いつもランドセルの中はいつも、ぐっちゃぐちゃ。
筆箱の中の鉛筆が一本、また、一本と姿を消し、
消しゴムは春から何代目だろう、入れたその日になくなる始末。
忘れ物、落し物、失くし物の数知れず。 そして・・・
満を持して ついに検尿当日の朝、提出容器がない という衝撃的現実に出会う。
こんな時、お魚型の醤油入れがあれば・・・
珍しい薄黄の魚? いや、何も魚でなくていい。
どんな形でもお弁当用醤油入れがあれば・・・
都合よく未使用のものがサッと見つかるわけが、ない。
焦りから ペットボトル(空)を洗い始めたが、
さすがに500ミリリットル容器での提出は、母親としての常識を疑われるぞ
と正気に戻る。 第一、提出袋に入らない・・・
そうだ、ラッピング袋!
クッキーやサンドウィッチなどを入れるプリントポリ袋(動物の絵柄)の存在を思い出す。
食べ物を入れる未使用のポリ袋。 これなら。
入れてみる。
止めシール付であったが、プレゼント仕様にするわけにもいかず、
簡素に、だけど、しっかり結ぶ。 どうかこぼれません様に・・・
提出袋になんとか入れる。 いつになく提出袋が隙間なくパンパン。
万一、ポリ袋が破れた場合を考え、提出袋もナイロン袋に入れて完了。
最後は、先生が驚かぬよう連絡帳に事の次第を記し、
息子には圧をかけず、そおっと運ぶよう指示。
無事、先生に受け取ってもらえただろうか・・・
帰宅後、連絡帳をチェックすると、先生の返信コメント。
恐らく検査できるかと思いますが、できなかった場合は連絡させていただきます。
って。 検尿検査で これほど結果が待ち遠しいことはいまだかつて、ない。
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