はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

こてこてのフランスのビジネスカルチャーって

2007-04-03 19:26:28 | Weblog
フランスのほうが日本よりも階層社会だ、保守的だ、
と仕事を通して思うことがしばしばある。

同じトピックで過去にも書いたような気もするけど
最近実感しているので再記載。

日本でもフランスでももちろん会社によるだろうけど。

昼食は職位別にとる。
秘書などのサポートの人と食事することもなければ、
逆に上司と食事することもない。
ビジネスランチが上司と食事をする唯一の機会。

上の職位の人は下の職位の人に対してえらそう。
下の職位の人でやたらとご機嫌とっている人を見かける。
下の職位の人が食い下がっているところとかはあまり見ない。
私がフランスでやっている・やった仕事は究極的には
「でなければならない」という部分が少ない仕事だから
まぁそれで回るんだろう。

上司が部下に何かを連絡するときに
「直接言ったほうが早いやん」と思うのに秘書だとか
中間の誰かに頼んで言葉を伝える、ということがしばしば行われる。

成果主義といいつつ評価の際に「前向き」とか「やる気がある」
とか「がんばっている」ことをプラスとして評価している気配がある。
そして「やる気」を表す方法として沢山の人が仕事がなくても長時間会社にいる。

それを見ながらさっさと帰る、長時間労働で有名なはずの日本人の私。


私は伝統的な日本企業では働けないだろうなぁと思っていたけど
もしかして、フランス色の強い会社もだめかも
とちょっと思ったりする、今日この頃。

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2 コメント

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各国比較 (sekimoto)
2007-04-05 00:13:10
今の世の中、日本人よりもアメリカ人のほうが労働時間長いらしい。
日本人の働き蜂イメージをぶち壊しておいてください。

もし、それで仕事が無くなったらIOCP係に復帰で…
(本心ではありません、念のため)
返信する
すでに (chartreusejaune)
2007-04-05 02:13:24
同僚の中ではすでに「日本人は働き蜂」のイメージはないんじゃないかな、と想像します(苦笑)。

そういえばアメリカのオフィスからきたマネージャーと一緒に働いたとき、彼の働きようには驚きました。
夕食中もブラックベリーでメールチェックしてましたもの。

本心じゃない、とかさみしいこと言わないでください(^^)。
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