第3407話 猛暑の乗り越え方

2022年08月01日 08時00分00秒 | Weblog

旧暦八月朔日を 八朔(はっさく)と言う。

ちょうど 一か月前、七月一日は、

赤福の朔日餅「竹流し」を食べた。

赤福の餡で特製した水ようかんを

青竹に流し込み、笹の葉で蓋をした

あの清涼感と香りが思い出される。

 

その前日、六月三十日は、

一年のちょうど折り返し地点にあたる。

半年の罪やけがれを払い、

残り半年の無病息災を祈願する神事

夏越祓(なごしのはらえ)が行われ、

「水無月」(和菓子)を食す習わし。

 

目を閉じると思い出す 俵屋吉富 ww

「水無月」(三角形)の上部にある

小豆は 悪魔祓いの意味があり、

下部の外郎(ういろう)は

暑気払いの氷を表している という。

 

目に「涼」を宿し、(甘味で満たされww)

いにしえ人の 夏の乗り越え方に粋を見る。

 

※ 赤福「竹流し」に同封されていた

黄色い七夕用短冊は 夏の栞に・・・

夏越の祓(なごしのはらえ) は 第1016話。


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