ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

映画「Star Wars 7」 フォースの覚醒

2015年12月25日 | 映画•映像
題名から分かる通り、久しぶりの今回はハリソン・フォードの最後の登場らしく、渋るドルカスを連れて観に行った。そしてこういう映画は、少々高くても、せっかく映画館、3Dに限る。おかげで私は戦闘シーンで思わず顔を背けて避けてしまったり(; ̄O ̄)、さーすがの迫力。

ハリソンはこれまで何度か見ていたので驚かなかったが、レイア姫は、いきなりオパアちゃんになっていたので、自分の年を忘れてビックリポン。
ストーリーはこれまでと似たり寄ったりで、繋ぎあわせての苦心作?。しかし今回はForce(フォース)というもの、悪だろうと善だろうと、己を無にしてフォースに心を委ねると、急にパワーが全開っていうの、これって、Forceとはキリスト教で言う聖霊と悪霊のことであると考えると、大変わかりやすかった。

このForceの説明をハリソン・フォードが、ダーク・ベーダーになっちゃっている息子に語って行くところが興味深かった。彼は命をかけてそのことを息子に教え諭すのだが、結局は邪悪さに支配されている息子に殺されてしまう。しかしたとえ刺されても、息子に慈愛の手を差し伸べながら転落して行くシーンが美しかった。しかしたとえ死んでも、ちょうど殉教者のごとく、その死がこれから大いに逆転の礎になる、そう思わさせられた。
しかしちょっと注意しなければならないのは、キリスト教的というより、どちらかといえばゾロアスター教の善悪二元論的な面が強いことである。私たちの神はすでに十字架で完全な勝利を取っておられ、危ういシーンは無い。初めから神の勝利は決まっている。
まぁ、単純に活劇を楽しむという、お気楽な娯楽映画の視点でどうぞ。その点は楽しめます。ただし中身はありません。
ケパ


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