光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

お札が貼られた百地蔵①‐袖ヶ浦市

2020年04月09日 | 日記
 
 4/6(月)散歩の延長で人の来ない袖ヶ浦市高谷にある延命寺をツレと訪ねてきました。ここに来るのは3/6以来1か月ぶり。社殿裏山の百地蔵を撮影です。去年の台風被害も殆ど修復されていたので、3月のお彼岸には、お地蔵様にお札が貼られているのではないかと思いやって来ました。



 そして本堂前の桜がまだ咲いているかと期待していたのですが、もう散り始め葉桜になってした。ちょっとガッカリ。本堂に上がる石段に桜の影が映り、散った花びらが去り行く春を感じさせます。



 思った通り延命寺には誰も来ていません。昼は良いのですが、夕暮れ時や夜は寂しく怖いでしょうね。



  本殿でお賽銭をいれお参りしてから裏山に登りました。ここは裏山に沿ってお地蔵様や石板が並んでいる珍しい場所です。昨年秋の彼岸には、台風で裏山に登れずお地蔵様にお札は貼れませんでした。今年は沢山の方がお札を貼ったようです。



 お地蔵様のお顔が見えなくなる位お札が貼られています。こんな光景は他では見られないでしょうね。



豊作祈願・飽富神社のお田植神事②-新型コロナにも負けず!

2020年04月08日 | 日記
 4/5(日)袖ヶ浦市の飽富神社(あきとみじんじゃ)で午前10時半頃からお田植神事が始まりました。社殿の中で八剱神社の神官が神事を行い、中に入り切れない氏子は外で整列して参加。新型コロナの感染も考慮して、マスクや手洗いをし規模を縮小しての開催です。




 このお田植神事は稲の豊作を祈る神事で、毎年4月中旬に開催されます。袖ヶ浦市の民俗文化報告書によると、江戸時代の天明年間(1781~1789年)から続く神事。そしてこの神事の世話人は高橋孫右衛門という方が世襲で行っているそうです。





 氏子総代が人知れず刈って来た葭を、土地の女性がコナラの小枝と共に苗結びにします。その葭苗を100本弱作成して神前に供え、関係者一同が祈願の後鳥居の前に運びます。

 社殿前ではこの葭苗を鳥居前から投げる「早乙女」がお参りをしていました。早乙女役は小学校低学年までの女子が務めていますが、子供の数が少なくなり探すのに苦労しているようです。





  神官2人を先頭に葭苗が鳥居の前に到着。階段でお祓いが行われました。





 いよいよすげ笠にたすき姿の早乙女2名によって葭苗が投げられます。石段下に集まった氏子たちがこの葭苗を拾い、田植えの時まで神棚に供えておきます。田植えの時東の方向に6本この葭苗をさし、豊作を祈願するとの由。



  これでお田植神事は終了、葭苗を拾った人たちも帰って行きました。



袖ヶ浦市・飽富(あきとみ)神社のお田植神事①-台風被害にも負けず!

2020年04月07日 | 日記

 袖ヶ浦市飯富にある飽富神社(あきとみじんじゃ)にて、4/5(日)お田植神事が行われるというので前日の4日、ツレと車で下見をしてきました。ここは木更津の自宅から車で20分位の所。広い駐車場があり、そこに車を停めて神社を訪問しました。



 車から降りて神社に向かったのですが、広い敷地には倒木が所狭しと並んでいました。なんじゃこりゃ!まるで爆撃を受けた戦場のようです。





 末社や社殿も大分被害を受けたようです。





 神社がこのように被害を受けているので、5日の神事は行われるのか心配になってきました。でも中止と言う張り紙も社務所になかったので、翌日午前8時30分頃神社を訪問しました。



 神社社殿に行くと係の人が何人か来て準備をしていました。責任者の方に聞いてみると「マスクをつけ手を消毒し、規模を縮小してやります」との事でした。一安心です。参道にはマスクと消毒用のアルコールが置かれました。





