「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

お松茸一本!?

2007-10-08 | つれづれ
テレビでマツタケご飯の作りかたをバラエティー風に放映していました。なんとなく耳で聞いていたら、材料を読み上げるとき「お松茸一本」。そう、確かにそういったのです。「松茸を一本」ならわかるのですが、明らかに丁寧語の「お」をマツタケにくつっていました。

「はあー!?」って思いません? だっていくら高級食材といったってたかがマツタケですよ。なんで丁寧語をつける必要があるのでしょう? 耳障りな敬語モドキが多い昨今ですが、ここまでいくとあきれてしまいます。

「ウチのガキども、どこをほっつきあるいてやがる。おーい、お松と竹坊。おーい、お松、タケ。どこ行ったあ」。これならわかるでしょ。でもねえ、たかが松茸ですよ、松茸。繰り返しですが。この調子でいくと「お松茸一本にお油揚げ一枚をお加えになられておご飯にお加えになさってくださいませ」なんて説明が出てきたりして。

最近はペットの犬にも「お宅のお犬様にもヘヤケアがお必要ですわ。当店のエリートスタッフが特別製のおシャンプーで全身をおもみいたしますわ。その後は特性のお松茸入りプロバンス風おドッグフードをお召し上がりいただいて、内側からもご満足いただきます…」なんていいかねない勢い。けっ。

きょうはちょっと意地悪モードでした。