「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

イタリア旅行2

2009-01-10 | つれづれ


ベタな旅行です。ベネチアです。ゴンドラに乗っての撮影です。まさに水の都。昨年末、温暖化の影響といわれている観測史上最高水位までいってサンマルコ広場からなにからなにまで水につかり、どうなるかと心配していたのですが、この日はちゃんと広場もありました。沖合いにスーパー堤防を造るなどしてこの町を残そうという動きが盛んなのだとか。ちなみに有名な水の都部分は旧市街。観光客には素敵な迷路のような細い路地、水路が「足」(なにせタクシーもモーターボートでしたから)といった諸条件は住環境には不向きなようで、人口減少が著しいそうです。郊外は新興住宅で、こちらの人口は増えているとか。まあ、それはおいておいて、観光客にしてみればやはりこの歴史的な街並みは魅力的です。



サンマルコ広場を囲む建築郡は圧巻。ベネチア共和国の富を感じさせます。



路地のお店では仮面を売る店が多くありました。ベネチアは謝肉祭のときにフェスティバルが開かれ、仮面舞踏会があるのだとか。「オペラ座の怪人」みたいな人がたくさん町の中にいるって…想像すると怖いかも。

で、下はフィレンツェ(すごい移動速度ですね)の中心にあるドゥオモ(大聖堂)。なんといってもルネサンスの立役者、大富豪・メジチ家の町ですからこの街も大きな建造物や広場が街のあちこちにあります。



でも、個人的にはこの大聖堂にせよ、ほかの建造物にせよ、なんか大きすぎるように感じました。特にこの大聖堂の丸屋根が威圧的で、色合い的にもなんとなく圧迫感を感じます。どうもメジチ家の力を見せ付けるかのような臭いを嗅ぎ取るせいでしょうか。あまり印象的には好きになれない町でした。というわけで、ここは飛ばして次の町はまた明日。

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