山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

まもなく竣工へ

2024年07月23日 | 仕事
今年4月の記事<とんかつ>から、しばらく時間が空いてしまいましたが計画を進めてきたプロジェクトがまもなく竣工へと。
先週には行政機関、消防、民間審査機関の検査を受け大きな指摘事項もなく検査済証の発行を待つというところです。(^^


3月の記事<カーテンウォール>でチラッとお伝えしていた、建物のファサード GRⅢ ハードモノトーン

設計が始まってから、約一年半ほど通った圏央道でのルート、慣れないところもあってか、初めはとても遠く感じていたんですが
通い慣れると、どこで渋滞するか?なんてことも判ってきて、近く感じるようになるのは不思議なことですねェ。(^^;)


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暑中お見舞い

2024年07月20日 | 雑感
梅雨が明けたと思ったら、いきなり暑い日が続いている宇都宮界隈。

すこし物悲し気ですが枯れ始めた<紫陽花> 今年も楽しませてもらった感謝を込めて現像してみました。(^^ GRⅢ

朝から湿度が上がってまとわりつくような暑さ・・・歩いているとじんわりと汗ばんできます。(^^;)


「今年一番の暑さとなる見込み・・・」なんて、毎年のことですが今年はどんなに暑くなるんでしょうかねェ。
気付かないうちに熱中症に、なんてことのないようにしっかりと暑さに備えて夏の準備を・・・水分・塩分・麦わら帽子!
ブログをご覧の皆様、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。


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定例

2024年07月18日 | 川辺の事務所
暑さの中気合を入れて向かった<川辺の事務所>の現場で定例打合せ
梅雨明けが発表されてなお一層暑さを感じるなか、打合せが始まった午後3:00頃でも30℃を超える暑さ!



現場に置かれた扇風機 GRⅢ

定例となった打合せを終えての雑感です・・・
建物が出来上がった時に設計図も完成すると思います。
設計を進めている時に、どんなに深く考えたつもりでも現場に出ないと決まらない部分がどうしても残ってしまいます。
また、設計から施工まで時間の経過によって考えが変わることもあります。
設計図は建築するに当たっての基本的なガイドラインだと思っています。詳細は現場で決まっていくことが多いものです。
現場での変更はトラブルの元になりやすいので、出来れば避けたいものですが、建物がより良くなると分かれば現場で変更する勇気も必要です。
ただし、出来上がってから変更されたのでは、施工する側もたまったものじゃないし、何もわからずに追加金を請求される建築主もたまったものじゃありません。
現場でなければ決められないことも多くありますが、施工する職方の手を止めない配慮も必要なことです。
建物が良くなっていくためには、建築主の理解、そして施工者と設計者の相性が重要なところです。
そして工事の状況を把握し現場で決められるギリギリまで待って、無理のない段取りを考え、手配する現場担当者の裁量が重要なところなんだろうなぁ・・・
・・・そんなことを思った今日の定例打合せでした。(^^

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モックアップ

2024年07月12日 | いまいすみのすまい
今朝から雨模様の宇都宮界隈、やっと梅雨らしい天気になってきたような?
ただ、朝のニュースでは来週には梅雨明けの見込みとか?雨の少ない今年の梅雨です。

やっと梅雨らしい写真が撮れました。(^^;) 雨に濡れた駐車場のナツヅタ GRⅢ

工事が進む<いまいすみのすまい>では大工職による内部木工事がいよいよ大詰めと云ったところ。

写真はリビングのラウンジピットの背当てですが、まだ試作の段階。
背中の当たるところの「気持ちい!」というところは人それぞれなので、すまい手に実際に座っていただいて感触を確認して
背中を当ててみて「そこそこ、そこです!」という、<ツボ>を探すためシナランバーで造ったモックアップ(試作模型)です。

デスクワークのお仕事をするご夫婦、椅子に腰掛けてという日常なので、家にいるときぐらいは重心の低い床に近いところでくつろいでいただきたい
そんな思いで提案したラウンジピットがこの住まいの「とっておきの場所」となるはず。そこにある<背当て>ですから重要なパーツなんです。


この現場を担当する大工職Oさん、階段手摺の加工に集中・・・GR君のピンは手摺断面に。(^^;) 
Oさんの目線を入れた方が良かったかなぁ? GRⅢ 適宜トリミング

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地盤調査

2024年07月09日 | 仕事

設計が進められている住宅の計画で、今日は朝一番で地盤調査が行われました。 GRⅢ 適宜トリミング
暑さの中、日陰のない現場で作業する方には、ホント頭の下がる思いです。

