８月２０日（土）に行われた対千葉ロッテマリーンズ１８回戦は、
１２安打で１０得点と攻撃の強さを見せ付けて勝利をもぎ取りました。
という結果でした。
チームは５連勝、４カード連続の勝ち越しも決めてくれました。
先発の十亀投手は５回を被安打４、与四球３、与死球１、失点１、自責点１、
と、数字上は好投でしたが、実際はコントロールに苦しみテンポの悪い投球でした。
良く１点で済んだなぁというのが正直な感想です。
ポーリーノ投手は先頭の鈴木選手を空振り三振に抑えた以外、ええとこなしでした。
今回はリリーフにまわって初登板ということですから、取り敢えずは結果は保留として、
次回登板でリリーフの適性をはかって欲しいと思います。
小石投手は追い付かれそうになる展開で好リリーフをみせてくれました。
疲労がたまらないように考えて登板してもらえば、
貴重な戦力として計算が立つことを証明してくれています。
今日もありがたいピッチングでした。
武隈投手はある意味今日の試合のＭＶＰだったと思います。
７回表を三者凡退に抑えてくれたことで試合の流れを持ってくることが出来ました。
武隈投手も一時の疲労からは回復したようです。
貴重でタフな左腕には残りのシーズンも大活躍してもらいましょう。
大石投手は今日はやや不安定でした。
先頭打者にヒットで出塁され、四球も与えてしまいますが、
ショートゴロ併殺打で８回表を無失点に抑えてくれたことは大きかったです。
豊田投手は今季初登板でした。
ピンチを迎えたものの、何とか無失点で試合を締めてくれました。
リリーフ投手が揃ってきました。
無意味に先発投手をリリーフに回す必要は無くなってきました。
この投手陣をどう使うかはピッチングコーチと監督次第です。
今日の勝ち方は強いチームの勝ち方だったと思います。
１回裏に２点を先制！
３回裏に中押しの追加点！
４回表に１点返されての４回裏の２得点！
６回表に３点返されて１点差に迫られるも、６回裏に３点入れて突き放し、
７回裏にダメ押しとなる２得点！
今日はリードがはまってなかった炭谷捕手に６回裏で代打を送り、
７回表からは岡田捕手に交代させて以降は無失点に抑えてくれました。
４回裏には無死１塁から炭谷捕手にバスターエンドランのサインを出すなど、
意味不明な采配もあるにはありましたが、栗山選手を休ませたことなど含めて、
今日の采配は昨日同様冴えていたと思います。
後は、動ける中村選手が戻ってきたのは大きいです。
こんなに劇的に足が動くようになるのなら、
引っ張り過ぎてファームへ落とさなかったのは失敗でした。
もっと早く調整にファームへ落としてくれていれば・・・。
打てない、走れない、守れない選手は一軍にはいらないと思います。
あの惨状を脱するための手立てが遅過ぎました。
今日は何といっても７回裏の武隈投手のピッチングが印象に残りました。
７回裏）武隈投手
先頭の角中選手をレフトフライに抑えて一死。
続くデスパイネ選手を空振り三振に抑えて二死。
続く鈴木選手をセカンドゴロに抑えてチェンジに。
この試合で両チーム通じて初の三者凡退で一気にライオンズに流れが来ました。
勝利を引き寄せてくれたピッチングだったと思います。
武隈投手を筆頭に中継ぎ投手陣は適度に休ませながら使ってあげて下さい。
では、試合後の田邊監督のコメントを。
「（今日の試合の攻撃面について）
序盤に得点して主導権を握れたことが大きかった。
６回に３点取られて１点差に追いつかれ、もつれるかと思ったんだけど、
その直後にすぐ３点取れた。ここが一番大きかった。
（打撃好調の要因について）
中村が加わったことで打線に厚みができ、相手にプレッシャーを掛けることができていると思う。
あと一本が出ているのが、チームの連勝につながっている。
（先発・十亀について）
四球もあったけど、最少失点で切り抜けてくれた。
要所でダブルプレーもとれて上々の十亀の投球だったと思う。
（６回の継投について）
６回の「山」が十亀にはあるので、早めに交代させた。
次回は１イニングでも長く投げてくれることを期待している。
（ブルペン陣について）
点差が開いていたということもあり、いろいろ試した。
ポーリーノについては初めての中継ぎで課題も出てきたと思うんで、次回は調整して抑えてほしい。
豊田は走者を出したけど、あとは落ち着いて投げてくれた。
次はランナーを出さずにきっちり抑えてくれることを期待している。
（４カード連続勝ち越しについて）
今まで何カードも連続して負け越していたんで、一つでもカード勝ち越しができるようにしたい。
明日もこの勢いに乗って勝ちたい。」
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
と、発表されております。
ここまでは勢いで連勝を重ねることが出来ました。
明日の試合が物凄く大事になると思います。
硬軟合わせた投球が出来る上に古巣相手に意地の投球をみせる涌井投手に
互角の試合が出来れば今のライオンズの実力は本物だと思います。
が、高橋光投手が序盤に大量失点で試合を壊してしまったり、
打者陣が涌井投手から得点を奪えなかったりすれば連勝前に戻る可能性も
十分あり得ます。
明日の試合で勝てなかったとしても、互角の試合が出来れば、
来週からは上位チームに最後の意地として嫌がらせが出来ると思います。
連勝を伸ばす意味でも、自分たちに自信を付ける意味でも、
明日の試合も全力で勝ちにいきましょう！
１２安打で１０得点と攻撃の強さを見せ付けて勝利をもぎ取りました。
| ２０１６/０８/２０ vs 千葉ロッテマリーンズ １８回戦 対戦成績：８勝１０敗０分 １８時試合開始 試合時間：３時間４６分 西武プリンスドーム 観衆：３２，７７９人 | |||||||||||||||
