とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

憂鬱の連想

2006年06月15日 | 日常
鬱はこころの風邪だそうです。
だれも掛かるけど、大事にすれば軽くすむ。
無理をすると悪化する。

鬱とまでいかないけど、
ゆーうつだあ・・と思うことなら
けっこうあります。

朝起きたとき
「なんか、仕事行きたくないな」
て思うこともたまにある。
その場合は、職場にいやな仕事が待っているとき。

それでも、解決すればもう大丈夫なんだけど。

年とともに、平気になっていくかというと
そうでもない。
繰り返すいやなことが想像できるので
おじけることが多い。

繰り返すいいやなことって
慣れるより、トラウマになってふくれる思い。


ところで、子供のときって
憂鬱だった記憶が無いけど・・

憂鬱だったことが無かったというより
憂鬱という言葉を知らなかっただけ・・
多分ね。

私の記憶の中の
最初の憂鬱は・・
実家の近くの地下鉄の入り口に
立っていた「柳」

なんでだか
駅の階段をあがると
目の前に柳の木があって
・・帰るときだから夕方ね・・

ああなんか「都会の憂鬱」て感じがした。
そのときはもしかしたら憂鬱なことがあったのかも知れない。

一度そう思うと、
その柳をみることで
ああ憂鬱だ、と思うようになる。

結婚して、めったに見なくなって
すっかり忘れている。
たまにみると
また、ああ憂鬱だ・・と
必ず、わけも無く思ったものです。

でももう。あの柳を見ることは永遠に無いと思う。

ところが今度は、
憂鬱だ、と思うと

あの柳が見えるんだよ。