じいたんばあたん観察記

祖父母の介護を引き受けて気がつけば四年近くになる、30代女性の随筆。
「病も老いも介護も、幸福と両立する」

待合室にて。

2005-11-16 23:53:29 | きゅうけい
わたしが通っている整形外科の待合室には、
とても大きな水槽がある。

これを眺めるのが、いつも楽しみだ。



今日は、自分の病院めぐり(2件)をしてきた。

一軒目はわりとすぐ終わるのだが、

二軒目は、近所でも評判の整形外科なので、
下手したら「30人待ち」になる。


祖父がデイケアから帰ってくるまでがタイムリミット。
なので結構あわただしいし、そんなしょっちゅうは通えない。


だけど、この水槽を眺めるのが、わたしは大好きだ。

大きい水槽に色々な魚が泳いでいるんだけれど、

良い意味で、成金っぽくなく
しかも携帯のカメラを向けると魚ちゃんたちが恥ずかしがる
そんな「庶民的な水槽」なのだ(笑)





ほら、なんとなくその、地味でしょう?

人手があんまり加わっていないというか、

こんな「浅瀬」なら実際にあるかも…と思わせるような
ごぐ、素朴な水と魚たちと藻の、たわむれ。


昔、水槽で熱帯魚を飼いたがる人を見て
あまりいい趣味ではないなと思ったけれど、

今、この年齢になってみると、

いやー。気持ちが和みます…