ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

宇宙人の気功&56回目の点滴

2009-06-28 | 闘病生活
じめじめした天気がいやだと書いたら
それじゃあとばかりに見事な夏日となった金曜・土曜。
せっかくの布団干し日和だけどね、私は両日とも出かけなければならないのよ。
ありがた迷惑だわと、空に文句を言いながらのおでかけとなりました。

金曜日は1年ぶりに、宇宙人医師の気功を受けてまいりました。
はてさて今回はどんなことを言われるのでしょう。

診察台に横になると、小さい子供が使うお絵かき帳のような覚書を大量にひっくり返して
私の記録を探しておられる模様。
見つかったのかどうか定かではありませぬが、しばらくして
「その後どうですか?」と聞かれたので
おかげさまで元気に過ごしておりますとお礼を言いました。

鎖骨から肩、腕にかけて痛みがあると話すと
ちょっと触ってから「これはガンによるものではありませんね」とのこと。
年齢的に、筋肉が萎縮してしまうことがあると言うので
「それって四十肩ってヤツですか?」と聞いたら
「腕が上がらないという症状があれば、そういう病名がつきますねぇ」と笑っておられました。

その後、施術開始。
卵巣への転移の可能性や腹水については話さなかったのですが
宇宙人は、お腹の辺りにかなりの時間をかけて気を送っています。
やっぱりなにかあるんだろうか。

それから左足の脛とふくらはぎ。
なんでわかるの?
抗がん剤の副作用だとは思うのですが
左足の筋肉痛だけが、なかなか抜けないのですよ。
朝、起き抜けにも痛むことがあります。
宇宙人は、ちゃんと見抜いてくれました。お見事。

施術しながら「体力はありそうですねぇ、食欲もありますか?」と聞かれました。
ばっちりですと答えると
「基本的には食べちゃいけないものはないですけれど
あまり体に悪いモノを大量に摂るのはやはり控えたほうがいいですね」と。
最近、出来合いのお惣菜やジャンクフードを食べる割合が増えていることも
見抜かれてしまったんでしょうか。
気をつけます。

仰向けとうつ伏せ、計30分の施術もあっという間に終了。
なんとな~く気持ちよかったぁ。
肩の痛みも不思議と治まっています。
そして「どこにも悪性のものはありませんよ」と言われました。
なにも心配することはない、と。

それでもまた来るように言われるのかと思っていたら、その必要はないとのこと。
へ?また3回くらい通うんだと思って、スケジュール帳も持ってきたんですけど。

いつまたガンが活動を始めるかわからないので
定期的に見ていただきたいんですけどと申しましたら
じゃあ1.2ヶ月に1回くらい、と言いながらも予約を取ろうとはせず
結局、適当な時期に電話予約を入れることになりました。
1年ぶりだというのに初診料も取らず、つくづく欲のないお方です。
だからこそ信用できるんだけど。

しばらくしたらまた行ってみようと思います。

さて土曜日は点滴の日。東京は30度超えの真夏日となりました
朝のうちからクソ暑い中、それでも気功のせいかすっきりした気分で出かけてきました。

採血を終え、朝食にコンビニでハムカツサンドを買って食べました。
体に悪いモノはあまり食べるなと、昨日釘を刺されたばかりなのに。。。
でも食べたかったんだもん。

白血球が5800。好中球が3480。かなりいい数字です。
そしてこの日は、先日受けたCTスキャンの結果が出ていました。

新しいシステムになったら、CTの画像もPCで見るようになっていました。
ガラスにペタペタと貼り付けて裏から電灯で照らす、という
昔ながらの光景はもう見られないのですね。
ちょっと寂しいけど、見たい画像があっという間に出てくるのはやはり便利です。

結果は。

肺・肝臓その他主だった臓器への転移は見られない。
腹水も、処置が必要なほど溜まってはいない。

よかったぁ。

そして肝心の卵巣ですが、1年前にはくっきりと写っていた病巣も
すっかり影をひそめておりました。
I医師は「この辺り」と指差しますが、どの辺り?どれが病巣?

そして、前回の検査時にもはっきり写っていない卵巣の画像を見て
「ガンはたまに写らないときがあるから」と
あくまでも「ガンは存在する」と言っていたI医師が、今回は言葉を濁しました。
「ちゃんと細胞診をしたわけじゃないから これが確実にガンだとは言い切れない」 と。

やったね。なくなっている可能性もあるってわけだ。
まだあったとしても、医師でも見極められないくらい縮小しているのかも。

ガッツポーズをしたい気分でした。

もちろん、腫瘍マーカーの数値がわずかながらも上昇していることを考えれば
ガンが体内からまったくなくなったとは思えないし
アクティブであることにはかわりないと思うのですが
このまま封じ込められる可能性もあるってことですよね。

これはもう、やはり私の体内で奇跡が起きているとしか思えません。
抗がん剤も効いているのだろうし、温泉効果もあるだろうけど
やっぱ一番大きいのは宇宙人のパワーなのかもなぁ。

