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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









iPad で肩が凝る。だって重い=ビジネス雑誌 3冊分
今日、Twitterでつぶやいたら思わぬ反響があったのが、iPadで肩が凝るネタ。

iPad の入手以来、アプリをいろいろ試したり、電子書籍をダウンロードしたりして、ずいぶん中身は充実してきた。電子書籍はダウンロードしたら、それを読みたいので、結果として 680g ほどの iPad を鞄に入れて持ち運んでいる。いやいや、実際には、iPad を純正ケースに入れているため、測定してみたら 850g もあった。

結果として、確かに電子書籍や、雑誌は読めるのだが、それ以上に肩が凝って、それが堪えるようになった。

iPad 自体は薄いので、鞄に入れてもかさばらない。
少なくとも、週刊アスキーや、DIME と比べても、鞄の中で場所をとるという風には感じないのだが、とにかく重いのである。雑誌というと重い印象があるのだが、実際に測定してみると、こんな感じ。

■ 紙の雑誌を測定してみた
Newsweek誌 約200g
日経エレクトロニクス 約200g
週刊アスキー 約250g
週刊ダイヤモンド 約250g
DIME 約250g
日経トレンディ 約300g
ハードカバー単行本 約350g
週刊モーニング 約500g
少年マガジン 約650g

というわけで、週刊アスキー (250g) + 週刊ダイヤモンド (250g) + DIME (250g) の3冊を合計すると、約750g ~ 800g。純正ケースに入った iPad は、ちょうどその3冊分より重たい 850g 。
普通の通勤で、上記の雑誌を 3冊鞄に入れて持ち運ぶというユーザーはレアだろうから、そりゃ重いわけだ。

ついでに言うと、この iPad の重さは、軽量さが売りの VAIO P や、VAIO type X などのモバイルノートパソコンと同じくらい。あちらを持ったときには重いとは感じなかったが、雑誌と比べてみるとやはり重いと感じてしまう。

一時は、VAIO type X がほしいなあと思ったこともあったが、この分だと、iPad をやめて、VAIO type X とかに乗り換えても同じくらい重いのだろうなあと感じてしまう。
いやあ、iPad 重い…orz。
[ iPad ] / 2010-06-04 23:08:37 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




7日発表の iPhone HD はこうなる…
iPhone hd 発表まで4日、2010 wwdc ジョブス・キーノートを恩田が予測する
が面白い。
長いエントリーだが、6月7日(月) (日本時間では 6月8日の明け方早く) に開催される WWDC の基調講演の模様を細かく予測している。スティーブ・ジョブズなら、こんなプレゼンをするだろうという内容だ。

個人的には記事を一読して、期待値を込めて正答率 70% とみた。
予想のうち、4.、5.、13.、16.あたりは違うんじゃないかなーと思いつつ、それ以外は当たっている気がするし、もう、なんか未来を先取りして見せていただいている気分です。

iPhone HD に興味がある人も、スマートフォンに興味がある人も、週末はこのエントリでワクワクすべし。
[ iPhone ] / 2010-06-04 01:30:57 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




iPad で電子書籍は確かに読みやすいのはなぜ?
5月28日(金)の日本での iPad 発売を迎えて、にわかに電子書籍・電子雑誌が盛り上がってきた。とはいえ、読める雑誌はほんの一握り。まだ50誌にも満たない。しかし、その中に自分が読みたい雑誌が入っているので、何冊か買って楽しんでみた。

買ってみたのは、下記の通りだ。

●マガストア
・Newsweek誌 2冊 \350円 × 2
・AERA    2冊 \350円 × 2

●AppStore
・電子書籍の衝撃 (iPhone版) \1,000円
・いつもそばにいる(HD) (ソラルル) 無料
・じゃらん 沖縄版 \115円
・VOGUE 2010 May 無料
・OZmagazine 2010 6月号 無料
・数学ガールLite 無料
・GQ May 2010 無料

いずれも紙と比較すると一長一短ある。しかし、iPad は決して紙に劣ってはいない。
何が違っているのだろうか。
結論から言うと、自分の目とデバイスの距離感がキーになっているようだ。

iPad で読める電子書籍はたいてい iPhone や iPod touch でも読める。もちろん、Windows Phone の 4インチ画面ではもっと大きく楽しむことができる。しかし、慣れがないためか、一画面上に表示される情報が少なすぎる印象だ。紙のレイアウトは、もっと一目見たときのインパクトを持っていたり、レイアウトが意味を持っているのだが、そうした編集の付加価値が失われているように思う。ページをガンガン繰りながら読み進めていくが、なんだか本を読むという行為よりは、一種の作業だったり、苦行だったりする印象を受ける。
Webページであれば、その短いパラグラフをスマートフォンで読むという行為に慣れてしまっているため、小さな画面でも楽しめるのだが、雑誌や書籍はそうはいかないらしい。

電子書籍はパソコン上でも読める。パソコン上では、24インチディスプレイとかに表示して、高精細なので、紙の見栄えと比べてもまったく遜色がない。ところが、こちらも自分とデバイスの間の距離感が合わない。パソコン上で電子書籍を読むというのは、まるで講演会でプロジェクタで表示したスライドを読んでいるようだ。読むというより、眺めているような気分になってしまう。こちらは、十分書籍のレイアウトや、情報を受け取ることはできるのだが、頭にさっぱり入っていかないのだ。

結局、iPad の距離感は、書籍に近く、読みやすいと本能的に感じてしまうようだ。

ここまで書いてちょっと思い出したことがある。
以前、マイクロソフトからタブレットPC が発売されたときにも、hp の T1000 というタブレットPCを購入して使っていた。このころハマったタブレットPCの使い方の一つが、Exciteポータルサービスで提供された電子書籍だった。「美味しんぼ」を 1巻無料で読んだら止まらなくなって、それから1カ月ほどかけて、毎晩 1-2冊ずつ読み進めて、気がつくと 45巻くらいまで読んでしまったのであった。

この時の「hp T1000」も、10インチ液晶を搭載したタブレット。
iPad と同じサイズなのであった。
つまるところ、iPad で電子書籍が読みやすいのは、その大きさが 10インチとぴったりサイズなのであろう。もっと軽いものがいいから、5インチで高解像度なものとか、7インチで WVGAを搭載したもの、などがいろいろ検討されているが、10インチというスイートスポットは、デバイスを作る上では外しちゃダメなんじゃないかと思う。もちろん、もっと小さなサイズの Kindle 2だって、読みやすいとは感じるが、英語ならともかく、日本語を表示するには、今にして思うと、不満が残る気がする。

蛇足ながら、日本の出版社は、電子書籍のコミック誌にそんなに本気で取り組んでいないように見えている。ケータイ向けの電子書籍も、頑張っているのは、NTTソルマーレなどの電子書籍プラットフォームを作っている企業だ。だが、このサイズのデバイスが、コミック誌と相性がいいのは間違いないのだから、ぜひ、積極的に電子書籍に乗り出してほしいなあと思うのであった。
[ iPad ] / 2010-06-04 01:00:25 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




     




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