2009年4月、Windows 7 の製品ラインナップが発表された。Ultimateから、Starterまで 6のエディションが発表され、細かく機能が分けられ、価格が微妙に差を付けられている。これは、ソフトウェアという機能を変えても、製造コストが大きく変わらないという特性を持った製品ならではの考え方なのだろう。そして、今日、Windows 7 が 2009年10月22日に発売されることが明らかになった。
ところで、Windows XP のパッケージメディアは CD で、Windows Vista のパッケージメディアは、DVD だった。Windows 7 のパッケージメディアは何になるのだろうか。
個人的な希望では、Microsoftには、ぜひ USBメモリでの Windows 7 の販売をお願いしたい。
理由は下記の通りだ。
1.ネットブックなど、DVDメディアがないパソコンも増えている。
こうしたパソコンなどにインストールするために、DVDプレーヤーも買うのは安価だが無駄な気がする。
※ 逆に秋葉原などでは、ネットブック用に Windows 7 と格安 ポータブルDVD-ROMドライブのセット販売も有効だろう。
2.Windows 7 のアクティベーション機構があるおかげで、メディア自体の複製はマイクロソフトの収益を脅かさなくなった。
3.8GBくらいのメディアにして、Windows Ready Boost機能と併用すれば、Windows 7 を導入するだけで、さらにパソコンが強化されたような動きを演出することができる。
4.メディア自体のコストは若干高価になる (8GB品だと、1,000円くらいのコストだが、DVDだと 100円以下だろう) かもしれないが、コスト分をそのまま価格に反映してもいいのではないか。
あるいは、Ultimateや、Home Premium などのパッケージにのみ限定で発売する方法もあるかもしれない。
(参考)
・Windows 7 Home Premium(コンシューマー向け)
・Windows 7 Professional(中小企業向け)
・Windows 7 Enterprise(Software Assuranceプログラム採用企業向け)
・Windows 7 Home Basic(新興国市場向け)
・Windows 7 Starter(一部のOEM向け)
・Windows 7 Ultimate(“すべてを望む”ユーザー向け)
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