新潟は、大賞典ではなく芝1000mがお勧め↓
↓
☆新潟シバセンの法則☆
1.妙味はなくてもバクシンオー
2.ミスプロ系&ダート寄りのヘイロー系(ジェリーズヘイロー、エイシンサンディ)
3.外枠有利とは言い切れない。
☆新潟10R飛竜特別☆
◎3チェリーフォレスト…父バクシンオー産駒
穴①アーステンマリー…父スクワトールスクワート(ミスプロ系コンキスタドールシエロ・ライン)
穴④ペレ…父スェプトオーヴァーボード(ミスプロ系フォーティナイナ・ライン)
以下、血統傾向より
穴⑥キングエルドラド…父Yes It’s True(ナスルーラ系ボールドルーラー・ライン)
穴⑧バロンハーバー…父ボストンハーバー(同上)
穴⑪ライトグローリー…父カリスタグローリー(ナスルーラ系ネヴァーベンド・ライン)
ちょっと無理筋っぽいので、勝負は③の単・複を。
=おしまい=

☆新潟シバセンの法則☆
1.妙味はなくてもバクシンオー
2.ミスプロ系&ダート寄りのヘイロー系(ジェリーズヘイロー、エイシンサンディ)
3.外枠有利とは言い切れない。
☆新潟10R飛竜特別☆
◎3チェリーフォレスト…父バクシンオー産駒
穴①アーステンマリー…父スクワトールスクワート(ミスプロ系コンキスタドールシエロ・ライン)
穴④ペレ…父スェプトオーヴァーボード(ミスプロ系フォーティナイナ・ライン)
以下、血統傾向より
穴⑥キングエルドラド…父Yes It’s True(ナスルーラ系ボールドルーラー・ライン)
穴⑧バロンハーバー…父ボストンハーバー(同上)
穴⑪ライトグローリー…父カリスタグローリー(ナスルーラ系ネヴァーベンド・ライン)
ちょっと無理筋っぽいので、勝負は③の単・複を。
=おしまい=
新潟芝外回りコースとダートコースの法則はイマイチでしたが、今度こそは大丈夫のはず。
こちら↓
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「新潟直線1000mはダート系種牡馬」
「 唯一の直線競馬コース。
「外枠有利」というのが定説になりつつありますが、07年夏開催では、内目から外へ出てくる馬が急に増加し、そのぶん、外枠の馬がゴチャついて不利を受けるシーンが目立ち、決して外枠有利とはいえなくなっていました。もちろん、外目を通った馬が好走しているのですが、それがイコール外枠を引いた馬にはなっていない、ということです。
テンのダッシュが良くて、スピードを持続させたまま一気に走り切る能力があれば、枠はさほど関係なくなっている・・・・・といのが現在の印象。
この能力を内包しているのが「ダート血統」なのです。
その馬にダート実績があるかどうかは関係なく、血統的にダート向きかどうかということを意味しています。
当初、このコースで好走する種牡馬として知れ渡ったサクラバクシンオー産駒は過剰人気で妙味がなく、狙うべきはミスプロ系種牡馬、あるいはヘイロー系のダート寄りであるエイシンサンディやジョリーズヘイローなどが面白いと思います。」
早速、昨年1回開催と今開催のシバセンの傾向をまとめて調べてみた↓

<08年>
■サクラバクシンオー:0-1-1
■ミスプロ系:0-1-0
<07年>
■サクラバクシンオー:3-2-2
■ミスプロ系:0-2-1
ヘイロー系はいない。
いくら妙味がなくても、サクラバクシンオーは押さえておく方が無難のようだ。
美味しいのはミスプロ系らしいけれど、1回開催では1勝もしていないが、水上氏は「夏開催」と断っているので、気にしなくていいかもしれない。
=おしまい=
こちら↓
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「新潟直線1000mはダート系種牡馬」
「 唯一の直線競馬コース。
「外枠有利」というのが定説になりつつありますが、07年夏開催では、内目から外へ出てくる馬が急に増加し、そのぶん、外枠の馬がゴチャついて不利を受けるシーンが目立ち、決して外枠有利とはいえなくなっていました。もちろん、外目を通った馬が好走しているのですが、それがイコール外枠を引いた馬にはなっていない、ということです。
テンのダッシュが良くて、スピードを持続させたまま一気に走り切る能力があれば、枠はさほど関係なくなっている・・・・・といのが現在の印象。
この能力を内包しているのが「ダート血統」なのです。
その馬にダート実績があるかどうかは関係なく、血統的にダート向きかどうかということを意味しています。
当初、このコースで好走する種牡馬として知れ渡ったサクラバクシンオー産駒は過剰人気で妙味がなく、狙うべきはミスプロ系種牡馬、あるいはヘイロー系のダート寄りであるエイシンサンディやジョリーズヘイローなどが面白いと思います。」
早速、昨年1回開催と今開催のシバセンの傾向をまとめて調べてみた↓

