山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
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山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

世代をつなぐ

2015年12月23日 | 十一間の大屋根
計画のはじまりは2013年の夏。
三世代が暮らすための住まいの建替え、それまでの平屋建ての住宅のリフォームも視野に入れながらの計画のスタートでした。
そして2015年12月半ばを過ぎて<十一間の大屋根> 竣工の運びとなり、本日めでたくお引き渡しとなりました。
大きな屋根で家族を包む、三世代をつなぐ大きな風呂敷のようなすまい。そんな思いがありました。



しつらえられた引戸は部屋を仕切るためのものですが、開け放つことで部屋と部屋をつなぐことにもなります。
時にしきり、時につなぐことで、それぞれの世代を大きな風呂敷のように包んで欲しいという思いを込めました。
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さかいめ

2015年12月09日 | 十一間の大屋根
<十一間の大屋根>の現場は工事が大詰め!今日はそんな様子の現場からのリポートです。
外部、内部共に仕上工事がほぼ完了といったところ・・・左官職による塗壁が進められ、同時進行で建具職による木製建具の建込み中です。


庭に面するアルミサッシュ内側には内障子が建て込まれます。夕日を受けて光っているのは回転式の呼び出し。
外部建具はアルミサッシュで、全面開放という訳にはいきませんが、内障子は戸袋の中に4本の障子がすべて納まる仕組み。
晴れた日に建具がなくて内部と外部がつながって一体感のある空間で過ごしたい・・・そんな気持ちになるのは誰でも同じはず。
というわけで、せめて内部に設えた内障子だけでもねェ。(^^)v


和室と母親室を仕切る引込建具の建込みの様子。以上2点ともGR DIGITAL Ⅳ ノートリミング。
開いたときには、スルスルっと戸袋の中に収まるように…そして、邪魔にもならないというわけです。
「邪魔モノは消せ!」ということですね…(ーー;)

日本のすまいは「さかいめ」のありかたが変幻自在です。襖や障子などは「さかいめ」を作るための日本で独特に発達した道具。
その時々に応じて、大きくも小さくも思いのままに空間をつくることができる合理的な暮らしの知恵です。

工事は年内竣工へ向けてがんばっています。

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建舞

2015年07月04日 | 十一間の大屋根
梅雨の真っ只中ですが、今日は曇り空ながらもなんとか雨は降らずにいてくれた7月の土曜日。
<十一間の大屋根>の現場では上棟式。建物の新築の際に行われる祭祀で、他の呼び名は、棟上げ(むねあげ)、建前(てたまえ)、建舞(たてまい)など・・・
タイトルの「建舞」は、今日の現場の様子をお伝えするために、子供のころの呼び名にならって 「建舞」に
というのも昔ながらに餅をまいたり福銭を散銭したりという盛大なものでした。
そんな様子を「ババッ!」と写真でご紹介‼ 以下 GRデジタルⅢ


魔除けのための 「弓矢飾り」


祭壇と棟札


四方固め、<切麻散米


初めて目にした儀式・・・

そして直会(なおらい)へ・・・



「宴もたけなわではございますが・・・」というところで中座させていただきましたが、心に残る宴でした。
はじめに書いた写真でババっとというのは、盛大な!直会の様子から想像していただければ…m(_ _)m

改めまして、Aさんご家族をはじめとして、関係者の皆様、ありがとうございました。


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見えないところでも

2015年06月25日 | 十一間の大屋根
梅雨の晴れ間を縫って工事が進んでいる<十一間の大屋根>の現場。
雨の多い時期に屋根下地ということになってしまいましたが、養生シートで木材を濡らさないような気配りが感じられる現場。(^^


施工を担当する工務店のブログでは施工状況をアップしている様子なのですが・・・今日は「GRデジタルの・・・!」なんて話じゃなくて。(-_-;)
屋根の下地に碁盤の目のように組まれたタルキ。さらに不自然と思えるように開けられた穴・・・?
まず、井桁状に組まれたタルキは、外観デザインを簡素に見せるため(妻面に母屋の断面を出したくない)という思いの裏側ではこんなことをやっているんです・・・といった事でしょうか。
そして、不自然に開けられた穴は、構造上必要な妻面に伸びるタルキ、でも屋根下で屋根頂部へ通気もなければといったところから開けられた穴なのです。

工事が進んでしまうと見ることが出来なくなってしまうけれど、建物にとっては構造上、耐久性の点でも重要な部分。これも『縁の下の力持ち』という部分なのです。

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道具として

2015年06月22日 | 十一間の大屋根

先週末は<十一間の大屋根>の建て方でした。
週末の打合せの都合から現場で立ち会えたのは朝のうちだけでしたが、週が明けて月曜日は思った以上の進捗具合。
確認のために現場に足を運びました。愛機GR君を忘れてiphoneで撮影。(-_-;)
ここのところFBやブログにiphoneで撮影した写真がUPされて、『iphoneでもなかなか・・・』なんて思ったりもしていましたが

ところがさにあらづ・・・

撮った写真を画面上で見てみると・・・『GR君、ゴメン・・・』といった感。
まあ、撮り手の思い入れの大きさも違っているのでしょうが、上の場面をGRで撮っていればと思うばかり。

手に馴染んだ道具の秀逸さを改めて感じた今日でした。(^^

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