ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

説明の後

2006-11-12 | 闘病生活
手術の説明を聞いた後、さらにいくつもの同意書にサインをしました。

血液製剤に関する同意書
手術承諾書
遺伝子検査について
感染症の治療への協力

血液製剤に関する同意書の中に
「手術まで時間がある場合 自己血を確保する方法 もある」と書いてあって、
どうしてそのことを事前に教えてくれないの?
他人の血を輸血されてHIVになんかかかりたくない!と
さんざゴネたんですが、もう遅いのよね、輸血の必要がないことだけを祈って
しぶしぶサインをいたしました。

それから看護士さんによる おへそのそうじ
気持ちいいですな。
耳そうじもしてくれたらいいのに。

久しぶりの入浴を終えた後、待ってましたよ、地獄の下剤。
今回はさすがにちょっと少なめではあったけど
以前よりドロッとしていて飲みにくかったです。

覚悟していた通り、夜中の12時半から朝までトイレ通いでした。

この病院は手術前日の患者でさえ、安静を強いることはないらしい。

手術前日

2006-11-12 | 闘病生活
私の両親を交えて、面談室とかいうところで明日の手術の説明がありました。

未分化型というタチの悪いガンであること、
おそらく胃を全部摘出するであろうこと、
今のところ目に見える転移は認められないこと、
ガンが深いのですぐそばにある脾臓にガン細胞が入りこんでいる可能性が高く
一緒に取ってしまいたいこと、
周辺のリンパ節も取るであろうこと、
食道と腸をつなぐ方法が3種類あるけれど、どれがいいとは言えないので
希望があればその方法を使うということ、等々。

未分化型というのが、後で調べたら「スキルス」を表すものだったんですね。
スキルスという言葉は知っていたけど未分化型は知らなかったので
このときは「スキルスじゃないのかもしれない」と、
まだかすかな希望を持って聞いていました。

とはいっても、胃を全部取られたらどうなっちゃうのさ。
もう二度と早食い大食いはできないわけでしょう?
職場のランチで、誰よりも早く誰よりもたくさん食べることで有名(?)だった私が
少食になっちゃうなんて信じられない。

なんでもいい、ほんのちょっとでもいいから胃を残してください、
・・・そうすれば少しずつ膨らんでそのうちまた大食いできるようになるかもしれないし・・・(心の声)
泣きながらお願いするしかありませんでした。