旧・フレアバーテンダーCATMANの今日の一杯

全日本フレアバーテンダー協会会長の旧ブログです。新ブログはcatman.bar-nemanja.com です。

2013年10月1日の東京観光専門学校フレア・バーテンディング講座!!

2013年10月02日 | フレア・スクール情報

2013年10月1日(火)、東京観光専門学校でのフレア・バーテンディング講座」でした!

夏休み明けの2学年の講座でした!

今回10の生徒さんが、このフレア・バーテンディングの授業を受講されました!

講師は、北條智之(キャットマン)が担当致しました!

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1時間目(90分)は、ミクソロジー・カクテルの勉強でした!

今回は、写真上の「アランビック」と言う渋い小型の銅製蒸留器を交えたカクテル作りでした。

アランビックを使用して、ハーバルなエッセンスや新しい蒸留酒など作ってみました。

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まずは、チンザノ・ロッソを蒸留してみました。

アルコールとチンザノ・ロッソ香成分と水をそれぞれの沸点の違いを利用して、アルコール度数を高めたチンザノ・ロッソを作りました!

生徒の皆さんは、色から想像していなかった透明なチンザノ・ロッソが出てきた事に驚きを隠せない様子でした。

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次に、アランビックのポットにドライ・ベルモットを100ml注ぎ、ガーゼに包んだレモングラスや生姜を入れ、ハーバルでアルコール度数の高いドライ・ベルモットを作りました!

ガーゼの口はハーブが飛び散って、パイプの部分に詰まらない様に紐で縛ります。

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セットしたらアルコールランプに火を付けてポットを温めます。

温め続けて温度が80度ほどになると、ハーバルなドライ・ベルモットがグースネックパイプを通り、冷却槽で冷やされ冷却パイプの排出口からポタポタとお酒が落ちてきます。

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10分ちょっとで50mlくらい落ちてきます。

銅製のアランビックは、銅イオンによる殺菌効果があり、作ったハーバル酒は冷蔵保存すれば1年以上もちます。

出来上がったハーバル・ドライ・ベルモットを使い、ドライ・マティーニを作りました!

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写真上が「ハーバル・ドライ・マティーニ」です!

レモングラスをはじめとするハーブやスパイスが香るマティー二です。

続いて、カクテルを蒸留してみました。

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コニャックとベネディクティンDOMのカクテル「B&B」を蒸留しました。

写真上が度数の強いB&Bで、生徒の皆さんは「ギガB&B」と呼んでいました

「ギガB&Bトニック」は、美味しかったです!

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次にラムとブルー・キュラソー、パイナップル・ジュース、レモン・ジュースの「ブルー・ハワイ」を蒸留酒してみました!

生徒の皆さんは、どんなお酒が出てくるか期待を高めておりました。

結果は写真上の様に、こちらも透明に仕上がります。

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名付けて「クリスタル・ブルー・ハワイ」です!

カクテルも透明な「アメリーカーノ」や「バイオレット・フィズ」など、新しい可能性が開け色々な面白い発想が飛び交いました。

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2時間目(90分)は、2ボトルのエキシビジョン・フレアのルーティンの練習でした。

難易度の高い2イン1ハンドも出来る生徒も増えてきました!

成長が益々楽しみになりました。

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次回の授業は、中村純(ナカッチョ)講師になります!

次回も頑張りましょう!

 


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