増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

麻薬汚染とアレルギー

2009年08月22日 | アレルギー・NAET
このところ見たくなくても毎日のように芸能関係者の覚醒剤汚染のニュースが流れています。

芸能人・セレブと呼ばれる人たちは、通帳の0が増える代わりに良くも悪くもみんなの見本であり、ゴシップの種ですから、大変なんだなあ・・・と思わざるを得ません。

自分は関係ないと思っている人がほとんどでしょうが、日本は売人にとって、覚醒剤の大きなマーケットです。
いつ自分の目の前に「白い粉」がでてくるかわかりませんよ。
そのときNOとしっかり言えますか?

私もバックパッカーツアーでヨーロッパを廻っていた頃、面白半分で「スペースクッキー」というのをかじったことがあります。
友達はオーストラリアなまりの英語でしたから、てっきりスパイスの効いたクッキーかと思っていたら、そんな味はしないし、もう一度聞きなおしたら「スペース=宇宙」に行けるクッキーだということがやっとわかりました。

もちろんそれは日本ではなく、合法的に入手できるアムステルダムでのことですが。
私は何の変化もなく、???という感じでしたが、食べ過ぎた何人かは大きな身体のくせにと思うほど寝入ってしまっていました。

しかしクッキーですからたいして入っていなかったのでしょうかね。
ハイになって・・・という人まではいませんでした。

一度あの味を覚えたら忘れられないと言うことですが、アレルギーの観点から見れば、チョコ中毒もタバコ中毒も覚醒剤中毒も皆同じ。

「嗜癖」には、ドーパミンなどの脳内物質が影響しています。
まず身体の土台を作ってから、中毒物質を治療していきます。
それから各種神経伝達物質や脳神経の各部位、および関連する潜在感染などの問題も含めて治療していきます。

アメリカでは覚醒剤犯罪は再犯性が高いので、刑務所などで鍼灸やNAETのような治療を取り入れているところもあります。

日本は何に対してもリスクを怖がる閉鎖社会ですから、いいものはいいものとして、もっと広く取り入れることが出来る社会になったら、もっといいのになあと思います。

それには我々日本人の大人が、もっと本当の意味で「精神的に成熟した大人」にならなければ無理そうです。

他人に、次の世代に問題を押し付けない、他人の意見に流されない、自分で価値・判断を決められる大人に。

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