「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

ホワイトバンド運動

2005-06-27 | つれづれ
「ホワイトバンド運動」ってご存知ですか? 土曜日の朝日新聞にも出ていましたが、世界の貧困に関心を持とう、という世界的運動です。記事によると、日本では歌舞伎の中村勘三郎さんや作家の村上龍さんらがキャンペーンに加わり、サッカー日本代表の中田英寿選手はコンフェデ杯の練習中にも腕にホワイトバンドをつけていたそうです。
詳細は運動のホームページをご覧いただければと思います。
たしかに「バンドを付けたからといって何になる? それで貧困が解決されるのか?」と批判的に見ればいくらでも批判的にみることができるし、粗探しができてしまいますが、何も知らない、何もしないよりは、知識を持つということは大きな改善につながる第一歩になる可能性を生み出します。「無」と「有」には無限の差があると思います。
その昔の「We are the World」を思い出します。声高にではなく静かにではありますが、例えばこうした運動を機に、フェアトレードなど日常生活に生かせる運動、いやそんな肩肘張ったものではなく、日常の一コマに自然と組み込む行動規範になる、と広がりをもつ可能性だってあるのです。
開いたばかりのブログで閲覧者も少ないし、政治・社会問題は極力書かないつもりのブログ(なんといっても「ま、いいじゃん」的生活ですから)ですが、少しでも「知る人」が増えればと、あえて文章にしてみました。

その2
 その3もご参考までに