2018年シーズンも一通り対戦が終わりましたので、
一応今年も順位予想をしておこうと思います。
まず、順位予想は、
2018年順位予想 | 2017年順位 | |||
1 | 福岡ソフトバンクホークス | 1 | 福岡ソフトバンクホークス | |
2 | 埼玉西武ライオンズ | |||
2 | 埼玉西武ライオンズ | |||
3 | オリックス・バファローズ | 3 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | |
4 | 千葉ロッテマリーンズ | |||
5 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 4 | オリックス・バファローズ | |
6 | 北海道日本ハムファイターズ | |||
5 | 北海道日本ハムファイターズ | |||
6 | 千葉ロッテマリーンズ |
と、予想しました。
全チームと対戦した印象を元にしました。
優勝予想は福岡ソフトバンクホークスです。
恐らくある程度抜けるんではないでしょうか?
ホークスはただただ強いです。
柳田選手、内川選手、デスパイネ選手の内2人が怪我で長期欠場にでもなれば、
順位は落ちるでしょうが、主力が1~2人抜けても選手層の厚さで1月くらいなら
持ち応えてしまいそうです。
強いて言えば、キャッチャーの層の薄さが弱点だとは思いますが、
それを補って余りあるくらい投手陣の質量ともに盤石です。
現レギュラー陣の強さのピークの最後の年になるんではないでしょうか?
2位と予想したのは埼玉西武ライオンズです。
ここは当然長くなりますので、改めて最後に。
3位と予想したのはオリックス・バファローズです。
元々力のあるチームですがなぜか低迷しています。
一番は怪我人の多さだと思いますが、
ロメロ選手と吉田正選手が100試合以上出場出来れば、
打撃面は期待出来るはずです。
投手はメジャーへ移籍した平野投手の抜けた穴を増井投手で補いました。
若い先発投手陣も育ってきていますので、
使い方次第では昨シーズンよりも上位を狙えるんではないでしょうか。
僕的にみれば一番の課題は福良監督の選手起用でしょうか?
敵として嫌な選手であるT-岡田選手、西野選手、伊藤捕手の使い方がイマイチのような気がします。
外野のスタメンの守備力はパ・リーグではワーストですし、
安達選手が出る出ないで内野の守備力も変わります。
名手だった福良監督だけに守備面をもっと考えた方が対戦相手からすると怖いような気がします。
4位と予想したのは千葉ロッテマリーンズです。
戦力的には最下位だと思います。
そこを逆手に取って井口監督が思い切って走れる選手と守れる選手を揃えてきました。
今シーズンは中村選手や鈴木選手のコンバートでバタつく時期があるかも知れませんが、
来シーズン以降に向けては良い挑戦だと思います。
後は長打力のある選手を1~2人育てるか獲って来れればというところでしょうか。
確実に強くなるための一歩目のシーズンになるような気がします。
5位と予想したのは東北楽天ゴールデンイーグルスです。
ペゲーロ選手、ウィーラー選手、アマダー選手という外国人選手頼りの強力打線ではあるんですが、
アマダー選手が期待通りの活躍をしてないように思います。
茂木選手や銀次選手、岡島選手も怪我が多いですし、
1年を通じてほぼフルメンバーで乗り切れればAクラスには入るチーム力はあるとは思いますが、
ペゲーロ選手と藤田選手も含めると誰かが怪我で居ないという状況が続きそうな気がします。
投手陣はエースの則本投手と松井裕投手が今一つのようです。
若い投手陣が育ちつつある状況だと思いますので今シーズンはまだ苦しいんではないでしょうか?
昨シーズンは序盤にあれだけの貯金をしての3位だっただけに、
今シーズンはやや苦しいかなという印象です。
6位と予想したのは北海道日本ハムファイターズです。
定期的にくる主力選手が入れ替わる時期に入っているようです。
そうなると2~3年は苦しいシーズンを過ごしています。
何と言っても大谷選手の移籍はダメージ大です。
エース格と主軸が一気に抜けた訳ですし、
ここ数年の中田選手と中島選手の低迷も苦しいところです。
大野選手のFA移籍も連戦が続く夏場には効いてきそうな気もしますし、
投手陣は1年間軸になるのは誰なのかを見極めるシーズンになるのではないでしょうか。
若い選手に切り替えて2~3年してその選手達が主力になって優勝争いをするというのが
ここ数年のパターンだけに、その下準備の1年にするような気がします。
言い訳をしておきます。
3位~6位は昨シーズン程の差は付かないと思います。
どっかがコケてぶっちぎりの最下位になる可能性はあると思いますが、
昨シーズンのライオンズのように2人ほどブレイクすれば一気にAクラスの可能性も出てきます。
かなりの確率で優勝はホークスだと思いますし、
ライオンズのAクラスも可能性は大きいと思いますが、
後は選手達以上に監督の采配と辛抱強さがシーズンを左右するような気がします。
最後にライオンズについてダラダラと書いて終わりたいと思います。
若い選手と辻監督にとって昨シーズンの経験が大きかったと思います。
中村選手に栗山選手といったベテランになりつつある選手のスタメンが保障されていない
という打撃陣は足も含めてリーグトップだと思います。
秋山選手と浅村選手は全試合出場が計算出来ることも強みです。
今シーズンは森選手も開幕から怪我無く出場出来ていますし、
右打者ばかりだった中軸に左の中距離打者である森選手が入ったことが大きいと思います。
不安は森捕手が走ってくるマリーンズ相手に対応出来なかったこと、
内野守備陣のリーダーが居ないこと、
昨シーズンはフルイニング出場した源田選手が不振になった時に休ませるのかということ、
中村選手とメヒア選手の不振はコンディションなのか、精神面なのか、
ピークが過ぎてしまったのか、ということです。
投手陣で言えば、
先発は絶対的エースの菊池投手以外でどれだけ勝てるのか?
頭3つくらい抜けている菊池投手頼みなのは代わりませんが、
ウルフ投手、十亀投手、多和田投手、の次が問題です。
6人必要な先発が5人目で詰まるのは寂しいところですが、
榎田投手、カスティーヨ投手、高橋光投手、高木勇投手といった候補の投手には大チャンスです。
昨シーズンから居なくなった投手を考えると、
FAで移籍した野上投手の抜けた穴は埋まると思います。
契約を更新しなかったシュリッター投手の抜けた穴も埋まると思います。
メジャーへ移籍した牧田投手の抜けた穴も高橋朋投手の復活で埋まるはずだったんですが、
頼みの高橋朋投手が早々に負傷で登録抹消になってしまいました。
先発・中継ぎ共に質的には不安はありますが、量では足りています。
ここはベンチ(特に投手コーチ)の手腕次第だと思います。
今井投手や齊藤大投手といったドラフト1位にもそろそろ出てきてもらわないと困りますし。
菊池投手がメジャーへ移籍した後のエース争いをしてもらいたいと思います。
まあ、今年も順位予想はしましたが当たるわけがないので、
3チームの順位くらいは当たってくれればなと思いながら、
2018年シーズンもパシフィックリーグを楽しみたいと思います。
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