調査方法は住宅など小規模建築物の地盤調査の際に一般的な<スウェーデン式サウンディング試験>という方法。
先端にドリルが付いた鉄棒を回転させながら地面に挿し込んでゆき、1m沈めるのに何回転したかで地盤の固さを計ります。
柔らかい地盤だと数回転で沈んでしまいますが固い地盤だと何十回転もさせないと挿し込めない、そんな原理に基づいた調査方法です。
以前にも書きましたが、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を
1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。・・・なので、<スウェーデン式>のようです。

区画整理が進む地区での建て替えの計画で、立ち会ったところ2点ほど「ストン・・・」と自沈するところが!
詳しい結果については調査会社から提出される報告書を待たなければなりませんが
私見では以前の建物の解体工事で、基礎を掘削撤去した時にバックホーで掘ったところかもしれないなぁ?
何らかの補強が必要になりそうな・・・悩ましいとことろです。(^^;)

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しちせき

2024年07月07日 | 雑感
なかなか慣れない暑さにため息が出てしまいそうなこの頃、暦を眺めてみると今日は七夕(たなばた・しちせき)
ブログでは何度も書いていますが、天の川の両岸に輝くわし座のアルタイル(彦星)と、こと座のべガ(織姫)が一年に一度だけ逢うことができる夜...
まあ、そんな色っぽい話には縁遠い当ブログ・・・(^^;)

夏の夜に東の空を見上げると、ボンヤリと星が集まって見える「天の川」、その両岸にアルタイル<彦星>とベガ<織姫>
その真ん中に明るく輝く白鳥座のデネブ、この三つの星を結ぶと夏の大三角形。
今夜は眺められるかなぁ?・・・でも、近視で乱視のぼくには・・・(^^;)

そこで、今朝の散歩道からの一枚は「ボンヤリ」 GRⅢx モノクロ 適宜トリミング


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ワークトップ

2024年07月04日 | いまいすみのすまい
工事が進む<いまいすみのすまい>の現場で、今日は<朝一番>から現場でキッチンワークトップ造作についての打合せでした。
「朝一番から!」と云う理由は、天気予報によると熱中症警戒アラートが発令!されるということで・・・まあ、「涼しいうちに打合せしましょう」
と云うこともあったのですが、一番の目的はこの暑さの中で作業を進める大工職の手を止めないためなのです。


壁に立てかけられているステンレスのパーツは搬入を終えた、取付けられるキッチンワークトップ。 GRⅢ
「中華鍋を振りたい」という住まい手の要望を反映して加熱調理台を一段下げたレイアウトです。ワークトップの詳細図をチラッとご紹介!
<下の図面をクリックすると別画面が出てきます。>



予報通り、朝から気温はグングン上昇して打合せを終える頃には30℃に迫る勢いでしたが・・・(^^;)
作業が進む室内は(自画自賛ではありますが)高い断熱性能と通り抜ける通風のおかげで「涼しい」とまでは言えませんが、まあそれなりの作業環境のようです。(^^

・・・とは言いながら、現場で作業する職方には頭の下がる思いです。まだまだ暑い日が続きますので、くれぐれも熱中症に気を付けて作業を進めてもらえたらと思います。(^^


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7月1日

2024年07月01日 | 雑感
今年も半分が過ぎて今日から7月、バタバタと忙しく過ごした半年だったような・・・みなさま、半年間お疲れさまでした。

見上げた空に浮かぶのはヒツジ雲←たぶん。(^^;) GRⅢx 適宜トリミング

空に向かって腕を真っ直ぐにのばして人差し指を立てたときに
雲一つが人差し指に隠れるようなら、巻積雲(ウロコ雲、イワシ雲)、指2~3本くらいなら高積雲(ヒツジ雲)だそうです。
「忙しい・・・」なんて思った時には空に浮かぶ雲を眺めてみるのが、一番! (^^

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マイブーム

2024年06月30日 | 雑感
昨日のことですが、実施設計が進む<上辺見のすまい>の打合せの帰り、チョット寄り道をして<しもだて美術館>へ

しもだて美術館はしもだて地域交流センター(アルテリオ)の3階にある美術館で、目的は企画展<みうらじゅんFES マイブームの全貌展

<みうらじゅん>と云えば「マルチ才能の人」といったイメージで、この企画展を観るまでは「もともと何をしている人なんだろう?」と思っていたくらい
イラストレーター、漫画家、エッセイストであり、「マイブーム」「ゆるキャラ」などの名付け親。
これまでに制作・収集した膨大な作品はテーマ分けされて展示され、思わず「クスッ」と笑ってしまうような作品ばかりで、気がつくと展示ブースを2周していました。(^^;)




しもだて地域交流センターは、池原義郎氏による設計、浮かぶようなガラスの回廊が印象的でした。 写真はGRⅢ 適宜トリミング

いまのところ、僕の「マイブーム」はみうらじゅん、「じゅんブーム」かなぁ?


