ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

ごまめ作りに初挑戦

2008-12-30 | 我が家の近況報告
おせち料理の定番、田作り。
我が家では原材料名そのままに「ごまめ」と呼んでおります。
そのごまめ、我が家のものはなぜか
一般に売られているものとはちょっと違います。

こんな感じ。

お砂糖を水飴状にからめるのではなく、パリパリの砂糖菓子のようにしてしまいます。

亡くなった祖母の代からずっとこれ。
だから私は、ごまめというものはずっと、こういうものだと思っていました。

他の料理は市販のものでも代用できるけれど
これだけは売っていないので、自宅で作らなくてはいけません。
今までは他のおせちとともに全て母におまかせでしたが、母も年ですし
そろそろ作り方を教わっておかなくてはいけないかなと思い
今回初めて、メモを片手に一緒に作ってまいりました。

ごまめの炒りが足りなくてもダメ。
砂糖を溶かすお水の分量も、少なければ溶けないし、多いとうまく絡まないし。
ごまめと砂糖を絡ませるタイミングを見計らい
絡ませたらあとはパワーとスピードの勝負。
これに失敗すると「ごまめ入り砂糖団子」になってしまいます。

昔、別れた旦那がまだ彼氏だった頃に手伝いに来て
「力仕事なら任せてください」と言って
見事な砂糖団子を作り上げてくれたことがありました。
今でも我が家の語り草になってます。


話し戻って、母は、このごまめ作りのためだけに
同じ鍋とスプーンを何十年も使っております。
昔懐かしい古びたシチュー用のスプーンが出てきたときはあきれましたが
作ってみて納得。
手になじんだものを使わないとスピード勝負には勝てないのです。
初めて自分で作ってみた私は、うっかり鍋肌に触ってしまい火傷をしましたが
母は長年の感覚だけを頼りに、見事に作り上げました。

出来上がったごまめは、母の作品とともに少しずつお持ち帰り。
お正月前にちゃっかりつまんでます。

なぜ3つの容器かといえば、使っている砂糖の種類が違うから。
上白糖・グラニュー糖・三温糖で作り分け、味の違いを楽しみました。
やはり上白糖と三温糖がおいしいです。
グラニュー糖は、ごまめにはちょっと合いませんね。

これなら、お菓子感覚でいつでもポリポリ食べられますから
カルシウムの補給には最適。
いまのうちにごまめを買いこんでおいて
なくなったらまた作っておこうと思います。
ひとりで作れるかしら。。。

ただし、我が家にある鍋とスプーンは
ごまめ作りには不向きだということがわかりましたので
年明けにさっそく丈夫なものを買いに行くことにいたしましょう。

ではみなさま。
今年も1年、お世話になりました。

様々なお正月があると思いますが
みなさまの年越しが、心穏やかなものであることをお祈りいたします。
そして来年、またお変わりなくここを訪ねてきてくださることを願っております。

来年もまた、よろしくお願いいたします。

逆流性食道炎再び

2008-12-30 | 闘病生活
昨晩、私また、逆流性食道炎の症状に悩まされました。

原因はわかっております。
夜11時過ぎに食事なんぞするからです。
布団に横になったのが深夜1時頃。
食べてから2時間足らずしか経っていませんからね。
消化活動が終わっていなかったのでしょう。

それもこれも、バイトから帰ってきて遅い夕食をとる娘ッ子の残り物を
「もったいない」とばかりに食べてしまったせいです。
ビーフンと野菜の炒めもの。
これがまたおいしかったもんだから、つい。

お昼に、手術後初めての蕎麦を食べたんですが、やはり消化が悪いようで
食べてる最中にひどいダンピング症状に襲われましてね。
ビーフンもダメかなぁとおそるおそる食べてみたら、けっこう平気。
調子に乗って、ついつい。

布団に入り1時間ほど経った頃、食道に燃えるような痛みを覚えて目が覚めました。
こりゃあ薬を飲んだほうがよさそうだなぁと思ったのですが
なにせ真冬の深夜。
布団から出たくなんぞありませんわ。

そぉっと体を起こし「なんとか治まってくれい」と祈りながら様子をみました。
しばらくして痛みも軽くなったような気がしたので再び横になってみましたが
やはりダメです。
そのうち、苦い液体が食道からジワッと上がってくるのを感じました。

これこそまさに消化液の逆襲、いや逆流か?
こんなもの吐きたくないです。
しかたなく寒いのを我慢して布団の上に起き上がり
症状が落ち着くのを待つこと30分ほど。
何度か吐きそうになるのを必死にこらえ
救急車だけは呼びたくない、お願いだから治まって!と祈り続けました。

深夜3時も過ぎていたでしょうか。
どうにかこうにか痛みも治まりましたので
予備の枕(むくみが出そうなときに足の下に置けるよう常備しています)を使って
上半身を高くして、ようやく寝ることができました。
あ~寒かった。そして、怖かったです。

今日はやっぱり大掃除をしようと思っていたので早起きするつもりだったのですが
おかげで起きたのは予定よりも30分ほど遅くなりました。
起きて一番に「お薬ちゃ~ん!」と、まず薬に飛びつきましたよ。
今日ばかりはあのまずい液体も、消化液の逆襲から私を助けてくれる頼もしい味方。
あんな苦しい思いから解放されるのなら、ネバネバの感触も恋しく思えます。

前回、ちゃんと飲み続けて治しきってしまわなかったのがいけなかったのですね。
今度は飲みます。毎回、食事前に必ず飲みます。
年末年始、救急外来のお世話にだけはなりたくないですから。
おせちもちゃんと食べたいですしね。

お蕎麦はダンピング症状を引き起こしましたが
ビーフンは食べてもなんともありませんでした。
同じ麺状のものでも、蕎麦のほうが小腸への刺激が強いようです。
ただ、蕎麦もちゃんと消化はしているようですので
麺類を食べられるようになる日も近いのかもしれません。
食べ方にさえ気をつければいいのかな。
そろそろパスタにも再挑戦してみようかな。