「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

「トイ・ストーリー3」3D

2010-08-21 | 映画
予定外ですが映画「トイ・ストーリー3」の3Dを観ることに。これが意外とよかった。全作の中では最もいいんじゃないだろうか。おもちゃの持ち主アンディもいまや大学生になることに。もはや昔遊んだおもちゃたちと向き合うこともない。おもちゃたちの運命は? といった内容です。3DCGの見事さ、ストーリー展開、いずれも水準以上。特に、アンディとおもちゃたちの別れの場面はなかなか涙腺を刺激します。アンディのおもちゃたちへの愛情、おもちゃたちのアンディに対する愛情。大人になるとはこうした別れをいくつも経験していくことなんだと、ちょっとオジさんは感慨深かったです。CGの技術のすごい進歩にはただただ驚きです。もはや最後の別れのシーンなんか、おもちゃを使うアンディは人間が演じているのか、と見まごうほど。おもちゃと対比でそう見えてしまうのですが、いや、ほんと驚きでした。

あと映画本編ではなく、「おまけ」の短編映画「デイ&ナイト」。これが秀逸。声はなく、2人(?)の幽霊みたいなもののが出てきて、それぞれお腹の中に昼間の風景と夜の風景を映し出すのですが、2人が出合って、張り合って、最後は友情を結び、昼夜が入れ替わる、ただそれだけの映画が、実に楽しい。映像の美しさがおおきいとは思いますが、やはり作品はアイデアしだいでいくらでも面白いものができる、という好例でしょう。

それにしても予告編もこれ全部ディズニーの3Dのオンパレード。完全に3Dにシフトしましたね。「トロン」の予告編には感慨深かった。学生時代、初の全編CG映画と銘打って、ただ丸い物体がキューンという感じで直線を描いて曲がって、というだけの今からみるとなんだったのか、という映画。それが予告編を見る限り、もちろん人間が登場しているのですが激しいレースシーンなど見事なCGで3Dとなっていました。トロンを作るのは、やはり技術の進歩を確認するためなのでしょうか。

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