山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
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山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

一年点検

2017年05月28日 | 宮上野のすまい
最近の天気予報の信頼度はかなりのもので、予報が『晴れる』といえば、その日は晴れるだろうと云うところまできているような感。
近隣の小学校では運動会を予定していたところが多かったようですが、花火の音で目を覚まして眺めた窓の外は残念ながら雨が。(^^;
まあ、<当たるも八卦、当らぬも八卦> 精度が上がったように感じても五分五分といったところ。

そんな昨日の午後、一昨年4月に竣工した<宮上野のすまい>では一年(とちょい)点検。
入居後のこういう点検やメンテナンスをどうのように実施するかは、設計事務所や工務店によって様々ですが
うちの事務所の場合、構造材や造作材に使っている無垢の木材が四季を一巡りする事によってほぼ完全に乾燥し、それに伴う微妙な変形(反り・捩れ)や
収縮といった家の微細動が納まる1年経過後に総合的な点検・メンテナンスを行うよう請負契約の時点で工務店さんにお願いしています。


雨上がりの曇り空でしたが、そんな中でもキリッと映える外観。 GR DIGITAL Ⅳ 露出補正+0.3

例によって建具の不具合やボード塗装面のチリ切れなどをチェックしましたが、今回は比較的不具合箇所は少なかったと思います。


木材が若干収縮することによるボードの散り切れ(写真左)・ピーラ(米松)材から出るマツヤニ(写真右)などをチェックして補修を工務店に指示(もちろん無償)





『床の小さな傷は、想い出になるんです』とすまい手Eさん。でも、小さなお子さんが駆けまわっている住まいとは思えないほど大切に住まわれている印象。
一年住まわれての印象をお聞きすると、暑さ寒さは想像以上の快適さで、
数日前の真夏日の日でも部屋の中では長袖シャツで過ごしていて、外に出たらビックリ…なんてこともありましたと。(^^

あわせて玄関脇駐車スペースの外構工事(現在は砂利敷)のご相談、お見積り依頼の話も頂いたりして
こういった竣工後の工事もお付き合いのある工務店にとってはありがたいこと。
・・・そんな今回の一年点検でした。


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暮らしのはじまり

2016年04月23日 | 宮上野のすまい

春先には白い花を咲かせて春のおとずれを知らせてくれていた梅の木。気がつくと小さな実をつけていました。今朝の散歩道から・・・GR DIGITAL Ⅲ ノートリミング。
梅の果実の収穫は6月頃。梅酒・梅ジャム・甘露梅など様々な楽しみ方があるようで、強い酸味が魅力です。・・・おっと、唾が溜まってきました。(-_-;)


タイトルの頭に(仮)をつけた計画のはじまりは、おととし、2014年秋でした。
とっておきの居心地・・・家族みんなで食事をしたり、くつろいだりできる空間がある。それ以外の時間は、各人が思い思いに過ごすことができる。
すまいの中に、とっておきの居心地のよい場所を持てる、そういう場所を見つけ出しましょう!・・・という思いを込めてすすめてきました。
そして竣工の運びとなり、本日めでたくお引き渡しとなりました。

設備機器等の取扱い説明、引渡しの書類の取り交わし、鍵の引渡し等など、今回、完成見学会は行いませんでしたが、すまいの様子をスナップでご紹介。(^^

とっておきの居場所。ご主人はもとより、ご家族でもお使いになる書斎コーナー。写真左:寝室から。 写真右:コーナーに障子を設えたデスク。障子の先は階段。

写真左:階段からの見返し。階段手摺下に見える建具は子供の転落防止用。 写真右:壁に付いている『ポッチ』は木製の戸当り。

話はかわって、今回も竣工写真をきちんと撮っておきたいと思っているのですが、竣工写真の撮影時期を調整するのは結構難しくて。(^^;
引越し前だとあまりに生活感が無くて殺風景な写真になってしまうし、引越しを終えて家具などが入ってきてしまっても・・・
撮影時期を上手く調整させて頂いて、いい竣工写真をのこせればと思っています。
撮影はEさんご家族が、ひと段落してから(梅の果実収穫以降、この場を借りて)という思いでおりますが・・・(#^.^#)


