第1816話 修了式(小4)

2018年03月24日 07時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

4年生3学期の修了式を終え、

「あ~ 終わった~」

息子が仕事納めの雰囲気を醸し出している。

思わず「お疲れ様でした」と声をかけると、

「ん」と答え、態度だけは重役っぽい。

「で、あゆみ(通知表)はどうだった?」

「ん~」

見ると、凹凸で言うと、凹。

実際のポジションは、その他大勢 平社員か(笑)

 

あゆみの他に「4年生の思い出」文集があった。

これまでなかったものの存在に

改めて2分の1成人式を迎えた節目の年を思う。

息子の作文を探す。 タイトル「十年間の自分へ」

あれ?「題が、十年間の自分へってなっているのに、

この1年の思い出を(かなり短く) 綴ってるだけやん」

突っ込むと、煙たがられた。

ない思い出を無理やりひっぱると、こんな感じになる

典型的な仕上がり(笑)

でも、ママは知っている。

いつも「恥ずかしくない」を旨としているから

目立たぬよう平凡、無難に走る 息子の表現を・・・

 

クラスのお友達の作文を見る。

「十歳の私から十年後の私へ」タイトルもしっかりしている。

女の子の方が長文。得意な模様。

「お元気ですか。僕は、十歳の(フルネーム)です。」

男子の未来へ向けた文章が可愛い。

「今の僕も頑張っているので、十年後の僕も頑張ってください」

癒される。

「最後にお願い。人間関係を大切にしておいてください」

さすが女子、しっかりしている。

息子にも 十年後の僕へ の気持ちを綴ってほしい。

「残り、空いてる原稿用紙に、今からでもいいから

十年後の自分へ メッセージを書いて欲しいんだけど」

私のお願いに、瞬殺の息子。

将来の夢がないとは言っていたが、

いつか彼のやる気スイッチが入ることを心から願う。

 

十年後の私か・・・私も考えようかしら。

今のこの気持ち

忘れてしまうからこそ

大切に綴り、残していきたいと思う。 


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