はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

託児所

2008-05-23 12:46:40 | Weblog
託児所の説明会に行く。
産まれる前から気が早すぎるようだけど
うちの市では妊娠7ヶ月目から託児所申し込みが始まる。
今回の説明会は7月出産予定の人が対象だった。

託児所に子供を預ける親は通常
日中昼間働いているからこそ預けるはずなのに
この説明会は平日朝に開催される。
土曜朝とかに開催すべきだよなぁ、と思いつつ参加。

フランスの社会主義国っぷりがここにも伺えるなぁ、
と思ったのが託児所の料金体系。
世帯収入、および子供の人数に応じて料金が変わる。

まず、時間当たりの額を算出する。
昨年度の世帯収入に対して固定パーセント、というのが算出方法。
子供が一人の場合は一人当たりのパーセンテージは高く
子供の数が多くなるに従って一人当たりのパーセンテージは下がる。

上記の算出方法で時間あたりの金額を算出した後、
(時間当たりの額×50h×47(週)÷12(ヶ月))で
月々の額を算出。

ただし月収5800ユーロ以上の世帯に対しては一律5800ユーロで計算。
すなわち世帯年収69600ユーロ(1100万円ちょっと)以上の場合は
一律で子供一人の場合で月額681.5ユーロ(11万円!)。

ちなみにフランス人の平均月収はざっくり1500ユーロ
(男性1829ユーロ、女性1250ユーロ)なので、
世帯収入3000ユーロとすると月額は352.5ユーロ。

同じサービスを受けても場合によっては平均的な世帯の
約2倍の金額を払わないといけない世帯もあるってことだ。

日本ではどういうしくみになっているのか知らないけれど
この国では収入に応じて、お金の価値は下がっていく。

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2 コメント

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比較検討中 (chartreusejaune)
2008-05-28 00:53:21
>Kanaboさん
確かに収入がある程度以上だと、ナニーを雇うのと託児所にかかる金額の差が少なくなってくるし、時間の融通もききやすいこともあって、ナニーを雇うという選択をする人は多いみたいですね。
私たちはまだどうするか決めていませんが、なんとなく競争倍率的に結果的に選択の余地はないかも、、、、と思ったりもします。でもまずはできるだけの選択肢を残しておくためにやれることはやっておこう、って感じです。
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Unknown (Kanabo)
2008-05-27 23:16:13
もう託児所の説明会ですか!
でも、前にそちらの地区では予約がいっぱいでっておっしゃってましたもんね。収入の違いで費用も違うというのは前に本で読んだことがあります。ギャルドリーのような託児所は、収入が低めの人が利用しやすいようになってて、収入が高い人はナニーを雇うことが多いとか。
うまく託児所の枠が取れるといいですね。
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