その他大勢に紛れてしまう「普通」と、
そんな部分があることを知られたくない
「普通じゃない」を行き来する私(人間)。
なんとなく・・・
タイトル「鍵のない夢を見る」気分 で
辻村深月の直木賞受賞作 を手に取って
みたものの・・・
物語は 普通じゃない
(どちらかというと、変)に向かって
人間のおかしさ に目を背けたくなる。
「太陽の坐る場所」(第4315話)、
今作 を読んで
「傲慢と善良」(第3677話~3679話)へと
続く道を(勝手に)感じつつ、読了。
短編集の場合、どの話が好きか
問われてはいないのに 選ぼう
としてしまうタチ。
ラストの「君本家の誘拐」まで
どうしようかな・・・が続いてようやく。
タイトルが、いい。
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