  9時を少し過ぎた頃、お田植神事に使う葭苗(よしなえ)を作る女性たちが到着。お参りをしてからブルーシートを敷いたり、材料を揃えたりして準備が始まりました。





 葭苗は葭2本とコナラの小枝をワラで苗結びにして仕立てます。昔は700本も用意したそうですが、今日は100本弱。これに使う葭は、決まった場所から刈って来て、刈る処を誰にも見られないようにするそうです。見られた場合はやり直すのが決まりです。



花とカフェ・ハンノ木で美味なランチ-木更津市

2020年04月06日 | 日記
 
 武田川コスモス・菜の花ロードをツレと散策後、馬来田公民館近くのカフェ・ハンノ木で昼食をとりました。綺麗な花が飾られ、一見花屋さんかと見間違うほどです。

 看板には「小さな路の駅・ハンノ木」と書かれ営業中の札が出ていました。入店したのは午前11時半頃。私達が1番のりでした。



  階段を上るとカフェテラスのような客席があり、左に多角形の個室がありました。店の女性が、風があるので個室にどうぞと言うので、7~8人は入れる広い個室に2人で座りました。



 ランチのセットがあったので、私は焼きカレーセット(税込み1230円)、ツレはピザセット(980円)をお願いしました。セットには飲み物、サラダ、デザートが付いており、ドリンクは2人ともホットコーヒーにしてもらいました。



 注文して10分位でコーヒーとサラダが登場。その後2~3分で、焼きカレーとピザが出てきました。



 焼きカレーは熱々です。スプーンで挽肉とカレーで味付けられたご飯をすくうと上にのったチーズが糸を引きます。旨いですね。ただゆっくり食べないと口の中が火傷しそうです。





 ツレのピザも1口味見をしましたが、外はサクサク中はもっちり、とても美味。



  最後にヨーグルトにブルベリーソースが添えられたデザートをいただきました。コスパの高いランチセットで、ボリュームも満点。時々武田川に来るので次回も寄ってみようと思います。



 

桜満開の武田川コスモス・菜の花ロード-木更津市

2020年04月05日 | 日記
 
4/2(木)1週間ぶりに晴れ、気温も上がって来たので、木更津市の馬来田にある武田川コスモス菜の花ロードに行って来ました。ここは人がいなくて解放感があり、新型コロナ感染を考えなくて楽しめます。自宅から車で40分位、午前10時30分頃に到着です。



 車は近くの馬来田公民館に駐車。駐車場の端には万葉の句碑が置かれています。
「大君の命かしこみ 出でくれば 我の取り付きて 言ひし子なはも」と言う句碑です。馬来田地方は昔馬来田の国造が支配し栄えた場所で、万葉集にも馬来田を詠った歌がとり上げられています。





 公民間の横は武田川が流れ、川の横には桜並木が続いています。川の淵にはチュリップも咲いていました。川沿いをコスモスロードに向かって歩いくと、綺麗な白とピンクの咲き分け桜?が目につきました。調べてみると咲き分けの八重桜と言う種類の桜もあるようです。





 公民館から武田川コスモス・菜の花ロードまで徒歩10分位。武田川に沿って美しい満開の桜並木が続いています。ただ菜の花はもう盛を過ぎてちらほらですね。



 それでも何とか菜の花を見つけて桜とコラボさせてみました。道には昨日まで降った雨で水たまりができています。そこに花びらが落ち桜の木が写って風情がありました。



  そして武田川沿いにも万葉の句碑が置かれていました。「馬来田の 峰ろの笹葉の 露霜の濡れてわ来なば 汝は恋うばそも」 作者;不明と言う句碑です。
 
 静かな佇まいに万葉の句碑、タイムスリップをして古の昔に戻ったような不思議な雰囲気に浸りました。





木更津郊外の野鳥たちーカルガモが来た!

