Windows7 をハイビジョンHDDレコーダーとして使い始めてみて1週間。
最初みたら意外と使えるじゃん、と思ったものの、使い始めてみると、若干不満もでてきた。
そのあたりをメモ的にまとめてみたいと思う。
1.録画失敗が意外と多い
ちゃんと理由を確認していないものの、録画が途中で止まってしまっているところがある。
20本くらい録画してみたところで、2本くらいが途中で録画が終わっている。
Windows 7 パソコンを録画機としたときの基本的な問題点は、Windows 7 パソコンの使い方かも。 HDDレコーダーのように置きっぱなしにして、リモコンでしか触らないというならともかく、キーボードもつなぐし、Ctrl + Alt + Del とか押されちゃうし、再起動だってされてしまう。
そういう理由で失敗することがあるのはよく分かる気がする。
実際にそれが原因かどうかは分からないので、もう少し調査が必要かもしれないが、何も考えなかったときの使い勝手としてはそこが気になった。
2.負荷が高いと録画できない?
どんなときに発生しているか分からないが、コマ飛びすることもあった。
パソコンの性能としては、Core2Duo ベースの Xeon 2.66GHz で、64bit Windows 7 で、8GBメモリを搭載ということなので、十分な余力があるはずだ。実際に、録画のときの CPU負荷は、せいぜい 3-5%程度。
ところが、この上で、Virtual PC を起動して、その上で、Windows XP やら、Windows 7 32bit版なんかをバキバキ使っていると、たまにコマ飛びすることがあった。そうはいっても、こちらも、5番組くらいみて、1回のみ。
3.録画開始と録画終了時間のマージンは余裕ありすぎ?
今時のハイビジョンHDDレコーダーは、「番組指定予約」で、行った予約については、デジタル放送の仕組みをうまく使って、再生するときには番組の開始直後からビシっと始めることができる。
初めて、ハイビジョンHDDレコーダーを使ったときには、このきちっと感がすげーと思ったものなのだが、Windows 7 の Windows Media Center ではここがぼやっとしている。番組指定の前 2分くらい前から録画を開始し、番組終了後の2分くらいまでを録画している。
これはこれで取り逃すよりはマシなのだが、実際には再生をはじめると、まず、30秒スキップなどで番組の頭出しをする必要があるのが面倒くさい。ちょっと残念だが、Windows 7 自体は、デジタル放送以外にも対応するために、こういう最大公約数的な作りになっているんだろうなあと、ちょっとガッカリ。
それでも、今時の 2GB ~ 4GB 程度の大容量のメモリと、500GB ~ 1TB とハードディスクを搭載したパソコンであれば、9,000円くらいの Windows 7 専用のデジタルチューナーを搭載すれば、ハードディスクレコーダーになってしまうと言うのはなかなか便利な気がする。
観たい番組が重なってしまって、録画できないーというような緊急時に使ってみるのも意外と便利なものかも。 |