||||
打三 | 金子一 | 空三振 | 左 本 | |||||||||||
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
■=安打、赤字=打点 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 投 手 登 板 成 績 | |||||||||||||
勝 敗 セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 投球数 | 打者数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | |
敗 | カスティーヨ | 4.50 | 4.1/3 | 87 | 24 | 8 | 1 | 2 | 2 | 1 | 5 | 5 | |
小石 博孝 | 4.85 | 0.2/3 | 16 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | ||
野田 昇吾 | 2.19 | 1 | 12 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
ヒ-ス | 4.50 | 1 | 18 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
松本 直晃 | 4.50 | 1 | 11 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
という結果でした。
結果的にはカスティーヨ投手が5回もたずにノックアウトされ、
序盤の5失点が響いての敗戦となってしまいましたが、
1回裏と2回裏のピンチをそれぞれ最少失点で凌いでくれたことは評価できると思います。
カスティーヨ投手が4回裏に打たれた中村選手の2ランと、
一死2塁から登板した小石投手が、市川選手に前進守備の秋山選手の頭上を越えるタイムリー
スリーベースで取られた5点目でとどめを刺されてしまいましたが、
最後まで試合は壊れて無かったと思います。
現状では投手陣に、この調子で打線の援護を辛抱強く待ってもらうより他に策は無いと思います。
打線に関してはどん底は抜けたかなという印象はあります。
浅村選手の最大の欠点である不振が長引くというのと、
森選手の調子が悪いというのが同時に来たてしまったことが不運でした。
他にも、山川選手が長打が欲しくて普段以上に打席で伸びあがってしまっているのと、
外崎選手が目に見えて疲れが溜まっているのと、
金子侑選手が不振から抜け出る気配が微塵もないという悪循環に陥っています。
が、
調子の良し悪しは長いシーズンでは必ずあるので、
開幕から5月までは絶好調といってもいいくらいだった訳ですから、
必要以上に焦らないで欲しいと思います。
山川選手と森選手と外崎選手に関しては中軸としてフルシーズン戦った経験が無いわけですから、
今シーズンはその1年目ということを忘れてはいけないと思います。
焦って自分が出来ること以上のことをやって怪我されるのが一番困ります。
今までの貯金がある分、ほんの少しは余裕を持って試合に臨んでください。
この試合でも序盤は焦りが悪い方に出まくってました。
1回表から5回表までは先頭打者が毎回出塁。
そのうち、2回表から4回表までは先頭打者が四球で出塁。
2回表に関して言えば先頭から2者連続四球で出塁したにも関わらず、
1点も奪えませんでした。
驚くのは1回表~5回表までダブルプレー無しでチャンスをことごとく潰していたことです。
焦りが悪い方にでたのは主に走塁面でした。
3回表には先頭の秋山選手が出塁し、源田選手の2球目に二盗失敗。
8回表には二死満塁からメヒア選手のライトへのタイムリーヒットで1点を返した後、
2塁走者の山川選手が本塁へ突っ込み余裕を持ってアウト。
厳しい言い方をすれば共に走塁ミスだったと思います。
秋山選手は盗塁は決して上手くないにも関わらず、あの場面(0対2で負けている場面)で
単独スチールを試みたのは焦りからだと思います。
失敗したからかも知れませんが、積極的な盗塁とは感じられませんでした。
山川選手の走塁については、メヒア選手の打球の早さと上林選手の肩を考えればやや無謀でした。
(3塁コーチの判断だったのかも知れませんが・・・。)
次の回に金子一選手がホームランを打ったからとかでは無く、
無謀な走塁でアウトになると相手投手を助けます。
特に、モイネロ投手が点差もありやや集中に欠けていたような投球だっただけに、
チャンスを潰してしまったのは勿体無かったと思います。
4回裏の秋山選手の前進守備も、あと1点取られたら終わりという焦りがチーム全体にあったかも知れませんし。
焦るというのは責任感の裏返しでもあるとは思いますので、
走塁については冷静な判断力をプラスして欲しいと思います。
最後に良かったことも。
このままずるずると零封負けを喫してしまうかという嫌な感じの試合展開でしたが、
8回表にはモイネロ投手から1点を、9回表には森投手から2点を奪って、
次戦に希望を繋げてくれました。
この3点は大きかったと思います。
確実に嫌な感じをホークス側に与えることが出来たはずです。
そして、5月12日にプロ初出場を果たした金子一輝選手が
プロ初打席に立ち思い切ったスイングで空振り三振をした次の打席で
記念すべきプロ初ヒットが初ホームランという結果を出してくれました。
金子一輝選手プロとしての1安打目達成おめでとうございます。
これからどんどん試合出場と安打数を増やしていってください。
このホームランでベンチの雰囲気が一変しました。
やや湿りかけていたベンチを盛り上げてくれたことにも感謝します。
次の打席が早く巡ってくることを期待しています。
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
5月23日(水) vs 福岡ソフトバンクホークス 8回戦 ヤフオクドーム 18時試合開始 | ||||||||||||
福岡ソフトバンクホークス | 埼玉西武ライオンズ | |||||||||||
対 L 4 勝 3 敗 0 分 | 対 H 3 勝 4 敗 0 分 | |||||||||||
予告先発 | 29 | 石 川 柊 太 | 右投 | 予告先発 | 21 | 十 亀 剣 | 右投 | |||||
防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | |||
今季成績 | 2.25 | 10 | 6 | 1 | 0 | 今季成績 | 2.74 | 7 | 2 | 5 | 0 | |
vs L 成績 | 0.54 | 3 | 2 | 0 | 0 | vs H 成績 | 3.60 | 3 | 1 | 2 | 0 |
と、発表されております。
こういうチーム状態の悪い時にとんでもない好投をみせてくれることがある十亀投手が先発です。
ホークス打線もあまり調子は良くなさそうな上に怪我人続出なので、
十亀投手が3点以内に抑えてくれれば勝利の可能性は十分あると思います。
勝敗のポイントは十亀投手が松田選手の前にいかにランナーを出さず、
打たれたとしても最少失点で凌げるかということです。
残念ながら、十亀投手は松田選手に打たれるという前提で考えておいた方がよさそうです。
打線はメヒア選手がやや復調気味なのでスタメンで使って欲しいのですが、
森捕手の日では無いのが辛いところです。
結果を出した金子一選手にチャンスをどう与えるのかも楽しみです。
サードの守備に入って調子が落ちている外崎選手の切り替えの意味でも
金子一選手を9番サードでスタメンなんていうのはいかがでしょう。
各打者が焦って空回りすることだけは避けて下さい、よろしくお願いします。
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