<08年>
■サクラバクシンオー:0-1-1
■ミスプロ系:0-1-0
<07年>
■サクラバクシンオー:3-2-2
■ミスプロ系:0-2-1
ヘイロー系はいない。
いくら妙味がなくても、サクラバクシンオーは押さえておく方が無難のようだ。
美味しいのはミスプロ系らしいけれど、1回開催では1勝もしていないが、水上氏は「夏開催」と断っているので、気にしなくていいかもしれない。
=おしまい=
前回の☆新潟外回りの法則☆では期待はずれの結果となってしまいましたが、またまたいいのを見つけました。
今度は間違いないと思いますよ↓
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「ローカルダートのアフリート」
「 ダートならところかまわずのアフリート産駒ですが、ときに信頼度が増すのはローカル。
3着以内率では札幌ダートで約35%、福島ダートは30%。
福島ダートでは1700mで強く、4割前後に上がります。
勝率ベースでは新潟ダートで16%、これは他の場に比べて跳び抜けています。
また芝の場合は、洋芝ならこなすこともあります。
元来、ゴールデンジャックやプリモディーネのように、日本では当初、芝の種牡馬という見方もあったくらいです。」
おおおっ!そんなに飛び抜けているのか?アフリートは!
お金が落ちているのは府中と京都だけではなかった。
前回、新潟芝外回りにはお金は落ちていなかったが、新潟の砂場に「アフリート」という名のお金が埋まっている!
ということで、お金には全く目がないので早速調べてみた↓

・・・・・1頭も居ないんですけど???
まあ、まだ開幕週だけの傾向なので、これだけで決め付けてはいけないのかもしれない。
でも、どうしても裏を取りたくて、昨年の1回新潟開催のダートコースの傾向を調べてみた↓
表を作成するまでもなかった・・・・・・
昨年の1回新潟のダート戦は1200m18R、ダート1800m20Rの合計38R。
うち、アフリートは1勝のみ・・・・
ちなみに母父アフリートでも1勝。
なんて、飛び抜けて、成績が悪いんだ!!
世の中そうは甘くない。
でも、これじゃあ、またしても骨折り損のナントカなので、アフリートと同系であるミスプロの成績を調べてみた。
<07年1回新潟ダートコースにおける父ミスプロ系の成績>
■ダ1200m:7-3-5(全18R)
■ダ1800m:6-2-3(全20R)
ミスプロ系の出走頭数が分からないので勝率ウンヌンは言えないが、単純に考えるならダ1200でもダ1800mでも、3Rに1回はミスプロ系が勝つことになる。
なんだかハッキリしないデータだ。
で、今度は、アフリート以外の種牡馬のバイアスが出ているんじゃないの?と思って、ライン別に数えてみた↓
■ダ1200m
<シーキングザゴールド・ライン>
マイネルラヴ:1-0-0
<ゴーンウェスト・ライン>
ゴーンウェスト:0-1-0
グランドスラム:1-0-0
<ウッドマン・ライン>
ウッドマン:0-0-1
ヘクタープロテクター:1-0-0
ティンバーカントリー:0-0-1
以下、自身がライン長↓
フォーティーナイナー:1-1-3
ジェットアラウンド:1-0-0
アフリート:1-0-0
シャンハイ:1-0-0
特段、目立ったラインはないが、強いて言うなら、ゴーンウェスト、フォーティーナイナー、ウッドマン。
■ダ1800m
<シーキングザゴールド>
マイネルラヴ:1-0-1
<ウッドマン・ライン>
ティンバーカントリー:0-1-1
<フォーティーナイナー・ライン>
エンドスウィープ:1-0-0
<ミスワキ・ライン>
ミシル:0-1-0
以下、自身がライン長↓
スキャターザゴールド:3-0-0キンググローリアス:1-0-0
スキャン:0-1-0
目立つのはスキャターザGの3勝。ダ1800mのミスプロ系勝ち数の半分を叩き出している。
しかも、この3勝は全て異なる馬によるもの。これはいいかもしれん。
でも、手間ヒマかけた割には、あんまり、役に立たなさそうなデータだ。
1回開催ではアフリートは全くダメだということは分かったけど、夏以降の開催で活躍するのかもしれないので、ご興味がある方は、ご自分で追っかけてみてはいかがでしょうか?
きっと見つかると思いますよ。
「アフリート」という名の金鉱が。
ダメですか?
ダメそうだなあ。
なぜなら、最近アフリート産駒ってあまり見かけないような・・・。
=おしまい=
今度は間違いないと思いますよ↓
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「ローカルダートのアフリート」
「 ダートならところかまわずのアフリート産駒ですが、ときに信頼度が増すのはローカル。
3着以内率では札幌ダートで約35%、福島ダートは30%。
福島ダートでは1700mで強く、4割前後に上がります。
勝率ベースでは新潟ダートで16%、これは他の場に比べて跳び抜けています。
また芝の場合は、洋芝ならこなすこともあります。
元来、ゴールデンジャックやプリモディーネのように、日本では当初、芝の種牡馬という見方もあったくらいです。」
おおおっ!そんなに飛び抜けているのか?アフリートは!
お金が落ちているのは府中と京都だけではなかった。
前回、新潟芝外回りにはお金は落ちていなかったが、新潟の砂場に「アフリート」という名のお金が埋まっている!
ということで、お金には全く目がないので早速調べてみた↓

