ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

43回目の点滴中止

2008-12-20 | 闘病生活
今日は今年最後の点滴となる予定でしたが
血液検査の結果により中止となってしまいました。

原因はやはり肝機能の数値です。
前回いったん2桁まで下がった項目が、また3桁に上がっていました。
こうなるともう、抗がん剤の影響と考えざるを得ないようです。
肝臓そのものになにかできているのなら、ずっと上がり続けるはずですから。
上がったり下がったりの周期を見ると
点滴をして2週間後くらいに数値が上がり、しばらくして下がって・・・の繰り返し。
抗がん剤の変更を真剣に考える時期がきているということです。

せっかく白血球好中球が落ち着いているというのに。
今日も白血球は4900。好中球は2646と絶好調でした。
なのに、いろいろ問題は起きるものですね。

とりあえず来週また検査をして、その結果によってはもう一回点滴しましょうと
いうことになりました。

う~む、年末の予定が狂ったぞ。
今日、最後の点滴をして、それが体から抜ける来週後半以降から暮れにかけて
大掃除や買い物に動き回るつもりだったのに。
来週また点滴するかもしれないとなると
こりゃあ、それまでにやるべきこと全部終わらせておかなくちゃ。

さて今日はI医師に、漢方外来への紹介状を書いていただきたいとお願いしてきました。

数日前、新聞に「ガンの症状を緩和するために漢方を使う医師が増えている」
という話題が載っていまして
胃の摘出後の下痢にも漢方が有効な場合があると書いてあったんです。

その記事で紹介されている病院は
私がかつて相談に行ったことのあるがん相談室「蕩蕩」で
私の話を聞いてくださった医師が在籍している病院でした。
こりゃあもう一回蕩蕩へ行って、そこから紹介状を書いてもらうしかないかな
でもその病院って遠いから通うの大変だな、とためらっていて
そのことを愛知県在住の知人にメールで話したら
その方から、私の通っている病院にも漢方外来ができているはず、との情報をいただきました。

まぁ、なんということでしょうね。
通っている当の本人の私が何も知らず
愛知県という遠方にいる知人に教えていただくなんて。。。

で、I医師に今日「漢方外来があるって聞いたんですけど」と切り出してみましたら
I医師もご存知なかったようでした。
おいおい、同じ病院内のことでしょうが。
しかも担当医も同じ外科の医師ですよ。

I医師、ちょっとご機嫌斜めになりながら調べてくださいました。
調べながら「ガンに関する漢方?」と聞かれました。
つまり、ガンに関する漢方なら自分が出す、ということなんでしょうね。
ここはちょっとウソをついたほうがよさそうです。
だってI医師はちゃんと症状について考えてくれないもん。

いえ、冷え性とか低血圧とかについて
ずっと前から相談してみたいと思ってたんです、とお答えしました。
かなりご機嫌斜めになりながらも予約について調べてくださった結果
来年1月末にならないと予約はとれないらしい。
で、予約の取れる一番早い日がたまたま「冷え性外来」の日だったので
そこに予約を入れていただきました。
ほんとは冷え性に限定されないほうがいいんだけど
本来はガンの治療が専門の医師ですから
たぶん下痢についても話を聞いてくださるでしょう。

I医師はその後もずっとご機嫌悪く、口数が少ないままでした。
他科にかかりたいと言われたことも不満だったようですが
どうやら漢方外来の担当医とあまり仲良しじゃないみたいです。
派閥が違うんですかね。
いろいろめんどくさいこと。

さてもうひとつ、前回書いたビタミンB12について。
胃がなくなるとB12が欠乏するので、年に何回か注射で補う必要があるという情報を得て
前回それをI医師に聞いたところ「じゃあ来週やろうか」とのことでした。

私はてっきり今日、注射をしていただけるものと思っていたのですが違ったようです。
「今日やろうか」とおっしゃっていたのは
B12が欠乏しているかどうかの検査だけでした。
血液検査の項目にB12が増えておりまして
その結果を見て、注射をするかしないかを判断するということだったようです。
が、B12の検査結果が出るのには2~3日かかるんだそうで、今日はまだわかりません。
来週に持ち越しとなりました。

今日注射をしてもらったら、ひょっとして貧血が改善されるんじゃないかと
ひそかに期待してたんですけどねぇ。
漢方も、もうちょっと早くに診てもらいたいというのが本音です。
なんでこうも、あれこれ時間がかかるのでしょう。
そして、予想外のことを聞かれたりお願いされたりするたび
いちいち機嫌悪くなるのもやめてほしいなぁ。
こんなんじゃ、セカンドオピニオンなんて絶対言い出せないじゃん。

そうそう、前回処方された逆流性食道炎の薬についても
「あれって、海藻のぬめり成分なんだそうですね」とうっかり言ってしまったら
「そうなの?」とここでもまた機嫌を損ねてしまいました。
PC画面に薬の情報を呼び出して
「このアルギン酸とかいうのが、海藻に含まれてるのかもしれないね
でも他にもいろいろ入ってるから」と
おまえにはわからないだろう的な言い方をされてしまいました。

どうも今日は、あまり相性がよくない日だったようです。
次回は、今年最後でもあることだし、機嫌よく楽しくお話できるといいんですけどね。