セットしておくと、毎日決まった時間に、水槽のポンプを動かしたり、換気扇を回したり、防犯用のライトを点けたりなんてことができてとても便利。
しかぁ~し!(`o´)/ (・ω・ノ)ノ!
一般的に多く売られているものは、タイマー1個で1つの電源しかコントロールできません。
朝、ポンプを動かし、昼、換気扇を回し、夜、ライトを点けるなんてことをするには、タイマーが3つも必要じゃあありませんか!?
タイマー3つで電力も3倍必要って、このエコが叫ばれる時代にいったいなんてことでしょうっ。
そんなわけで、こんなものを作ってみました。
パカパパッパパー♪「繰り返しタイマー分配装置」 ←ドラえもんな感じで。
市販の繰り返しタイマー1個で、3つの家電製品をコントロールすることができるという画期的な一品でありますっ
例えば・・・
月~金の毎日AM7:00~7:30に、目覚まし時計代わりのラジオを鳴らし、
毎週月水金のPM14:00~14:02に、観葉植物に水をやり、
毎晩PM23:00~AM3:00に、防犯用センサーライトを稼働させる。
なんてことが可能になるのですっ。
と言いつつ、原理はとても簡単で、タイマーのON-OFFの回数を物理的にカウントし、何回目のONで、どの電源を入れるかをスイッチングしているだけですけどね(-_-)г
上部にある円筒は、タイマーの電源が入る度に、側面にセットしたネジの間隔だけ回転する仕組みになっています。
円筒の横には、出力のコンセントをON-OFFするためのマイクロスイッチが取りつけてあり、円筒が動いた時、ネジがセットされているところでは、該当のマイクロスイッチが押下され、電源がONとなるわけです。
では、動きを見てやってください。
(ここでは、タイマーで電源をON-OFFする代わりに、スイッチを使って手動でON-OFFしています。)
・電源をON-OFFする度に、円筒が少しずつ回転します。
・円筒にセットしたネジが、マイクロスイッチを押下します。
・押下されたマイクロスイッチに対応した出力のコンセントに、電源が供給されます。
(電源供給とともにネオンランプが点灯します。)
タイマー電源のON-OFFのみで動く仕掛けになっており、装置自体の待機電力はゼロです。省エネ!(`ー´)/
タイマーが切れると同時に出力のコンセントもOFFになるわけですが、次にタイマーがONになったとき、直前に動いていた電化製品の電源が入らないようにする仕組みになっています。エライッ(`_´)b
もちろん、タイマーを介さず、スイッチで強制的にON-OFFもできるようになっていて、スイッチ付きの3個口テーブルタップとしても使えます。便利っ(`。´)v
この装置の構想は高校生の頃に思いついたのですが、当時は設計も甘く技術もありませんでしたので、製作には失敗していました。実際に使うかどうかは別にして、一度は試作しておきたかった作品です。
思えばその頃に、自分の中で製作実現へのタイマーがセットされていたのかもしれません(´_`)ゞナガカッタネェ
オルゴールのようです。
CMで目覚まし時計が鳴ると、目玉焼きや湯沸かしやトースターが動き出すのがありましたが、これを使えば出来そうですね。
RLCさんなら、電子回路だけで製作できてしまいそうですね。
不揮発メモリを使えば、待機中も電力を使わずに済むかもしれません。
今回開発の”円筒ネジ式カムスイッチ”?は、ネジの抜き差しでスイッチングの回数やタイミングをプログラムできますので、まさにからくり人形の動きのコントロールなど、いろいろと応用できると思います。
ボチボチドラムは、これだったんですかー
手動抜き差しスイッチ!
オール電化生活になりそうですネ。
作動音がロボットちっくで、また、カッコヨロス。
そう言えば、昔のロボットものの効果音みたいな音がしますねぇ(^_^;
模型用のギアボックスが、ケースに響いて大きな音になっているようです。
こんなヘンテコリンな装置は、たぶん、かりおかラボでしか見られないある意味貴重な?
ものだと思いますが、きっと後世には”語り継がれない”でしょう(-▽-)г
むーじょ様の作品も楽しみにしています。