・・・・・1頭も居ないんですけど???
まあ、まだ開幕週だけの傾向なので、これだけで決め付けてはいけないのかもしれない。
でも、どうしても裏を取りたくて、昨年の1回新潟開催のダートコースの傾向を調べてみた↓
表を作成するまでもなかった・・・・・・
昨年の1回新潟のダート戦は1200m18R、ダート1800m20Rの合計38R。
うち、アフリートは1勝のみ・・・・
ちなみに母父アフリートでも1勝。
なんて、飛び抜けて、成績が悪いんだ!!
世の中そうは甘くない。
でも、これじゃあ、またしても骨折り損のナントカなので、アフリートと同系であるミスプロの成績を調べてみた。
<07年1回新潟ダートコースにおける父ミスプロ系の成績>
■ダ1200m:7-3-5(全18R)
■ダ1800m:6-2-3(全20R)
ミスプロ系の出走頭数が分からないので勝率ウンヌンは言えないが、単純に考えるならダ1200でもダ1800mでも、3Rに1回はミスプロ系が勝つことになる。
なんだかハッキリしないデータだ。
で、今度は、アフリート以外の種牡馬のバイアスが出ているんじゃないの?と思って、ライン別に数えてみた↓
■ダ1200m
<シーキングザゴールド・ライン>
マイネルラヴ:1-0-0
<ゴーンウェスト・ライン>
ゴーンウェスト:0-1-0
グランドスラム:1-0-0
<ウッドマン・ライン>
ウッドマン:0-0-1
ヘクタープロテクター:1-0-0
ティンバーカントリー:0-0-1
以下、自身がライン長↓
フォーティーナイナー:1-1-3
ジェットアラウンド:1-0-0
アフリート:1-0-0
シャンハイ:1-0-0
特段、目立ったラインはないが、強いて言うなら、ゴーンウェスト、フォーティーナイナー、ウッドマン。
■ダ1800m
<シーキングザゴールド>
マイネルラヴ:1-0-1
<ウッドマン・ライン>
ティンバーカントリー:0-1-1
<フォーティーナイナー・ライン>
エンドスウィープ:1-0-0
<ミスワキ・ライン>
ミシル:0-1-0
以下、自身がライン長↓
スキャターザゴールド:3-0-0キンググローリアス:1-0-0
スキャン:0-1-0
目立つのはスキャターザGの3勝。ダ1800mのミスプロ系勝ち数の半分を叩き出している。
しかも、この3勝は全て異なる馬によるもの。これはいいかもしれん。
でも、手間ヒマかけた割には、あんまり、役に立たなさそうなデータだ。
1回開催ではアフリートは全くダメだということは分かったけど、夏以降の開催で活躍するのかもしれないので、ご興味がある方は、ご自分で追っかけてみてはいかがでしょうか?
きっと見つかると思いますよ。
「アフリート」という名の金鉱が。
ダメですか?
ダメそうだなあ。
なぜなら、最近アフリート産駒ってあまり見かけないような・・・。
=おしまい=
知らなかった。
今週は3重賞だったのか。
府中と京都でお腹一杯だけど、お金は幾らあっても邪魔にはならないので↓

