とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

紫陽花と沙羅

2006年06月28日 | 日常
職場の近くも
アジサイが今盛り。
色も形もいろいろ。

わたし、最近はシンプルな紫に惹かれます。

雨、アジサイ、6月といえば・・
やはりこの歌でしょうか・・


またたちかえる 水無月の
嘆きをたれに 語るべき
沙羅の瑞枝に 花咲けば
悲しき人の 眼ぞ見ゆる
(芥川龍之介)

梅雨のうっとおしい気分でちょっと
センチなときにしっくりくるのです。

6月といえば・・
ジューンブライドもあるけれど。
私には、別れのイメージが。

今日も暑かった。
けれど。
昨年の今日は、気が遠くなるほどの
暑さだった。
去年の今日の昼下がりです。
母が急死したのは。


ところで、沙羅の花ってどんなのか
調べてみました。
夏椿ともいわれるそうで、
確かに白い玉椿のような花でした。
薄黄緑の葉に、真っ白な花。
ゆで卵のような中心部分の色も印象的。

・・実際に見たことは無いような。