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小原のすまい

2024年06月28日 | 小原のすまい
先週末に梅雨入りしたここ宇都宮界隈、しばらくまとまった雨は降っていませんでしたが今日は朝から本格的な雨模様。やっと梅雨らしくなってきました。
曇りや雨の日には気持ちもどんよりとしがち、気持ちを安定させる働きをするセロトニンという神経伝達物質の分泌が滞り憂鬱な気持ちになるとのこと・・・。

そろそろ見ごろも終盤かなぁ?と云った感の紫陽花。 GRⅢx モノクロ

先日のことですが、そんな憂鬱な気持ちをスカッ!と跳ね返してくれるようなことがありました。
昨年末から計画を進めてきたプロジェクトが正式に設計契約を結び、本格的に実施設計を進めるといった段階へと。(^^


今回も直球勝負で字名からタイトルを頂いて<小原のすまい>に決定。 プレゼン時の模型写真をモノクロ化

本来、設計相談を頂いてプレゼンテーションをご覧になって頂いて、では契約締結を、というようにしているのですが、
土地の条件や住宅資金融資のことなど、いろいろな事をしっかりとクリアしてから契約を、というクライアントの考えを尊重させていただいたこと
そして「ずっと建てるなら設計はお願いするつもりでいました!」という、設計者冥利に尽きるひと言で、お互いの信頼関係が出来上がっていたという訳です。

これからまだまだ細かな点を詰めていかなければなりませんが、その展開も楽しみな住まいです。
要望と予算のバランスを考えながら、プロジェクトはドンドン現実の世界へと・・・。(^^
今後の展開についても、また折にふれ、このブログでお伝えしていければと考えています。どうぞお楽しみに。(^^)v


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梅雨入り

2024年06月22日 | 雑感
気象庁は21日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表。平年より二週間ほど遅い梅雨入りの発表。

今朝の散歩道から、今月いっぱいが見頃かなぁと云った感の紫陽花。GRⅢx 適宜トリミング
「雨に濡れた・・・」じゃなくて、梅雨らしい写真じゃありませんが・・・(^^;)

今朝は「ほんとに梅雨入り?」と云った空模様。 GRⅢx 適宜トリミング


でも、今日の夕方からはポツリポツリと雨が降りだして、これからしばらくは雨が降ったり止んだりの天気が続くそうで、ようやく梅雨らしくなってくるようです。
水不足が深刻なところもあるようですが、工期が迫っている現場からしてみると、出来れば雨は降らないほうがいいんですがねェ。(^^;)

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ブラック

2024年06月21日 | 川辺の事務所
昨日のことですが工事が進む<川辺の事務所>では進捗に合わせて定例化してきた打合せのために現場へと・・・


板金職によるガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きが進められています。 キレイに工事が進められています。(^^)v  写真はGRⅢ 適宜トリミング

選んだ屋根材の色は<ブラック>です。色彩心理学では色には固有の意味があって黒は重厚感、力強さと云ったイメージ!
今回も例によってサンプル帳から選んでいるのですが、ひと口に「黒」と云ってもかなり微妙な感じです。
サンプル帳にある<ダークグレー>と<ブラック>との違いは?と云った感。(^^;)
ただ、うちの事務所の事例でよく使っている<銀黒(ギングロ)>というガンメタリックと比べると、どちらもかなり黒い!

黒やグレー、白は「無彩色」で赤や青などと違って色味を持っていない色で、目に感じる光の波長範囲全域で光の吸収や反射が特定の波長に対して高くなったり低くなったりしない色。
反射率が低いと黒っぽく見え、反射率が低いと白っぽく見えます・・・黒をハッキリと定義するのは難しいようですねェ。(^^;)


ここからはチョット話題から離れてしまいますが、(-_-;) 下の写真は外壁を選ぶために用意して頂いた、ガルバリウム鋼板角波鉄板。

サンプルは<ライトグレー>と云った色なんですが、露出補正を極端に下げて(EV:-2.0)で撮影したので、画面ではほぼ黒に見えているかと思います。


話はさらに脱線して・・・モノクロにレタッチしたブルーシートに覆われた現場です。(^^;)

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夏が来る?