これは珍しい。
SS系は何処へやら。
その代わりにノーザンダンサー系。
■父ノーザンダンサー系:3-4-0
■ノーザンテーストが母父で1勝、父で2着2回
■昨年、フレンチデピュティがワン・ツー
フレンチって2000mも走るのか。マイルまでじゃないのか?
ジュピタは例外として。
あとは、
■ロベルト系が2勝
■グレイソブリン系トニービンが母父で2勝、タマモクロスが3着1回
基本方針はSS系軽視!
これでいい。
というか、これがシロウトの限界だ。
あとはプロに任せよう。
まあ、無理して新潟までお金を拾いに行くことはない。
府中と京都で充分だ。
お金もご飯も腹八分くらいが丁度いい。
「知足」―人間、足るを知るべし。
=つづく=
今週は3重賞だったのか。
府中と京都でお腹一杯だけど、お金は幾らあっても邪魔にはならないので↓

これは珍しい。
SS系は何処へやら。
その代わりにノーザンダンサー系。
■父ノーザンダンサー系:3-4-0
■ノーザンテーストが母父で1勝、父で2着2回
■昨年、フレンチデピュティがワン・ツー
フレンチって2000mも走るのか。マイルまでじゃないのか?
ジュピタは例外として。
あとは、
■ロベルト系が2勝
■グレイソブリン系トニービンが母父で2勝、タマモクロスが3着1回
基本方針はSS系軽視!
これでいい。
というか、これがシロウトの限界だ。
あとはプロに任せよう。
まあ、無理して新潟までお金を拾いに行くことはない。
府中と京都で充分だ。
お金もご飯も腹八分くらいが丁度いい。
「知足」―人間、足るを知るべし。
=つづく=
Nカップと京都新聞杯の予想が完璧に仕上がったので、あとは出走馬が確定するのを待つばかり。
手持ち無沙汰なので、新潟大賞典のヒントを探そうと例の本を見ていると、いいのがありました。
新潟大賞典についてではないけれど、これはお金を拾うのに凄く役に立つと思いますよ。
ダメですか?
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「新潟芝の外回りコースはコレ!」
「 直線が600m以上もある新潟外回りの芝は、スローペースからの上がり3ハロン勝負になるのが必定です。こうした展開で活躍していたのは、07年を見るにタニノギムレット、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク産駒が御三家的存在となっていました。
ただ、タニノギムレット産駒は外回りに限ったことではなくて、新潟の芝中距離では内回りでも活躍。つまり、平坦コースの野芝が向いているのでしょう。元々、こうしたローカルの野芝コースは、グレイソブリン系が得意としていたので、タニノギムレットの母父クリスタルパレス(グレイソブリン系、秋天馬プレクラスニーの父)の要素が強く出ているのかもしれません。一瞬の内に好位から先頭付近へ踊りだして、そこから粘るレースが多く、瞬発力に秀でたレースができることがプラスに作用したのだと思います。
一方、スペシャルウィークとダンスインザダークは、ともにサンデー×ニジンスキー系という配合からか、脚の使いどころまでよく似ていて、長い直線をジワジワ加速して追い上げてくる感じです。上がり3Fは同じ33秒台だとしても、タニノギムレット産駒とスペシャル、ダンスの産駒とは、その内容が違っています。これは先ほど、瞬発力と持続力について書いた説明の通りです。」
直線600mの新潟外回りコースはこちら↓

コース図出展:「競馬ラボ~コースまる裸」
ということで、本当にタニギム、ダンス、スペシャルは新潟外回りの御三家なのか?
先週行なわれた新潟芝外回り全コースの傾向を調べてみた↓

ダンスインザダークが2-0-1。
これで御三家とは、驚いた。
ならば、マンハッタンカフェの1-1-0はどうなるんだ???
でも、開幕週だけのデータなので、こんなもんなのかもしれない。
で、疑り深い私は昨年の1回新潟開催も調べておいた↓

