2018年12月1日に開催された
J1リーグ最終戦第34節の試合結果を確認したいと思います。
2018年 J1 第34節 試合結果 | |||||
キックオフ | ホ ー ム | スコア | ア ウ ェ ー | 競 技 場 | |
12/1(土) | 14:00 | 北海道コンサドーレ札幌 | 2-2 | サンフレッチェ広島 | 札幌ドーム |
14:00 | 鹿島アントラーズ | 0-0 | サガン鳥栖 | 県立カシマサッカースタジアム | |
14:00 | 浦和レッズ | 3-2 | FC東京 | 埼玉スタジアム2002 | |
14:00 | 柏レイソル | 4-2 | ガンバ大阪 | 三協フロンテア柏スタジアム | |
14:00 | 川崎フロンターレ | 2-1 | ジュビロ磐田 | 等々力陸上競技場 | |
14:00 | 横浜F・マリノス | 1-2 | セレッソ大阪 | 日産スタジアム | |
14:00 | 名古屋グランパス | 2-2 | 湘南ベルマーレ | パロマ瑞穂スタジアム | |
14:00 | ヴィッセル神戸 | 3-2 | ベガルタ仙台 | ノエビアスタジアム神戸 | |
14:00 | V・ファーレン長崎 | 4-4 | 清水エスパルス | トランスコスモススタジアム長崎 |
となりました。
最終結果が決まりました。
川崎は磐田に勝利!
鹿島は鳥栖相手にスコアレスドロー。
C大阪は横浜FM相手に勝利。
広島は札幌相手にドロー。
名古屋は湘南相手にドロー。
ということで、
ACLの出場権は、既に優勝を決めていた川崎に加えて、2位の広島と3位の鹿島に決まりました。
3位の鹿島が天皇杯で優勝すれば4位の札幌に出場権が生じます。
大混戦だった降格&J1参入プレーオフ争いは、
既に確定していた18位長崎と17位柏が降格、
J1参入プレーオフ争いは、勝ち点41で5チームが並ぶという接戦の中、
得失点差で磐田の16位が確定し、J1参入プレーオフへ出場が決まりました。
最後の最後まで熾烈な争いでした。
では最終順位表を確認しておきたいと思います。
2018年 J1リーグ 最終順位表 | |||||||||
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝利数 | 引分数 | 敗戦数 | 得 点 | 失 点 | 得失点 |
1 | 川崎フロンターレ | 69 | 34 | 21 | 6 | 7 | 57 | 27 | 30 |
2 | サンフレッチェ広島 | 57 | 34 | 17 | 6 | 11 | 47 | 35 | 12 |
3 | 鹿島アントラーズ | 56 | 34 | 16 | 8 | 10 | 50 | 39 | 11 |
4 | 北海道コンサドーレ札幌 | 55 | 34 | 15 | 10 | 9 | 48 | 48 | 0 |
5 | 浦和レッズ | 51 | 34 | 14 | 9 | 11 | 51 | 39 | 12 |
6 | FC東京 | 50 | 34 | 14 | 8 | 12 | 39 | 34 | 5 |
7 | セレッソ大阪 | 50 | 34 | 13 | 11 | 10 | 39 | 38 | 1 |
8 | 清水エスパルス | 49 | 34 | 14 | 7 | 13 | 56 | 48 | 8 |
9 | ガンバ大阪 | 48 | 34 | 14 | 6 | 14 | 41 | 46 | -5 |
10 | ヴィッセル神戸 | 45 | 34 | 12 | 9 | 13 | 45 | 52 | -7 |
11 | ベガルタ仙台 | 45 | 34 | 13 | 6 | 15 | 44 | 54 | -10 |
12 | 横浜F・マリノス | 41 | 34 | 12 | 5 | 17 | 56 | 56 | 0 |
13 | 湘南ベルマーレ | 41 | 34 | 10 | 11 | 13 | 38 | 43 | -5 |
14 | サガン鳥栖 | 41 | 34 | 10 | 11 | 13 | 29 | 34 | -5 |
15 | 名古屋グランパス | 41 | 34 | 12 | 5 | 17 | 52 | 59 | -7 |
16 | ジュビロ磐田 | 41 | 34 | 10 | 11 | 13 | 35 | 48 | -13 |
17 | 柏レイソル | 39 | 34 | 12 | 3 | 19 | 47 | 54 | -7 |
18 | V・ファーレン長崎 | 30 | 34 | 8 | 6 | 20 | 39 | 59 | -20 |
という結果になりました。
終わってみれば川崎フロンターレが2位の広島に勝ち点差12を付けての優勝でした。
最多得点で最少失点、当然ながら最多の得失点差での圧勝と言えると思います。
広島は前半が驚異的な強さだっただけに、尻つぼみ感は感じてしまいましたが、
昨シーズンの順位を考えるとステップアップの1年となったと思います。
ACLで優勝を果たした鹿島は日程にも怪我人にも悩まされながらでも3位!
地力はみせた格好となりました。
札幌には恐れ入りましたの一言です。
申し訳言い方ですが、ACL出場権争いをするには戦力不足だったにも関わらず、
最後の最後まで可能性を残した戦いはお見事でした。
2018年シーズンで最も驚かされたチームと言えるのではないでしょうか。
逆に、浦和とFC東京とC大阪とG大阪と名古屋にはガッカリでした。
チームの戦力を考えると中位を彷徨ったというのは失敗だったと思います。
下位チームでみると、
長崎と湘南はかなり奮闘したと思います。
またまた申し訳ないのですが、長崎は断トツの降格候補筆頭でした。
予想通り最下位での降格とはなりましたが、戦力的にかなり厳しいシーズンを守り一辺倒になることなく、
稼いだ勝ち点30は立派だったと思います。
気休めにしかならないとは思いますが、ここ数年では最強の最下位チームだったと思います。
そして湘南はルヴァンカップで優勝を果たした上で残留も決めました。
湘南も戦力的には厳しいシーズンでしたが、若い選手を曺監督が活かしての残留はお見事でした。
柏や磐田や横浜FMといった優勝経験のあるチームが世代交代が上手くいかず躓いたのも印象に残りました。
チーム力の差が小さく混戦がウリのJ1リーグですが、徐々にではありますが優勝争いが出来るグループと
残留争いに巻き込まれるグループとそのどちらにも行く可能性のあるグループに別れつつあるように思います。
個人に目を向けると、
久々に大物外国人選手を獲得したチームが多かったシーズンでした。
シーズン開幕からは名古屋にジョー選手、
ワールドカップ中断後からは神戸にイニエスタ選手、鳥栖にF・トーレス選手、
といった選手がスタジアムを沸かせてくれました。
イニエスタ選手は今さら言うまでもない良い選手ですが、
バルセロナの時と比べるとこんなに守備をサボるのかとビックリしましたが、
年齢的なものとコンディションにも問題があったのでしょう。
最初から馴染んでいるであろう来シーズンはスタミナ面以外では大いに期待できそうです。
一番驚いたのは降格争いをしていた鳥栖でトーレス選手があんなに守備をしていたことでした。
クラブチームでの活躍をそんなに観ていた訳では無いのですが、
守備をするという印象があまり無かったので正直驚きました。
来シーズンの動向も気になりますが、鳥栖へ残留となればかなり活躍してくれそうです。
と、長くなってしまいましたのでこの辺で終わります。
後はJリーグアウォーズで選ばれるベストイレブンや鹿島が実力で勝ち取ったCWCを楽しみたいと思います。