| ＴＥＡＭ | １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 10 | 11 | 12 | 計 | Ｈ | Ｅ |
| Ｍarines | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ３ | ０ | ０ | ０ | ４ | １１ | ２ | |||
| Ｌions | ２ | ０ | １ | ２ | ０ | ３ | ２ | ０ | ✕ | １０ | １２ | ０ | |||
| 勝利投手 | 十亀（Ｌ）４勝５敗０Ｓ | ||||||||||||||
| セーブ | |||||||||||||||
| 敗戦投手 | 関谷（Ｍ）４勝３敗０Ｓ | ||||||||||||||
| 本塁打 | Ｍ | ||||||||||||||
| Ｌ | |||||||||||||||
| 盗 塁 | Ｍ | ||||||||||||||
| Ｌ | 金子侑２個/TD> | ||||||||||||||
| バッテリー | Ｍ | 関谷、田中靖、大嶺祐、黒沢、阿部 － 江村、田村 | |||||||||||||
| Ｌ | 十亀、ポーリーノ、小石、武隈、大石、豊田 － 炭谷、岡田 | ||||||||||||||
| 埼玉西武ライオンズ 打者出場成績 | |||||||||||||
| 順 | Pos | 選 手 名 | 打 率 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 打 点 | 三 振 | 四 死 | 犠 打 | 盗 塁 | 失 策 | 本 塁 打 |
| １ | (中) | 秋山 翔吾 | .302 | 3 | 3 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ２ | (左)右 | 金子 侑司 | .268 | 4 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 |
| ３ | (二) | 浅村 栄斗 | .300 | 5 | 1 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ４ | (指) | メヒア | .262 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ５ | (三) | 中村 剛也 | .250 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 遊 | 永江 恭平 | .174 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| ６ | (右) | 森 友哉 | .285 | 5 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 左 | 斉藤 彰吾 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| ７ | (一) | 山川 穂高 | .217 | 4 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ８ | (遊)三 | 呉 念庭 | .235 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ９ | (捕) | 炭谷 銀仁朗 | .219 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 打 | 栗山 巧 | .283 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 捕 | 岡田 雅利 | .231 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 合 計 | .264 | 34 | 10 | 12 | 9 | 5 | 6 | 0 | 2 | 0 | 0 | ||
| 埼玉西武ライオンズ 投手登板成績 | ||||||||||||
| 勝 敗 セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 | |
| 勝 | 十亀 剣 | 6.28 | 5 | 22 | 89 | 4 | 0 | 2 | 4 | 1 | 1 | |
| ポーリーノ | 4.70 | 0.1/3 | 5 | 20 | 4 | 0 | 1 | 0 | 3 | 3 | ||
| Ｈ | 小石 博孝 | 2.95 | 0.2/3 | 2 | 13 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
| 武隈 祥太 | 2.86 | 1 | 3 | 15 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | ||
| 大石 達也 | 1.74 | 1 | 4 | 18 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | ||
| 豊田 拓矢 | 0.00 | 1 | 5 | 23 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | ||
という結果でした。
チームは５連勝、４カード連続の勝ち越しも決めてくれました。
先発の十亀投手は５回を被安打４、与四球３、与死球１、失点１、自責点１、
と、数字上は好投でしたが、実際はコントロールに苦しみテンポの悪い投球でした。
良く１点で済んだなぁというのが正直な感想です。
ポーリーノ投手は先頭の鈴木選手を空振り三振に抑えた以外、ええとこなしでした。