全28R中
SS系合計:18-11-10
恐るべしSS系!
<内訳>
ダンスインザダーク:5-3-2
スペシャルウィーク:1-2-0
ステイゴールド:2-1-0
アドマイヤベガ:1-0-3
アグネスタキオン:1-0-1
マーベラスサンデー:1-0-1
以下省略
で、タニギムは0-3-0…
ということで、
御三家で 威張れるのは ダンスだけ!
今年はどうなるのか?
興味のある方はご自分で追っかけてみてください。
あしからず。
<おまけ>
おまけとして、文中に出てきた「野芝」についても同書から引用させて頂く。
● 野芝で活躍する「昭和の血」
「 (前略)
野芝というのは、暑さに強く、寒さに弱い。質は堅めで、スピードは出やすくなります。洋芝はその逆です。
野芝だけで行なわれ開催というのは少なくて、年間で夏の新潟と小倉、秋口の中山と阪神開催だけです。
(後略)」
水上氏は「夏の新潟」と書いてありますが、今開催の新潟も野芝での開催です。
こちら↓

背タケは9cm~11cm
ついでに、東京開催の芝はこちら↓

背の高い方が洋芝(12~18cm)で、低いのが野芝(6cm~9cm)。
【芝状態出展:JRAホームページ】
=おしまい=
手持ち無沙汰なので、新潟大賞典のヒントを探そうと例の本を見ていると、いいのがありました。
新潟大賞典についてではないけれど、これはお金を拾うのに凄く役に立つと思いますよ。
ダメですか?
水上学著『素人でも儲かる!「血統」驚きの法則』より引用。
「新潟芝の外回りコースはコレ!」
「 直線が600m以上もある新潟外回りの芝は、スローペースからの上がり3ハロン勝負になるのが必定です。こうした展開で活躍していたのは、07年を見るにタニノギムレット、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク産駒が御三家的存在となっていました。
ただ、タニノギムレット産駒は外回りに限ったことではなくて、新潟の芝中距離では内回りでも活躍。つまり、平坦コースの野芝が向いているのでしょう。元々、こうしたローカルの野芝コースは、グレイソブリン系が得意としていたので、タニノギムレットの母父クリスタルパレス(グレイソブリン系、秋天馬プレクラスニーの父)の要素が強く出ているのかもしれません。一瞬の内に好位から先頭付近へ踊りだして、そこから粘るレースが多く、瞬発力に秀でたレースができることがプラスに作用したのだと思います。
一方、スペシャルウィークとダンスインザダークは、ともにサンデー×ニジンスキー系という配合からか、脚の使いどころまでよく似ていて、長い直線をジワジワ加速して追い上げてくる感じです。上がり3Fは同じ33秒台だとしても、タニノギムレット産駒とスペシャル、ダンスの産駒とは、その内容が違っています。これは先ほど、瞬発力と持続力について書いた説明の通りです。」
直線600mの新潟外回りコースはこちら↓

コース図出展:「競馬ラボ~コースまる裸」
ということで、本当にタニギム、ダンス、スペシャルは新潟外回りの御三家なのか?
先週行なわれた新潟芝外回り全コースの傾向を調べてみた↓

ダンスインザダークが2-0-1。
これで御三家とは、驚いた。
ならば、マンハッタンカフェの1-1-0はどうなるんだ???
でも、開幕週だけのデータなので、こんなもんなのかもしれない。
で、疑り深い私は昨年の1回新潟開催も調べておいた↓

全28R中
SS系合計:18-11-10
恐るべしSS系!
<内訳>
ダンスインザダーク:5-3-2
スペシャルウィーク:1-2-0
ステイゴールド:2-1-0
アドマイヤベガ:1-0-3
アグネスタキオン:1-0-1
マーベラスサンデー:1-0-1
以下省略
で、タニギムは0-3-0…
ということで、
御三家で 威張れるのは ダンスだけ!
今年はどうなるのか?
興味のある方はご自分で追っかけてみてください。
あしからず。
<おまけ>
おまけとして、文中に出てきた「野芝」についても同書から引用させて頂く。
● 野芝で活躍する「昭和の血」
「 (前略)
野芝というのは、暑さに強く、寒さに弱い。質は堅めで、スピードは出やすくなります。洋芝はその逆です。
野芝だけで行なわれ開催というのは少なくて、年間で夏の新潟と小倉、秋口の中山と阪神開催だけです。
(後略)」
水上氏は「夏の新潟」と書いてありますが、今開催の新潟も野芝での開催です。
こちら↓

背タケは9cm~11cm
ついでに、東京開催の芝はこちら↓

背の高い方が洋芝(12~18cm)で、低いのが野芝(6cm~9cm)。
【芝状態出展:JRAホームページ】
=おしまい=