湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

部屋とポスターと私

2018-11-13 20:55:24 | 日記
我が家は、木曜日から
居間のリフォームにとりかかる。

家具を別の部屋に移して
今は、テレビとDVDとテーブルだけ

壁にかけてあったタペストリーも外し
大好きなキアヌリーブスのポスターもとった。

敷き詰めていたカーペットは
部屋の半分だけ。

もとのある古びたフローリングが
むき出しになっている。


すると
不思議なものね。


テレビの音
自分の声
スマホから流れる音楽


音という音の響きが違う


クリアで、すこしばかり
今まで聞いていた音より少し高く聞こえる
高音域の声や音には
耳をつん裂く感じがしてしまう


音は伝わる方向や壁に当たって跳ね返ってきたり
人やものが音を吸収したりすることは知ってはいたが、
こうも違うなんて。


昔、アマチュアバンドのお手伝いで
数カ所違うホールやライブハウスといわれる場所に行ったとき
人が居ない時のリハーサルと
お客さんが入った時の音が
とても違うホールがあったことを思い出した。
防音壁になってるとは言え
材質や人の数によって音が変わっていく。

そこの誰もいないホールでのリハーサルは
音が屈折して跳ね返り
どこから音が流れてくるのかわからず
ボーカルを悩ませた

自分の声が聞こえないらしい。

しかし、
人が入ると落ち着いて歌えていた。




今のうちの家は
高音が飛び交う
いや、耳障りの音が気になるだけ


すこし疲れてしまう


カーペットのせいなのか
家具のせいなのか
声が高く響く


フローリングが音を飛び跳ねさせていくのだろう


リフォームのあとは、
フローリングのままにして
家具は極力少な目にと思っていたが
音の落ち着きどころも
考えなくてはいけないね。


リフォームによって知ったこと。




もう、どれだけ長く
かっこいい姿をみつづけていたことか!


『マトリックス』のポスター


すこし寂しいけれど
これも、お別れすることにしました。


ありがとう、キアヌ。










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