光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

富津市佐貫の宮醤油-天保5年創業・蔵造りの店舗

2020年03月06日 | 日記
 3/3、ツレと富津市の巨人伝説の里を撮影した後、国道127号線を一路木更津に向けて走っていると大きな樽が2個見えてきました。宮醤油です。

 何年か前に訪問してレトロな店の外観やこの付近の古い町並みを撮影した事があります。そしてこの時店の女将さんの写真を撮らせていただいたので、そのプリントも持って来ていました。





 店に入る前に店の外観を撮影しましたが、ここも昨年の台風の被害を受けていました。駐車場に在った木の塀が壊れベニヤ板のような物で塞いであります。蔵の屋根にもビニールシートが掛けられ痛々しい。

 この宮醤油の建物、店舗他9棟が国登録有形文化財に指定されています。店の駐車場のお釜に創業天保5年(1834年)江戸の味を今に伝えて186年とありますが、修理・復元するのが大変でしょうね。





 正面のガラス戸を開けてはいると、少し暗い店内にはお客さんが2組3人入って醤油を購入していました。懐かしい香りのする店内です。子供の頃畳が敷いてあり商品が並んだ同様な店に、親と買い物に行った記憶があります。

 1組の人は自宅で使う醤油を24本も買っていました。この醤油でなくては我が家の味が出ないので、まとめて買っていくそうです。



 

  ツレは溜漬けと味噌を購入しましたが、会計をしている時隣の部屋から女将さんが出てきました。以前撮った写真を差し上げるととても喜んでいただきました。少しお年を召しましたが、笑顔がとても素敵なので、今回も撮らせていただきました。また来た時プリントをお持ちしますからと言って店を出ました。とても爽やかな再会でした。



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