2014年6月24日(火)、東京観光専門学校での「フレア・バーテンディング講座」でした!
この日は2学年の講座でした!
今回21名の生徒さんが、このフレア・バーテンディングの授業を受講されました!
講師は、私北條智之(キャットマン)が担当致しました!
1時間目(90分)は、ミクソロジー・カクテルの勉強でした!
今回は"カーボン・シェーカーの取り扱い"でした!
写真上が、カーボネイシング・シェーカー(炭素シェーカー)です。
ハンドヘルド・プレッシュライザー(加圧器)のCO2カートリッジは、16gが基本ですが、専用のケースを被せると8gのカートリッジが使用出来ます。
8gカートリッジの使用の場合は、専用ケースに合わないものもあるので注意です!
シェーカーの部品は、通常のシェーカーに似て、ボディ、ストレーナ、トップみたいな部品に分かれます。
ボディには、氷を入れ、材料を注ぎます。
材料をボディーに注いだら、シェーカーを組み立てます。
組み立てたらトップの赤い穴に、CO2加圧機で、二酸化炭素を写真下の様な角度で入れて行きます。
加圧器により、CO2の量の調整が細かくできるのが、このシェーカーの特徴です。
7~10秒程で、シェーカーの中にCO2がいっぱい入ります。
好みの量のCO2注入後、シェークをします!
シェーク後、トップを回すと"シュ~"っと音が鳴り、加圧状態から減圧になります。
音を立てて炭酸が入リ、写真下の様にカクテルが泡立ちます。
カクテルは、弱発泡性な面白い出来上がります!
写真下は、生徒さんが作るノンアルコールのベリーニ「ベリーニ・ジュニア」です。
ピーチネクターをカーボネイションさせたものです。
私からも幾つかのカクテルを紹介致しました。
写真下は、「クバ・リブレ・ダイキリ(Cuba Livre Daiquiri)」です!
ハバナ・クラブ3年、コカ・コーラ・レデュクション(煮詰めて作ったコーラ・シロップ)、ライム・ジュースにCO2を加えたものです。
ダイキリとクバリ・ブレを融合したカクテルになります。
次の写真下のカクテルは、カクテルバー・ネマニャのシグネチャー・カクテル「ジントニッキー・メルセデス(GIN-TONICY MERCEDES)」です!
レシピは、カルダモン・インフュージョン・ジン、トニック・ウォーター・レデュクション(4倍濃縮の味の濃いトニック・ウオーター)、スイート&サワー・ミックスにCO2を加え、カーボネイシング・シェーカー(炭素シェーカー)で発泡性のあるショート・カクテルに仕上げたものです。
デコレーションには、ドライ・ライムが飾られます。
ライムは、6時間果皮の苦味抜きの作業を行います!
苦味が抜けたら、写真下のディハイドレーターを使い乾燥させて行きます。
デコレーションのドライ・ライムは、苦味を感じずに美味しく頂く事が出来ます。
次は、ジャック・ローズのツイスト・カクテル「ハーバード・ローズ」です。
ジャック・ローズとハーバード・クーラーを融合したカクテルになります。
カルバドス、グレナデン、ライム・ジュース、シュガー・シロップにCO2を加えたものです。
エスプーマをカーボン・シェーカーと同じ様に氷を入れて、シェークしたカクテル作りも行いました。
カクテルの紹介後、生徒の皆さんにもカーボネイト・シェーカーを使いクリエイティブなミクソロジー・カクテルを作って頂きました!
写真上は、ショート・スタイルのギムレット・ハイボール「カーボン・ギムレット」を作る生徒さんです。
2時間目は、フレア・テストの練習でした。
ポア・テストの練習から始まりました。
ポアの練習後、30分フレア・ボトルでルーティーンを作りました。
残りの1時間は、実瓶に液体を入れてエキシビジョン・フレアの練習でした。
3ボトル・カスケードの練習をする生徒も出てきますね!
日に日に楽しみな仕上がりです。
次の授業は、ポアとエキシビジョン・フレアのテストになります。
練習を続けて発表する演技をキープして下さい!
皆さん、合格点を目指して頑張って下さいね!