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山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

造作工事

2025年05月13日 | 小原のすまい
今日は朝一番!で<小原のすまい>の現場へ・・・すまい手Kさんご夫妻をまじえて、設備機器や外装色の打合せを進めてきて
設計時点からの変更はほとんどなく何事もスムーズに事が進む<小原のすまい>では、現場も着々と形を成してきています。

「モルタル塗りの素地の色がいいのに・・・」と話しながら決めた外装色はグレー系で「スッキリ」とした印象になりました。
片引き玄関ドアの吊り込みを待っている間、大工職につくってもらった仮のドア。(^^;)・・・「仮」と云ってもキチンと施錠できますよ!

そんな大工職に手間をかけさせてしまったのが・・・こちら↓

ロフトへ上がるための階段・・・うちの事務所では<RIGHT&LEFT>と呼んでいますが「互い違い階段」と云うそうです。
うちの事務所では4例目の事例ですが、どう図面を描けば大工職に設計意図がうまく伝わるのかというところが、いつも悩みどころです。

建築基準法で住宅の階段寸法は蹴上(高さ)を22センチメートル以下、踏面(段の奥行)を21センチメートル以上と決められています。
蹴上/踏面を22/21センチメートルの最も急な階段で11段上がろうとすると、約2.3メートルの長さが必要になりますが、この階段では1.5メートルの長さで上がることができ
さらに踏面を25センチメートル確保できています。
これまでの事例では「ロフトへ上がるためのハシゴと同等」と云うことで手摺は付けていませんでしたが、今回は設計時に壁側に手摺を取付けることにしていました。
その後、民間確認審査機関の指導によって「落下防止のための手摺」を求められたため、壁とはの反対側に手摺を取付けるという、チョット難しいことに直面してます。(^^;)
安全で、しかもこの空間に似合う軽快なイメージの手摺は・・・この後の展開をお楽しみに!

「お楽しみに」は、まだまだあります。

本日搬入されたキッチンカウンター。今朝、朝一番で現場へ来た理由はこの搬入のため!
この後、大工職によって組み上げられていく造作キッチン・・・こちらも展開をお楽しみに!

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