2020年04月04日 | 日記
  
  3月の末頃からカルガモの姿を近くの農業用水で見かけるようになりました。例年のようにカルガモの子育てが見られるかもしれません。上の写真は4/2、午前7時12分頃農業用水で撮影。下は3/30の6時54分に同じ所で撮影しました。





  3/11の午前7時11分に撮影したシギ。農業用水でしきりに餌を捜していました。





  3/30に自宅近くを散歩中、電線に止まっている鵜を見つけ写真に撮りました。けっこう風が吹いていたのですが、上手にバランスをとっていました。



 

  同じ日ですが、鵜の後に来て電線に止まっていたツグミ。この後、空高く登って行くヒバリも撮る事が出来ました。


ブラジル屋で季節限定・さくらブレンド珈琲を味わうー木更津市

2020年04月03日 | 日記
 3/31(火)木更津市の中心部を流れる矢那川沿いの桜並木を鑑賞後、川沿いの珈琲店・ブラジル屋を訪問しました。ここはツレが長年珈琲豆を購入している店。炭焼き自家焙煎の珈琲専門店で喫茶店も併設されています。



 珈琲豆を購入後、隠れ家のような喫茶室にお邪魔しました。上品な内装で先客は1組。ゆったりとした空間でくつろげます。



 注文したのは2人とも季節限定のさくらブレンド珈琲。それに私はくずきりをセットにしていただきました。





 ツレはあんみつ、両方とも税込みで1000円です。



 このブレンドはさくらをイメージした、爽やかな酸味のマイルドな珈琲。美味しいですね。葛切りも吉野葛を使った腰のある葛。チョットうどんのひもかわを思い出しました。ツレのみつまめもフルーツたっぷりで美味、珈琲に不思議とあっていました。外のさくらを見ながらまったりした時間を過ごし、自宅に戻りました。






木更津の桜③-鯉が泳ぎカモメ飛ぶ矢那川の桜並木

2020年04月02日 | 日記

 3/31(火)前日までの雨も上がり晴天と言えませんが薄曇りの中、焙煎炭焼き珈琲の店・ブラジル屋を訪問。店の側を流れる矢那川沿いの素晴らしい桜並木を撮影して来ました。



 矢那川は木更津市街を貫流し、東京湾にそそぐ二級河川です。この付近には川に段差もあり小規模な滝も見られ、京都の鴨川のような景観が楽しめます。



 海が近いせいかカモメ等の海鳥もいて、橋の上からおじさんが、餌を投げると大群が来てそれを食べていました。



  矢那川の周りは桜並木が続き、木更津でも有数のお花見スポット。ただ今年は桜まつりが中止になり、見物人も少ないですね。川の滝と桜をコラボさせましたが、枯れた葦が邪魔をしていました。例年なら桜まつりの準備で枯草は取り除かれているはず、寂しい限りです。



  川には沢山の緋鯉や鯉が泳いでいます。先程川の上からおじさんが、餌を投げたのは、この鯉にあげる為、それをカモメがご相伴にあずかったようですね。



  川幅があまり広くないので、桜の枝が川の上までせり出しています。川に映る桜の水鏡がとても綺麗。風が吹いたり雨が降ったりすると、川面に花びらが落ちてこれまた風情があります。



 この見事な矢那川の桜を暫く鑑賞。その後、川沿いのブラジル屋で桜の季節限定の珈琲・さくらブレンドをいただく事にしました。




木更津の桜②‐古都の景観を残す長楽寺の桜

2020年04月01日 | 日記
 
 3/27(金)ツレと小櫃川沿い高柳地区の桜を撮影した後、木更津市請西にある清龍山・長楽寺に向かいました。ここは真言宗豊山派の寺院。

 鎌倉時代後期に融源上人によって上総の国望陀郡請西本郷に創建され、永禄年間に現在の場所に移ったと言われる古刹です。



 訪問したのは午前11時頃で、天候は曇り。薄暗い境内の奥は灯りが点灯して風情がありました。



 社殿でお参りをしてから横の道を通り、裏の庭園に向かいました。途中桜の木の側に石板が並び、石仏が置かれていたので撮影しました。





 社殿の裏庭には池があり周りに、染井吉野の巨木やしだれ桜が咲いて京都を思わす光景が出現。落ち着いた景観がとても素敵です。



 去年の台風で被害を受けたようですが、もう綺麗にかたずいていました。桜の木の下にはハナニラも咲いていて、青みがかった白い花が目を引きました。



 また茶室近くに、黄色いレンギョウの花をバックにした染井吉野が綺麗に咲いていました。今度は晴れた日に桜吹雪を撮りに来ようと思います。