ほっと一安心して、ふと診察室裏の廊下を見ると
やはり今日も、気配を殺して診察の様子を記録している姿がありました。
が、よく見ると看護師さんではなく、いつもユーモラスなIB医師ではありませんか。
最近お目にかかっておりませんでしたので思わず声を掛けてしまいました。
ひょこっと顔を出したIB医師に
「たまにはお話したいと思うんですけど、なかなか機会がなくて」と言うと
診察室へ入ってきてくれました。

ざっと経過を確認した後「食欲はありますか?」と尋ねられました。
はい、ばっちりですと答えると
「あれが食べたい、これはイヤ!という欲求が出てくるといいんですがねぇ」

それもばっちりありますよ、と言うと
「今日はどうしてもこれが食べたい!と思うようになれれば最高です」とおっしゃるので
それもあります、と言いましたら「それならもう大丈夫」と言ってくださいました。

そうか、単に私が食い意地張ってるだけかと思ってたけど
順調に回復してる証拠だったのか。
なんかうれしい。

こうやって、I医師やF医師とは違う視点から
データに頼らない診察をしてくれるIB医師が好きです。
お会いできてよかったです。

点滴のため化学療法室へ行くと、人数の関係からかVIP待遇で個室に通されました。
やはり快適でしたねぇ。
テレビの音量も気にしなくていいし、隣の人の独り言に悩まされることもないし。
おかげでいつもより早くに眠くなり、うんと深く寝ることができました。

このままガンが縮小を続けてくれたらなぁ。
そういう期待を持ち続けられれば、治療も苦にならないのですが。
治る可能性もあると信じて、体に悪いモノはあまり食べないように努力いたしましょう。

・・・と思いながら、点滴後にはまた
アメリカンドッグを食べてきてしまったのでございます。
好きなんだよねぇ。。。どうしても。


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当に (てつ)
2009-06-29 03:47:55
素晴らしい検査結果で、よかった。。。

大変ご無沙汰しておりましたが、
嬉しくなって、ついコメントしてしまいました。

ひざっこぞうさんの頑張りと、
病院の治療と、
宇宙人医師の気功と
きっとすべてが合わさって、
良い結果が生まれたのですね。

私も、幾つかの病気を抱えて不安な日々を過ごしておりますが、
ひざっこぞうさんを見習って、
前向きに大切に生きて行こうと思います。

肩の痛みが治まっていらっしゃるとのこと、
宇宙人医師の気功はすごいですね。
私も是非受けてみたくなりました。

気功を受けての体調の変化など、
また教えてくださいませ。
更新を楽しみにしています。
返信する
ありがとうございます (ひざっこぞう)
2009-06-30 12:53:39
てつさま、お久しぶりです。
コメントいただけてうれしいです♪
その後いかがですか?

この病気は一喜一憂、まだまだ油断しちゃいけないとは思いますが
一時的にでもいい結果が聞けるとやはりうれしいです。

お互いにがんばりましょうね。
宇宙人医師、もし受けに行かれるようならご紹介しますよ。
返信する
Unknown (ほっぺ)
2009-06-30 18:11:44
元気そうで何よりですがな

がんばりすぎるなよー

と、いうわけで以前不採用だったところから
お声がかかって通勤1週間。ご奉仕イベントも
終えてこれから仕事覚えるぞ、です。
返信する
Unknown (ひざっこぞう)
2009-07-01 09:04:18
ほっぺちゃんも新しいお仕事がんばってますね。
接客は神経使うから無理しないでくださいませ。