2024年06月16日 | いまいすみのすまい
今朝は小雨がチラついた宇都宮界隈ですが、来週も夏日の予想で梅雨が来ないうちに夏が来るなんてことに・・・梅雨はどこへ?と云った感。
そもそも<梅雨>って?・・・春の終わり頃から夏にかけて雨や曇りの日が多くなる現象、その時期とのことですが、なかなか雨が降りませんねェ。(^^;)

まあ、待っていると来ないようなので、雨を待ちながら紫陽花を眺めて  GRⅢx 適宜トリミング

昨日は<いまいすみのすまい>現場打合せ

北側を望む窓から・・・来ない梅雨を楽しんでいるような公園で遊ぶ子供達 GRⅢ モノクロ 適宜トリミング

打合せを終えて思ったことですが、
現場での打合せは、他の建築設計事務所とは異なり、造作家具・厨房ユニットなどの設計も行っているので、打合せや確認しなければならない項目は自ずと増えてきます。
まあ、時間をとっていただいて大変なのですが、でもその分、住まい手に気に入っていただき、また自分自身でも納得できる空間が設計できている、と考えています。
「建築」というマクロな視点だけでなく、最も人に近い「家具」という視点から住宅を考える、うちの事務所の設計作業は私にとっても良い勉強となっているように思っています。


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上棟

2024年06月12日 | 川辺の事務所
梅雨入り間近の宇都宮界隈、真夏日が予想された昨日<川辺の事務所>の現場は建て方が行われました。

朝から晴れた夏の空に映えるラフタークレーン GRⅢ


午前中には2階小屋梁まで組み上げられて・・・


昼前には棟木が上がって無事に上棟まで・・・写真では小屋梁に隠れて棟木が見えませんが妻側の登り梁も組まれて切妻がカタチになっています。

3時の休憩前には野地板と通気層を確保するための<通気くん>の取付が同時に進められて・・・


建て方の時に野地板下に通気くんが取り付けられるのを見るのはこの現場が初めて!

施工内容を理解して施工手順を工夫した大工職によるものです。(^^)v


夕方に防水ルーフィング、耐力壁面材取付まで進んで作業は無事に終了 GRⅢ モノクロ

今回のような規模の大きな軸組を一日でここまで進めることは難しいことですが、うちの事例を理解している組み上げてくれる優秀な大工職に感謝です。^^
クライアントにも建て方作業を見学していただいて、目の前で事務所の形が表れてゆくその姿にワクワクしておられる感じが伝わってきて、こちらとしても嬉しいかぎり。

ということで、改めましておめでとうございます。また、あたたかな心遣いまでいただきまして、まことにありがとうございました!
そして、予想以上となった暑さの中、作業にあたっていただいた職方の皆様、本当にお疲れさまでした。(^^

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耐熱ガラス

2024年06月08日 | 家中のすまい
先週の記事<夏めく>でお伝えしていた<家中のすまい>へ再度訪問してきました。
今日は「甘いイチゴの香りを満喫させていただきました」なんて云う話ではなく割れてしまったガラス交換の件でのご訪問でした。

一昨年の夏>には畑仕事から帰って外流しで長靴を洗って真っ直ぐ入れる洗面室のドアの不具合を修理していたのですが
今回はそのドアの隣に設えてある窓のガラスにヒビが入ってしまって、「これじゃ危ない」と連絡を頂いていました。

採寸して用意したガラスを持って建具職と一緒に現場へと、ガラスを持ち上げる手伝いくらいはできるだろう?ということでしたが・・・果たして。(^^;)

ガラス採寸の時には建具職と、ヒビが入ってしまった原因を推測して対応策を検討しました。
洗面室には洗濯機、乾燥機が置かれていて室温がほかの部屋よりも高くなって屋外との温度差による熱割れの可能性、
ガラス面内側にロールブラインドが取付けられていること、そのロールブラインド下部の金属部分が当たることがキッカケになった・・・など
そこで、交換するペアガラスの室内面を耐熱ガラスにして、ガラスの収縮に対応できるように周囲に若干の余裕を持たせる寸法にする
そしてロールブラインド下部の金属部分がガラスに当らないような押縁を追加する等の対応策を講じることに。


交換したガラスを丁寧にクリーニングする建具職 GRⅢ モノクロ 適宜トリミング。

すまい手であるUさんにもお手伝いいただいて交換作業は無事完了・・・お疲れさまでした。(^^)v

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<豊郷台のすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

新型コロナウィルス感染症への対策が続く中でしたが<豊郷台のすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト