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オークスの法則

2013-05-19 00:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

SS産駒が初めてクラシックに出走したのは95年。
いきなり皐月賞でジェニュインとタヤスツヨシがワン・ツーを決め、続くオークスではダンスパートナーが勝ち、SS時代の到来を告げた。
だが、その後のオークスでは99年~02年の間に4年連続2着はあるものの未勝利。
様相が一変したのは、馬場改修となった03年。
03年以降の過去10年では、二代目SS系を含めると【7-6-5】(10年は1着同着)と、もはやオークスも他のクラシック同様、SS系を抜きには語れない。
ただし、父SS系で複数回馬券になっているのは、スペシャルウィーク【2-0-0】、ゼンノロブロイ【1-0-1】、そして昨年ワン・ツーを決めたディープインパクトの3頭。
また、血統構成的には【5-3-2】のSS系×ノーザンダンサー系に注目。

父SS系以外で気になるのは、過去5年で【1-0-3】で、目下3年連続で馬券になっているヴァイスリージェント系と【1-1-1】の母父カーリアン。カーリアンと同じニジンスキー系ボールドスキーも2着が1回ある。
また、古くはなるが【2-0-2】のグレイソブリン系と【1-1-0】のリファール系も押さえておきたいところ。

■コース傾向■

計6Rで父SS系が【4-2-4】と、オークスの血統傾向同様の傾向が出ており、父SS系を重視せざるを得ない。
複数回馬券になっているのは、2勝3着1回のゼンノロブロイ、1勝3着1回のディープインパクト、2着1回3着2回の3頭。特にロブロイとディープはオークスでも複数回馬券になっているように、府中の芝2400mの御用達血統といっても過言ではない。
父SS系以外では、2勝3着1回のキングカメハメハ、2着、3着各1回のアドマイヤムーン、2着2回のリファール系、1勝2着1回のストームバード系。

■オークス馬の条件■
水上学によると、「チューリップ賞で敗退か不出走だった桜花賞馬がオークスに出走した年は荒れる」らしい。今年はチューリップ賞3着から本番で巻き返したアユサンが出走するので、この条件に当て嵌まる。
前日最終オッズではデニムアンドルビーが1番人気だが、3.9倍と飛び頃消え頃のオッズが、何やら波乱を予感させる。現に過去10年で1番人気は【3-1-0-6】とまったくアテにならない。
しかし、荒れると思えば堅く、堅いと思えば荒れるのが競馬。
そもそも、この人気の割れ方では上位人気の決着でも美味しい配当が見込まれるので、無理して穴から入る必要はない。
ここはオークスの法則に則り、ダービーへの資金稼ぎでキッチリと仕留めておきたいところ。

オークス馬の条件1~重賞勝利実績
過去10年の勝ち馬11頭(10年は1着同着のため)のうち、重賞勝利実績がなかったのは、06年カワカミプリンセス、07年ローブデコルテ、11年エリンコートの3頭のみ。

<オークス馬の重賞勝利実績>
03年スティルインラブ(2番人気)…桜花賞
04年ダイワルシエーロ(6番人気)…クイーンC
05年シーザリオ(1番人気)…フラワーC
08年トールポピー(4番人気)…阪神JF
09年ブエナビスタ(1番人気)…阪神JF、チューリップ賞、桜花賞
10年アパパネ(1番人気)…阪神JF、桜花賞
10年サンテミリオン(5番人気)…フローラS
12年ジェンティルドンナ(3番人気)…シンザン記念、桜花賞

<今年の該当馬>
メイショウマンボ…フィリーズレビュー
アユサン…桜花賞
デニムアンドルビー…フローラS
サクラプレジール…フラワーC
ローブティサージュ…阪神JF
クラウンロゼ…フェアリーS
クロフネサプライズ…チューリップ賞

オークス馬の条件2~前走上がり3F
04年のダイワルシエーロ以外の10頭すべては、前走上がり3F3着以内。
この条件で、重賞勝利実績のある7頭を一気に絞り込むことができる。

<今年の該当馬>
アユサン…桜花賞1着/2位
デニムアンドルビー…フローラS1着/2位

混戦混戦と言われている今年のオークスだが、「オークス馬の条件」に則れば2頭立て。あとはどちらを引くかの2択問題。

オークス馬の条件3~母父ノーザンダンサー系
直近4年のオークス馬の母父はすべてノーザンダンサー系で、10年のアパパネ以外は父がSS系。

<直近4年のオークス馬の血統構成>
09年ブエナビスタ…スペシャルウィーク×カーリアン(ニジンスキー系)
10年アパパネ…キングカメハメハ×ソルトレイク(ヴァイスリージェント系)
10年サンテミリオン…ゼンノロブロイ×ラストタイクーン(トライマイベスト系)
11年エリンコート…デュランダル×ブルーバード(ストームバード系)
12年ジェンティルドンナ…ディープインパクト×バートリニ(ダンチヒ系)

そして実は、上記の母父はリファールやサドラーズウェルズなどの欧州型とは異なるバリバリのアメリカンダート血統という共通点があることは、あまり知られていない。(サンテミリオンの母父ラストタイクーンはアイルランド産だが、その父トライマイベストはアメリカ産。)なかにはアメリカ産だが、走ったのはヨーロッパの馬もいるが、アメリカンダート血統を受け継いでいることは確か。
そして、もっと言えば09年2着レッドディザイア(母父ニジンスキー系カーリアン)、10年3着アグネスワルツ(母父ウッドマン系ヘクタープロテクター)、11年2着ピュアブリーゼ(母父ヌレイエフ系パントレセレブレ)、12年2着ヴィルシーナ(母父ミスプロ系マキャヴェリアン)、同3着ホエールキャプチャ(母父ヴァイスリージェント系クロフネ)と、2着馬と3着馬の母父もまたアメリカ血統なのである。
ちなみに09年3着のジェルミナルの母父ダブルベッドはフランス産だが、その父ビーマイゲストはアメリカ産。
これで決まった。

◎4アユサン…ディープインパクト×ストームキャット
デニムアンドルビーも母父がキンカメなので、アメリカ血統となるが、4年連続で1着になっている母父ノーザンダンサー系のアユサンを上に取る。しかも、アユサンの血統構成はオークスと同じ府中の芝2400mの青葉賞を勝ったヒラボクディープと同じ。
桜花賞の時計が未勝利戦を0.3秒しか上回らないと、レベルが低いようなことを言われているが、なんてったって桜花賞馬であることには変わりはない。バカにされた桜花賞馬が愚かな人間どもの鼻をあかすのは、オークスではよくあること。

△5デニムアンドルビー…ディープインパクト×キングカメハメハ
アテにならない1番人気ならば、押さえはするが本線勝負となると躊躇する。
ここは、「オークス2着馬の条件」に則り、相手探し。

過去10年のオークス2着馬9頭すべてに重賞3着以内の実績があり、前走の上がり3F3位以内の馬が6頭いる。そして、前走は着順不問で桜花賞組(7頭)とフローラS組(2頭)に二分される。
該当馬はレッドオーヴァル、プリンセスジャック、エバーブロッサム、ブリュネット、スイートサルサの5頭。

☆2ブリュネット…ダイワメジャー×ジャイアンツコーズウェイ
母父はストームバード系なので、血統構成的にはSS系×ストームバード系となり、アユサンと同じ。

☆14プリンセスジャック…ダイワメジャー×アフリート
血統うんぬんよりも、牝馬のG1には異常に強い福永に一票。

△16クロフネサプライズ…クロフネ×トニービン
3年連続で馬券になっているヴァイスリージェント系のクロフネを父に持つなら、押さえておくに越したことはない。






平安Sの法則【結果】

2013-05-19 00:00:00 | 京都の法則
■血統傾向更新■

今年から距離が1800mから1900mに変更となり、開催時期も1回京都から3回京都に変更となった平安S。
100mの距離延長に一体何の意味があるのか?
かつては、内枠に入った前走好成績の馬を買っていれば当たった、正月の京都のお年玉レースだったのに…
ただ、今年の結果を見る限りでは、かつての法則は使えそう。

1着1枠1番ニホンピロアワーズ(1番人気)…前走アンタレスS2着
2着4枠7番ナイスミーチュー(8番人気)…前走アンタレスS5着
3着3枠6番ナムラタイタン(5番人気)…前走ブリリアントS4着
4着1枠2番アメリカンウィナー(12番人気)…前走総武S1着
5着3枠5番ハタノヴァンクール(3番人気)…前走ダイオライト記念2着

■コース傾向更新■

目立つのは父、母父合計で【2-1-1】のリファール系(ホワイトマズルが2勝)と【1-1-1】のBT。

=おしまい=