てつさま
宇宙人医師についてのメールを送らせていただきました。
ぜひその後の様子も教えてくださいね。
返信する
Unknown (shi)
2009-07-01 21:36:57
もしかして、宇宙人の気功ってもしかして郭林新気功でしょうか?
私が買ったガンの本で、郭林という女性が自身の末期がん(子宮がん)を気功をアレンジしたもので治して中国でブームになった。と書いてありました。
ところで、残念な報告をしなければいけなくなりました。
6月25日に義父が永眠しました。
10日に最初に入院していた病院に転院して、主治医も前と同じ先生だったのですが、今までトイレまで自力で歩いて今まで転んだりした事がなかったのに、何かあっても責任が持てないから、ベットから一切動かないで下さいと言われ、ベットの脇にポータブルトイレを置いて、そこに座るのも、腰を浮かすのも、物が落ちて拾うのも、看護婦さんを呼んでやって貰わないといけなくなって、みるみる体力が落ちていってしまい、前の病院で少し痛みが出てきたので、痛み止め(麻薬のでない)は出してもらっていたのですが、転院し所は本人に薬の内容を伝えないまま、モルヒネの飲み薬と座薬を2,3日出した後、飲み薬は吸収が悪くなっているとの事で、モルヒネより強いフェンタニルという貼り薬と、モルヒネの座薬を併用してから、ずっと眠ったままの状態が多くなり、食事も寝ている間に片付けられて、義父が「点滴は出来ないのか?」と聞くと、「浮腫むから出来ない。」と言われたというので、ちょうど疑問を持ったいた所に先生から話があると言われ行ったら、「腸が大分細くなっていて鉛筆の芯ぐらいしかなく、結構詰まってきているので、ここでは詰まった物を取ったりしないので、食事を止めようと思っている」と言われました。
私が、「前に先生に浮腫むから点滴は出来ないと義父が言われたそうですが・・・」と話すと、ビックリした様子で、「点滴やります、やりますから。」と言った後何故か、「でも、本人が点滴をしないで下さいと言う患者さんがいるんですよ。」と訳が分からない事を言ってました。
その後、すぐに点滴はしてもらったのですが、その頃にはだいぶ弱ってしまって、寝返りも出来ない状態になってしまいました。その後もずーと眠った状態が続き、呼吸が弱くなってきて、亡くなってしまいました。
正直言って、義父は栄養不足と痛み止めの副作用で、亡くなったと思わずにはいられません。
動かせない状態になって、私が「手足の筋肉が固まってしまうのが心配だから、前の病院でしていた様なリハビリなどでマッサージはしてももらえないか?」と聞いても、「それは、お金儲けの病院がやることでここではやってません。」と言われたし、前に入院したときもカテーテルでの点滴はやっていませんと言われた事もあるし、とにかく出来ない事が多い病院でした。
コメントが長くなってすいません。
この事を書くか迷ったのですが、このような病院がある事を知ってほしくて書いてしまいました。
ひざっこぞうさんのいる所は、都会なので心配要らないと思いますが、ひざっこぞうさんには、義父の分まで長生きして、ガンを克服できる様、祈っています。

返信する
Unknown (しろみ)
2009-07-02 20:49:15
>「ガンはたまに写らないときがあるから」
そうなんですか!写らないときがあるんですか。
ガンってとことん曲者ですよね。

それにしても、順調でよかったです。
父親が治療費がかかるって、心配するんですが、
安心料を払っていると思えば、こんなものは
苦でもないよ。と言ってあげるのですが・・・。
宇宙人さんも、本当に良心的で
ありがたい存在ですね。

さんって・・・医師だったよね。
段々現実離れしたイメージが(笑)
返信する
Unknown (ひざっこぞう)
2009-07-02 21:48:46
shiさま
私の受けている気功は、横浜市内でやっている男性医師です。
いっさい宣伝はしていないようなので
ここでも実名を出すのをためらっているのですが
口コミだけでかなりの患者が集まっているようです。
同じようなパワーを持つ方が他にもいるのですね。
そちらに言ったらどんなことを言われるのか、ちょっと興味がありますねぇ。

さて本題。
あぁ、なんてひどい。
お義父さまは本当にお気の毒でしたね。
こんなひどいことが実際にあるなんて信じられません。
コメントが長いなんて気にしないでください。
もっともっと書き連ねたい怒りや悲しみがいっぱいあったんじゃないですか?
私も心底悔しいです。
できることなら私自身が飛んで行ってその医師の胸倉を掴み
いや、蹴りのひとつも食らわせて罵声を浴びせて土下座でもさせてやりたい気分です。
本当に、そんなひどい話ってないですよ。
絶対あってはならないことのはずなのに。
私は幸い恵まれた環境で治療を受けていますが
都会だからと言っていい病院ばかりとは限らないようです。
実際、以前に相談に行ったガン専門病院の医師は
患者が多すぎて各々の症状に合わせた治療ができないと言っていましたし
新聞や雑誌の医療特集などにも、ひどい医師の話が載っています。
運とお金で命の長さが決まってしまうなんておかしいです。
ただひとつ救いだったのは、お義父さまが苦しまずに逝かれたと思えることです。
眠ったままだったのですか?
苦しんで亡くなったのではないですよね?
せめて安らかな最期だったと思いたいです。
shiさまも、親身の看病でお疲れなのではないですか?
そういえば、shiさまご自身の具合はいかがなのでしょう?
もうすっかりよくなられたのでしょうか?
せめてこれ以上お義父さまを悲しませないよう、ゆっくり体を休めて早く元気になってください。
あぁ、私も長くなってしまいましたが、本当はまだまだ書きたいこといっぱいあります。
shiさまも、書き足りない気持ちを持て余したらいつでもいくらでもぶちまけにきてください。
私も、shiさまやmisuzuさま、しろみさま、てつさま、ちょっと先輩さま、その他いろんな方々から教わったことを忘れずに大切にしながら
それらを無駄にしないよう精一杯生きていきたいと思います。

最後になりましたが、お義父さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

しろみさま
ガンは、臓器の襞にまぎれて姿を隠すことがあると医師が言っていました。
だから検診でも見つからなかったりするのだと。
まったく曲者です。
お父様も順調に回復なさっているようですね。
でもここで油断してはいけません。
まさに治療費=安心料ですよね。
それが必要なくなる日が早く来るようにがんばってくださいね。
返信する