第2010話 息子の選択

2018年10月06日 08時00分00秒 | 子育て・「おママごと」

音読が嫌。

それだけの理由で

まさか塾(国語)をやめることになろうとは・・・

 

国語を辞めたいと言い出した背景に、音読。

「走れメロス」

王様は王様風に、メロスとキャラクターをわけ

登場人物になりきって語らねばならない

音読指導が原因。

 

人にはそれぞれ得意、不得意がある。

人前で発表するのが 苦手な息子。

今後 中学・高校で求められる教育だろうけれど、

シャイな息子には馴染まなかった。

 

不得意だからこそ

鍛えるべきかと迷ったが、

みんながみんな、積極性(陽)を求められるのも・・・

今 無理やりに

でなくてもいいだろうと同意。 辞めるに至る。

 

学校の宿題で音読。

「H(お友達の名前)、めっちゃ音読うまいねんで。

みんなからアナウンサーになったらって言われてるねん」

「H君の音読、ママも聞きたいわ」

お友達のいいところを嬉しそうにたたえ、

恥ずかしそうに、

宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読む息子。

 

いつか突然、演劇好きになるかもしれないし。

このまま一生 恥ずかしがりやさんかもしれない。

息子には息子のいいところがあり、

息子の得意とするところをいかせばいい かな。

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