今日は朝から心地よく事務所でライトグレーのブラインドから秋の日が・・・GRⅢ ノートリミング 撮って出しで。
今年はいつまでも暑い日が続くなんて言っていたら、先週末から急に肌寒くなって、ちょうどよく、心地よく過ごせる時期がない今年の秋。
雨の日曜日、鉛色の一日、季節は冬に向かっているようです。(^^;) GRⅢ 適宜トリミング
鉛色は少し青みを帯びた灰色で鉛のように重いどんよりとした色ですが、上の写真のようにわずかに青色がかった暗い鼠色は「紺鼠(こんねず)」かなぁ?
「紺鼠」は、その名の通り「紺色(こんいろ)」がかった「鼠色(ねずみいろ)」日本の色を表す言葉は様々、特に灰色、鼠色と云っても、色相の違いなどから色も名前も様々あるんですねェ
チョット調べてみると「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」は、江戸時代にできた言葉で「たくさんある」ということをを表現した言葉。
色の使用にも様々な制約があった江戸時代に流行した茶色、鼠色、藍色。実際に48、100種類という訳でなく
茶色を48色とすると、鼠色は100色くらい、たくさんのバリエーションがあるということ。
白に近いライトグレーは「白鼠(しろねずみ」、桜の花のような淡く赤味がかったグレーは「桜鼠(さくらねずみ」
「利休鼠」は千利休の名を借りた緑がかったグレー、などなど・・・日本の「色」は、灰色や鼠色のグレーだけじゃなく、とても奥が深いようですねェ。(^^
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