今回はリリーフにまわって初登板ということですから、取り敢えずは結果は保留として、
次回登板でリリーフの適性をはかって欲しいと思います。
小石投手は追い付かれそうになる展開で好リリーフをみせてくれました。
疲労がたまらないように考えて登板してもらえば、
貴重な戦力として計算が立つことを証明してくれています。
今日もありがたいピッチングでした。
武隈投手はある意味今日の試合のＭＶＰだったと思います。
７回表を三者凡退に抑えてくれたことで試合の流れを持ってくることが出来ました。
武隈投手も一時の疲労からは回復したようです。
貴重でタフな左腕には残りのシーズンも大活躍してもらいましょう。
大石投手は今日はやや不安定でした。
先頭打者にヒットで出塁され、四球も与えてしまいますが、
ショートゴロ併殺打で８回表を無失点に抑えてくれたことは大きかったです。
豊田投手は今季初登板でした。
ピンチを迎えたものの、何とか無失点で試合を締めてくれました。
リリーフ投手が揃ってきました。
無意味に先発投手をリリーフに回す必要は無くなってきました。
この投手陣をどう使うかはピッチングコーチと監督次第です。
今日の勝ち方は強いチームの勝ち方だったと思います。
１回裏に２点を先制！
３回裏に中押しの追加点！
４回表に１点返されての４回裏の２得点！
６回表に３点返されて１点差に迫られるも、６回裏に３点入れて突き放し、
７回裏にダメ押しとなる２得点！
今日はリードがはまってなかった炭谷捕手に６回裏で代打を送り、
７回表からは岡田捕手に交代させて以降は無失点に抑えてくれました。
４回裏には無死１塁から炭谷捕手にバスターエンドランのサインを出すなど、
意味不明な采配もあるにはありましたが、栗山選手を休ませたことなど含めて、
今日の采配は昨日同様冴えていたと思います。
後は、動ける中村選手が戻ってきたのは大きいです。
こんなに劇的に足が動くようになるのなら、
引っ張り過ぎてファームへ落とさなかったのは失敗でした。
もっと早く調整にファームへ落としてくれていれば・・・。
打てない、走れない、守れない選手は一軍にはいらないと思います。
あの惨状を脱するための手立てが遅過ぎました。
今日は何といっても７回裏の武隈投手のピッチングが印象に残りました。
７回裏）武隈投手
先頭の角中選手をレフトフライに抑えて一死。
続くデスパイネ選手を空振り三振に抑えて二死。
続く鈴木選手をセカンドゴロに抑えてチェンジに。
この試合で両チーム通じて初の三者凡退で一気にライオンズに流れが来ました。
勝利を引き寄せてくれたピッチングだったと思います。
武隈投手を筆頭に中継ぎ投手陣は適度に休ませながら使ってあげて下さい。
では、試合後の田邊監督のコメントを。
「（今日の試合の攻撃面について）
序盤に得点して主導権を握れたことが大きかった。
６回に３点取られて１点差に追いつかれ、もつれるかと思ったんだけど、
その直後にすぐ３点取れた。ここが一番大きかった。
（打撃好調の要因について）
中村が加わったことで打線に厚みができ、相手にプレッシャーを掛けることができていると思う。
あと一本が出ているのが、チームの連勝につながっている。
（先発・十亀について）
四球もあったけど、最少失点で切り抜けてくれた。
要所でダブルプレーもとれて上々の十亀の投球だったと思う。
（６回の継投について）
６回の「山」が十亀にはあるので、早めに交代させた。
次回は１イニングでも長く投げてくれることを期待している。
（ブルペン陣について）
点差が開いていたということもあり、いろいろ試した。
ポーリーノについては初めての中継ぎで課題も出てきたと思うんで、次回は調整して抑えてほしい。
豊田は走者を出したけど、あとは落ち着いて投げてくれた。
次はランナーを出さずにきっちり抑えてくれることを期待している。
（４カード連続勝ち越しについて）
今まで何カードも連続して負け越していたんで、一つでもカード勝ち越しができるようにしたい。
明日もこの勢いに乗って勝ちたい。」
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
| ８月２１日（日） vs 千葉ロッテマリーンズ １９回戦 西武プリンスドーム １８時試合開始 | ||||||||||||
| 埼玉西武ライオンズ | 千葉ロッテマリーンズ | |||||||||||
| 対 Ｍ ８ 勝 １０ 敗 ０ 分 | 対 Ｌ １０ 勝 ８ 敗 ０ 分 | |||||||||||
| 予告先発 | １７ | 高 橋 光 成 | 右投 | 予告先発 | １６ | 涌 井 秀 章 | 右投 | |||||
| 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | |||
| 今季成績 | 3.49 | １６ | ４ | ９ | ０ | 今季成績 | 2.61 | ２０ | ９ | ５ | ０ | |
| vs Ｍ 成績 | 5.30 | ３ | １ | ２ | ０ | vs Ｌ 成績 | 1.50 | ２ | ０ | １ | ０ | |
と、発表されております。
ここまでは勢いで連勝を重ねることが出来ました。
明日の試合が物凄く大事になると思います。
硬軟合わせた投球が出来る上に古巣相手に意地の投球をみせる涌井投手に
互角の試合が出来れば今のライオンズの実力は本物だと思います。
が、高橋光投手が序盤に大量失点で試合を壊してしまったり、
打者陣が涌井投手から得点を奪えなかったりすれば連勝前に戻る可能性も
十分あり得ます。
明日の試合で勝てなかったとしても、互角の試合が出来れば、
来週からは上位チームに最後の意地として嫌がらせが出来ると思います。
連勝を伸ばす意味でも、自分たちに自信を付ける意味でも、
明日の試合も全力で勝ちにいきましょう！