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せれすな日記

時々綴る、日々の記録 

君はだれ?

2007年01月21日 | 鳥ウォッチング

朝、家の裏の池を眺めていた夫が「なんじゃありゃ?」とつぶやきました。

私も横で双眼鏡を覗いて見ると、そこには普段見かけないタイプの鳥がいました。

あの筋肉の発達した足、明らかに猛禽類なのは分かります。

でも名前が分かりません。日頃あまり目にしたことが無いので、図鑑を見てもどれも

いまひとつ決め手に欠けるのです。

ハヤブサ? ツミ? ハイタカ? それともまさかオオタカ?

でもオオタカって確か絶滅危惧種だよ。そんなのいるわけないじゃん・・・。

結局、結論は出ませんでした。

ところでなぜ猛禽類がヨシ原を突っついているの?と思ってよく見たら、ヨシの隙間

から獲物らしきものが横たわっているのが見えました。

いつものんびり泳いだり、昼寝したりしているカモが、やられちゃったのかな・・・。

のどかそうに見えるこの池でも、弱肉強食の世界が成り立っているのでした。

写真、ちょっとグロくてごめんなさいね~。

_111 photo by 夫


コサギ何を想う?

2006年12月04日 | 鳥ウォッチング

コサギが身じろぎもせず、木の枝にとまっていました。

余りに動かないものだから、遠目には枝にビニール袋が引っ掛かっているように

見えたほどです。

近付いてみると、時々まばたきはしているので、寝ているわけではないようです。

ただひたすら、前方の一点を見つめていました。

何か、考え事?それとも、瞑想中?

師走に入って、何かと気ぜわしい人間サマを尻目に、

ゆとりと風格さえ感じさせるような、コサギの立ち姿でした。

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photo by 夫


魔法をかけられた鳥

2006年10月27日 | 鳥ウォッチング

まずは写真をご覧ください。こちらはキセキレイです。川原や水辺でよく見かけます。

美しい鳥でしょう?スマートな体にすっと長く伸びた尾、胸から腹にかけての鮮やかなレモンイエロー。

水面にもそのきれいな色が映り込んでいます。

声だって可愛らしいんですよ。ピピン、ピピンと、澄んだ軽やかな鳴き声。

ちょこまかちょこまかと動き回るその身のこなしも、ラブリーです。

おとぎ話で、意地悪な魔女に魔法をかけられて、鳥の姿にさせられたお姫様がいたと

したら、まさしくこんな姿をしているのでは、と思うのです。

この写真は近くの公園で夫が撮りましたが、『うちの池』にも夕方になると現れます。

セキレイという鳥は、夕方仲間同士で水辺に集まって情報交換などをし、集団でねぐら

に移動するのだそうです。

セキレイの仲間で「ハクセキレイ」というのもいます。(文字通り白×グレー、季節によっては白×黒)

こちらの方が体が少し大きく、そして断然数が多いのです。

気も強いのか、哀れ黄色いお姫様は、白いやつらに追いかけ回されたりしています。

『うちの池』は低い場所にあって、谷状になっているので、鳥の声がよく響くのです。

夕方、エコーのかかったピピン、ピピンが聞こえてくると、しばし時を忘れます・・・。

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ダイサギコサギ

2006年10月24日 | 鳥ウォッチング

『うちの池』に、ダイサギとコサギが 1羽づつ来ていました。

ダイサギは名前の通り大きくて(体長90cm)黄色いくちばしに黒い足。そして長~い首。

コサギはこれも名前の通り小さめで(60cm)黒いくちばしに黒い足だけど、足の指(?)だけが黄色。

まるで、黄色い靴下を履いているように見えます。

中間の大きさのチュウサギというのもいるらしいのですが、最近は数が減ってあまり見られないそうです。

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ダイサギ、ほふく前進中       ロクロ首~        ん?あそこに何かいる

雨のあとで、エサが豊富なのか、今日の動きは活発です。

せっかくカメラを構えても、このヒトたちは長い足ですたすたすたと歩いていってしまうので、なかなかフレームに収まってくれません。_033_1_034_038         

コサギ、うしろ姿           ひとやすみ        黄色い足の証拠、撮った!

コサギの黄色い足の証拠写真を撮ろうとしたのですが、水面より上に上がる一瞬なのでなかなか捉えられません。

最後に遠ざかっていくうしろ姿で、何とか1枚!

このヒトたちはお互いニアミスするほど接近しても、何事も無かったかのようにすれ違っていきます。

かといって、仲がいいというわけでもなさそうで、要するに無関心。

お互いエサを探すのに一生懸命で、相手に気づいていないのかもしれません。

  


笑いすぎて腹筋が

2006年10月23日 | 鳥ウォッチング

Amazonで、『とりぱん』というコミックスを購入しました。

北日本に住む作者の身近で起こる出来事、例えば自然の移り変わりや、

自宅に遊びに来るお隣の猫、近所で見られる鳥たちの生活の様子、

そして、庭にやってくる野鳥たちのエサ台の上での攻防戦。

特に、鳥がテーマのところでは、ツボにハマリまくりでした。

鳥を擬人化して、セリフを言わせてるところが、もうたまりません!

実は、私もよくやるのです。庭に来る鳥たちの、セリフの吹き替え。

親をよちよちと追いかける子すずめを見れば、『母ちゃん、腹減ったよ~、エサくれよ~』

メスにちょっかいを出しているオスを見れば、『よう、ネーチャン、ちょっとお茶でも飲まへんか~』

エサを探してとびまわる子を見れば、『あれ~こないだここに、虫おってんけどなぁ~』

池を見つめて、じ~っと固まってる子を見れば、『あ~しんど~。もう疲れたわ~』

・・・すみません、もうこれくらいにしておきます。

とにかくこのコミックスは、笑えました。  あぁ、腹筋が痛い・・・。

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          《お知らせ》

    10/15付の日記に、

    ヤマガラちゃんの動画を

    追加いたしました。

    興味のある方は、

    どうぞご覧ください。