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京都記念の法則

2018-02-10 00:00:00 | 京都の法則
■G1馬■
昨年の皐月賞馬、ダービー馬、秋華賞馬、エリ女馬と4頭のG1馬が顔を揃え、いつになく豪華な顔ぶれとなった今年の京都記念。94年以降の過去24年のG1馬の成績は【6-6-7-17/36】で、勝率17%、連対率33%、53%。G1馬が出走したのは過去24年で11年の1回のみで、その時の成績は、なんと4頭とも馬券圏外だった。

<11年出走のG1馬の成績>
04着ダノンシャンティ(3番人気)
06着ビッグウィーク(6番人気)
07着オウケンブルースリ(4番人気)
10着シャドウゲイト(10番人気)

まさか今年も、全頭が馬券圏外に飛ぶとは考えられないが、何があってもおかしくないのが競馬。今年のG1馬4頭はいずれも最強世代と呼び名の高い明け4歳馬。現にダービ馬・レイデオロはJCで2着になり、モズカッチャンはオークス2着、秋華賞3着と惜しくも3歳G1には手が届かなかったが、エリザベス女王杯ではその鬱憤を晴らすかのように古馬を蹴散らし、見事に栄冠を手にした。
この2頭に限らず、4歳馬の快進撃は年が明けても止まらない。年明けの中山金杯で、いきなりセダブリタンテスとウインブライトがワン・ツーを決め、先週の東京新聞杯ではリスグラシュー、サトノアレス、ダイワキャグニーが1着~3着を独占。

<今年の古馬重賞で馬券になった4歳馬>
中山金杯1着セダブリランテス(1番人気)
中山金杯2着ウインブライト(2番人気)
京都金杯3着レッドアンシェル(1番人気)
AJCC1着ダンビュライト(2番人気)
AJCC2着ミッキースワロー(1番人気)
根岸S2着サンライズノヴァ(1番人気)
東京新聞杯1着リスグラシュー(3番人気)
東京新聞杯2着サトノアレス(5番人気)
東京新聞杯3着ダイワキャグニー(2番人気)

こうやって書き出してみると、馬券になった4歳馬は須らく上位人気に推されている事が分かる。ファンの方の慧眼には感服するばかり。どうやら今年は、4歳のG1馬には逆らわない方がよさそうだ。

■牝馬■
今年はG1馬の牝馬2頭を含めて、計4頭が出走予定の牝馬だが、94年以降の過去24年の牝馬の成績は【2-4-0-26/32】で、勝率8%、連対率と複勝率が23%。これをG1馬に限定すると、【1-1-0-6/8】となり、勝率13%、連対率と複勝率が25%になり若干ながら上がるのだが、馬券になったのは2頭しかおらず、信じきって勝負できる信頼度には至らない。

<牝馬のG1馬の成績>
95年4着チョウカリキャロル(2番人気)・・・94年オークス
96年2着ダンスパートナー(2番人気)・・・95年オークス
08年6着ウオッカ(2番人気)・・・06年阪神JF、07年ダービー
09年4着カワカミプリンセス(2番人気)・・・06年オークス、秋華賞
10年1着ブエナビスタ(1番人気)・・・08年阪神JF/09年桜花賞、オークス
13年7着ジョワドヴィーヴル(7番人気)・・・11年阪神JF
14年6着ジェンティルドンナ(1番人気)・・・12年牝馬三冠、13年JC
15年5着ハープスター(1番人気)・・・14年桜花賞

馬券になった2頭は、いずれもオークス馬というのが共通点だが、他のオークス馬はいずれも馬券圏外に飛んでいる。ましてや、64年ぶりにオークスと同じコースのダービーを制したウオッカ、そして牝馬三冠、JC連覇、ドバイWC勝ちのあるジェンティルドンナさえも、馬券圏外に飛んでいるのだ。確かに、年によって相手関係の違いはあるが、総じて冬場の牝馬は仕上がっていない場合が多いことを忘れてはならない。

■人気■


<人気別成績>


<人気別着度数グラフ>

過去24年で1番人気は【10-4-2-8/24】で、勝率42%、連対率58%、複勝率67%ならば、信じきる訳にはいかないがバッサリと切るのも怖い。ただ、このデータのうちの殆んどが94年~12年までの19年間でのものということを忘れてはならない。同期間の成績は【10-4-1-4/19】に対し、13年以降の過去5年では【0-0-1-4/5】。直近5年で馬券になったのは昨年3着のマカヒキのみである。
今年の1番人気は、おそらくレイデオロ。鞍上はルメールからバルジューにスイッチしたが、テン乗りの不安は拭えない。何でもかんでも外国人だったら良いというものではなかろうと思うのだが。
レイデオロを買うか買わないかは、単勝オッズ次第かもしれない。と言うのも、過去24年で馬券になった1番人気の馬のうち、実に単勝2.4倍以下が【9-4-2-3/18】に対し、2.5倍以上が【1-0-0-5/6】と明暗がハッキリとしている。単勝2.5倍以上で馬券になったのは、08年1着のアドマイヤオーラ(単勝3.3倍)のみである。レイデオロの単勝オッズが2.5倍を切るのか切らないのか。まずは勝負の別れ道。

■血統傾向■

13年以降の過去5年でのリピーターは、16年、17年連覇のサトノクラウンと13年1着、14年2着のトーセンラーの2頭。
そのトーセンラーの父ディープインパクトが【1-4-2】。他にダブっているのは、【1-1-0】のキングカメハメハ、母父ストームキャット【0-0-2】、リファール系【0-1-1】。

<該当馬>
05モズカッチャン・・・母父キングカメハメハ
06レイデオロ・・・父キングカメハメハ
09ミッキーロケット・・・父キングカメハメハ
10アルアイン・・・父ディープインパクト

■コース傾向■

1回開催から先々週までの計4鞍分のコース傾向。
父SS系は【2-2-2】だが、ダブっている血統はいない。キングマンボ系が【1-2-1】だが、1月28日の2着馬はワークフォース×キングカメハメハというキングマンボ系のクロスを持つ馬。まさか、実際にこのような配合が出てくるとは、ダビスタ世代の当方としては隔世の感が強い。
あとは、【2-0-1】のヴァイスリージェント系と【1-1-0】のハービンジャー×スペシャルウィーク。但し、後者はノストラダムスという未勝利馬1頭によるもので、お気付きの方も多いかと思うが、この配合は実はディアドラと同じ。予言者ノスタラダムスの名前を付けられた馬が2回も馬券になっている。果たして、これはコース傾向のお告げなのか?それとも罠なのか?

◎03ディアドラ・・・ハービンジャー×スペシャルウィーク
鞍上が福永というのが気にはなるが、ノストラダムスの予言に乗ってみる。

○05モズカッチャン・・・ハービンジャー×キングカメハメハ
性別データや人気データからは馬券圏外に消える可能性も十分にある今年のG1馬だが、いずれも血統傾向とコース傾向には合致していて、やはり無視はできない。中でも、父も母父もコース傾向にドンピシャの本馬が相手本線。


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