チャレンジ鍼灸師82歳:今、新しい医学・医療創造の志に燃えて生きる!

青春時代の社会変革活動の挫折をのりこえ、鍼灸の道へ。

年頭の言葉・・・医道の日本・投稿

2014年01月05日 | 鍼灸健保問題

 

年頭の言葉・・・医道の日本・投稿


      日鍼会・元代議員      

             中川 節

  健保問題の根底には、現在の「医療制度」

にある歴史的な歪みの重みを明確に見据えた

上での根源的な変革を要する問題点がある。

それは、鍼灸医術が、患者の健康を守り維

持できるための医療技術として正当に評価さ

れた「医療・保険制度」の確立である。

この根源的な制度変革のスタートが「鍼灸

医師制度」と「手技療法師制度」の法制定で

り、これを土台にした「健康保険法」の改

正である。

資格者の「医療行為」を、健保法上の「指

定医療機関」として位置づけずに「療養費」

に固定したままで、目先の「かかりやすさ」

を求める療養費委任払いの推進によって解決

しようとして来た、これまでの業界の健保運

動のあり方は明確に誤りである。

業界がめざす「医師との連携を図る日本型

総合医療」も、法的土台を固める観点と目標

を鮮明にせずに進める取り組みでは、所詮画

餅に過ぎず、未来の展望は切り開けない!


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