ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

44回目の点滴またまた中止・・・で、年越し

2008-12-27 | 闘病生活
真っ青な空に冷たい冷たい北風が吹きすさぶ、寒い一日だった今日。
今年最後の点滴を受けるつもりで早朝から病院へと向かいましたが
またまた中止となってしまいました。

原因は前回と同じく肝機能の数値。
点滴を休んで下がるどころか、前回よりもさらに上がっておりました。

白血球なんて6100もあるし、好中球は3355。
年末の楽しいイベントやお買い物のおかげで免疫力は見事に増加していると思われるのに
肝臓ちゃんだけは少々グロッキー。
年末だからってさぁ、勝手に忘年会で飲みすぎてると判断して張り切っちゃってるんじゃない?
お酒なんかまったく飲んでないんだから、休んでていいのに。

さすがのI医師も、数値を見て難しい顔をしておられました。
抗がん剤治療をこれ以上休みたくはないけど
肝臓に負担がかかることを考えると、今日も中止にせざるを得ない、と。

で、年明け早々血液検査だけはしに来てね、ということで
予定よりも早く予約を入れられ、さらに超音波検査の予約も取りました。
年明け2週間後のCT検査が来年最初の通院だったはずなのに
その前に2回も行かなきゃいけなくなりましたわ。

CTに超音波。
肝臓も食道も子宮もそれでだいたい見当がつくと思うから、とおっしゃいます。
なんだか物々しい雰囲気が漂ってきたので
「なにか覚悟をしておかないといけないですか?」と聞いてみました。
I医師はキョトンとして「なんで?」

肝臓の数値は確かに上がってはいるけれど
覚悟をしなきゃいけないような状態であれば、もっとうんと高くなる、と。
今は3ケタ台前半ですが、ひどい状態であれば4ケタまで跳ね上がるんだとか。
あ~よかった。

前回聞きそびれたビタミンB12は、欠乏してはおりませんでした。
I医師、得意げ。
昔は食事が悪かったからねぇ、F医師の若い頃なんかはよく注射してたらしいよ、と。
そうか、貧血の特効薬になるかと思って期待してたんですが
私の貧血の原因はB12不足とは関係なかったようです。

腫瘍マーカーの数値も横ばい。
悪くなってはいないけど、できることならもう少し下がってほしい状態だそうです。

つまり、肝臓以外は変化なしってことですかね。
良くも悪くも「無事で」年を越せることに感謝しなくてはいけません。

安心して、I医師に年末のご挨拶をすませ
受付で会計に必要な書類を受け取ると
次回以降の予約確認表に、取った記憶のない新たな検査の予約が。。。
1月にCTを受け、その翌月にすぐまたなにか検査をするようです。
・・・これはひょっとすると内視鏡検査かもしれません。

やっぱ安心できる状態じゃないんじゃないの?
しかも人の予定も聞かず、勝手に予約入れないでくんないかしら。
なにも予定のない日だったからいいけど、それにしてもなんの検査?
年明けに確認するしかありませんね。

抗がん剤を変更することだけは視野に入れておかないといけないと思いますので
お仕事再開はその様子を見てからってことになるのかなぁ。
新たな副作用も覚悟しなきゃいけないし
最初の投与のときにはまた入院かもしれないし。

無理に活動しないで、おとなしく年を越そうと思います。

3年目の発見

今朝は富士山がきれいでございました。

どこから見たかと言うと、我が家の玄関を出てすぐの
エレベーターホールに面した共用廊下から。

そんなところから富士山が見えるということを
ここに越してきて3年。知らなかったんでございます。
先日のクリスマスパーティーの日の夕方
用があって外へ出て行った母と娘が「カメラカメラ!」と大騒ぎして戻ってきまして
何事かと思ったら、見事な富士山が見えるじゃありませんか。


ちょっとピンボケ。
手前の建物が邪魔ですねぇ。

で、今朝ものぞいてみたら、雪をかぶって真っ白になった富士山が
はっきりくっきり見えました。
今まで気づかなかったなんて、なんとももったいないことをいたしました。