CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

ハスラーTS250のエンジンを約1年ぶりにかける

2010-03-29 22:16:55 | 修理
半年ぐらいかと思っていたが、1年近くたっていた。
保管中は、タンクとキャブのガソリンを抜いておいた。スロットルが
少し重くなっているが、バルブが錆びていなければいいのだが。

とりあえず、プラグを外しCRCの高い方をタップリと吹き込んで一
晩置いた。
2番目のピストンリングまで染みこんで、ピストンから剥がれてくれ
るのをイメージする。
それに、もしかして錆びていた時のために、その錆を柔らかくしてお
きたいからだ。これらは全くの想像でやっていることで、経験で言っ
ている訳ではない。

次の日に今度はオイルを、やはりタップリ吹き込んだ。
さらに混合油を35対1にして、1リットルだけ給油した。
さてこれでやっとキックだ。スイッチは入れずにプラグは抜いたまま
で、30回キックした。
スズキのCCIシステムは、オイルポンプでクランク周りと、吸気ポ
ートと、2箇所にオイルを送っている。
クランクの方は安心だが、シリンダーの方は、ちょっと心配だったも
のだから、念のためにガソリンにもオイルを混ぜて、キックを繰り返
すことにしたのだ。

とにかく、シリンダーをオイルまみれにしたかったのだ。
ここでやっとプラグを入れて、スイッチを入れて、チョークをしっか
り閉めて、おもいっきりキックをした。

やはり予想どうり、かからなかった。多分クランク室がビショビショ
になっているに違いない。
チョークをやめて、スロットルを全開にして5回キックした。
プスッと1回鳴って、止まった。
こうなりゃ占めたものだ、もう一度チョークをしてキック。
みごとに目覚めた。物凄い煙だ、隣の庭まで真っ白になった。

スロットルが重かったのは、やはりバルブだった。
たっぷりオイルがくっついたと見えて、軽くなった。




コメント
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