そしてこの後、めでたくお引っ越し!
昨日まで「現場」と呼んでいたものは「すまい」へとかわっていきます。・・・あたらしい暮らしが始まります。
さらに、外構工事やメンテナンスなどのおつき合いは続きます。今後とも、よろしくお願いいたします。(^^)


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追い込み

2016年04月12日 | 宮上野のすまい

花びらよりも緑色の葉の割合が多くなってきたマイ標本木。今年も楽しませていただきました。 GR DIGITAL Ⅳ

先日の雨でソメイヨシノの花もそろそろ終わりかなぁ・・・なんて思いながら<宮上野のすまい>の現場へ。
工事はいよいよ追い込み段階に入り、現場では様々な職方が出入りしています。

主寝室からつながる書斎コーナー。デスク正面の開口部からの柔らかな明りが寝室へとこぼれてきます。


キッチンカウンターからパントリー、ユーティリティー土間。この時期の現場には小型の脚立が活躍(持ち主の名前入り!)


ユーティリティー土間スペースから玄関方向を見る。建具職により木製玄関扉が吊り込まれハンドル等の金物が取り付けられていきます。
大工職による造作棚板の取付、外部では左官職によるポーチ土間の砂利洗い出し工事が進められています。

設備機器の据付けが完了して、照明器具、スイッチ・コンセントのプレートが取り付けられています。
なんだかんだとごった返している現場ですが、この後は床の養生ボードがはがされ塗装職が現場に入ってきます。




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ファサード

2016年03月18日 | 宮上野のすまい
<宮上野のすまい>では予定の工程から若干遅れてはいますが、ほぼ予定通りに外部足場が解体されファサードがその姿を現しました。(^^)v


・・・仮設トイレがちょっと邪魔ですが。(^^; GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。
2階部分は南北で勾配を変えた切妻屋根でケラバを出さないスッキリとした納まりとし平屋部分は水平ラインを強調したシンプルなファサードとしてあります。

一方内部は大工職による木工事、造作工事がほぼ完了して石膏ボードが張り終われば職人の主役は内装職と塗装職に。
今日は塗装下地の壁紙張りを内装職が頑張って進めています。

塗装だけならば素人でもそこそこできますが、下地調整のための紙貼りやパテ掛、研磨は職人技の世界。

4月末の竣工を目指してそろそろ追い込みといった感・・・あと1ヵ月半、もう一頑張りといった現場です。(^^)v
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RIGHT&LEFT

2016年03月03日 | 宮上野のすまい
<宮上野のすまい> ロフトへ上がるための階段が出来上がりました。上り下りするときの段が決まっているというところから、<RIGHT&LEFT>と呼んでいます。
うちの事務所では初めての事例ではありませんが、大工職に工事内容が伝わりにくいというところが、いつも悩みどころです。
今回、施工にさきがけて合板でモックアップ(試作模型)を造って検討してという、ちょっと大がかりな方法でしたが、苦労の甲斐あってバシッと出来上がりました。(^^)v


実際に上り下りしてみると、見た目以上の勝手の良さ。ゆっくりと足踏みしながら登っていくといった感覚です。GR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。


ちょっとだけ<小屋裏>に関するウンチクを・・・
①ひとつの階にある小屋裏物置等の部分の床面積の合計が、小屋裏物置等がある階の床面積の1/2未満であること(固定階段を設置する場合は、その部分の面積を含む)
②小屋裏物置等の天井高さが1.4メートル以下であること。
その他の規定もありますが、上記の内容を満たすことで、床面積算入、階数の算入から除くことができます。

でも、木造の軸組計算算定に当って床面積の考え方がちょっと違ってきます。
1/8までの小屋裏部分については全体の荷重に対しそれほどではないので壁量計算のでは考慮しなくともよいということですが
1/8を超え、1/2迄の小屋裏については、その荷重は考慮しなさいということです。
小屋裏物置やロフトなどは、その階の床面積の1/8を超え、かつ1/2を超えない場合で、天井高が1.4m以下の時に、それぞれの階の床面積に、「h/2.1×ロフト面積」を加算します。
たとえば、2階の屋根裏に小屋裏物置がある場合は2階の面積に加算し、1階と2階のあいだの懐部分に納戸がある場合は1階の床面積に加算します。

固定階段の設置については行政機関の見解によってとか、いやいや統一されているとか・・・様々のようですが
<RIGHT&LEFT>は3件目です。
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