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紫苑Sの法則

2020-09-08 18:00:00 | 牝馬の法則
■人気■

*G3に昇格すると同時に3着までに秋華賞優先出走権が与えられることになった16年以降の過去4年(以下同)。

1番人気は今のところ毎年馬券になっており、複勝率は100%。

■前走■

前走オークス組が6頭馬券になっているが、【1-2-3】と勝ちあぐねている印象。
前走1000万下(現2勝クラス)が【1-1-1】、前走500万下(現1勝クラス)が【1-1-0】と、前走条件組にも大いにチャンスはある。要は、春のクラシック出走馬と夏に成長曲線を描いた馬の見極めがポイントとなるレース。現に16年2着ヴィヴロス、17年1着ディアドラは前走条件戦を勝ってからの参戦で、ここをステップに秋華賞を制した。

■血統傾向■

ディープインパクトが【1-2-1】、ハービンジャーが2勝、そして昨年はルーラーシップ産駒が1着、2着。父系はこの3頭が主役だが、注目したいのは直近2年の母父。
母父クロフネが目下2連勝中で、同ストームバード系が2年連続馬券対象、そして18年3着のランドネの母父はエーピーインディと、直近2年で馬券になった6頭のうち5頭の母父がアメリカダート血統と、明らかにそれ以前の母父の傾向とは異なってきている。
つまり、最近の紫苑Sではアメリカ型血統の最大の特徴である、スピードの持続力の有無が問われるということ。

★エバーマノ・・・ディープインパクト×スキャットダディ(ストームバード系)
昨年3着のカレンブーケドールの全妹。

★ラヴユーライヴ・・・ディープインパクト×ストームキャット(ストームバード系)
18年2着のマウレアと同じ血統構成で、本馬は18年オークス馬のラヴズオンリーユーの全妹。

★ショウナンハレルヤ・・・キズナ×クロフネ
目下2連勝中の母父クロフネ。父キズナの母父はストームキャットなので、血統傾向に合致する。